ー第80回ー 『ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター』 (感想) | 3110 - 映画研究会

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会長の3110です。

前回の記事が久々にクソな出来だったので、さっさと更新します。

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 

『ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター』 

   

   1997年 30分 監督:砂糖順一

 

  ※画像をお借りしています。

 

  〔あらすじ〕

 野球チームのバトラーズは、あまりの弱さに他のチームからブータレーズと呼ばれていた。

 中でも下手な三太郎は、ついにキャプテンからクビを宣告されてしまう。

 一度でいいからホームランが打ちたかったと、肩を落として帰る途中、三太郎はねずみ男に出会う。

 自由自在にホームランが打てる妖怪バットを手に入れた三太郎はチームに戻り、ねずみ男を監督にした新生バトラーズが誕生。

 それを知った鬼太郎はバットを返すよう説得するが、キャプテンの純はその申し出を断ってしまう。

 そしてバトラーズは、妖怪バットと自分たちの魂をかけて、鬼太郎たちと野球で勝負することに……。

 

     ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ コ コ マ デ!

 

 

いやコ コ マ デ!っていうか……あらすじでほとんど内容書いちゃったよ。

まぁ30分ですし、ネタバレとか一切気にせずにいこうと思います。

 

 

「おばけナイター」というエピソードは、アニメ第1期の第1話、つまり『ゲゲゲの鬼太郎』で初めて映像化した記念すべき話です。

YouTubeで観られます。

 

 

 

1期1話と大まかな流れは一緒ですが、ドラマパートが少し肉付けされ、細かいところをちょっと変更したような内容です。

主な変更点は、

・人間チームが妖怪チームとの試合で妖怪バットを使う

・妖怪チームが反則連発するせいでずっと0-0

・鬼太郎が本気

ってところでしょうか。他にも細かい変更点がたくさんあるので、是非観比べてみてほしいです。

 

 

本作における1期1話との違いで話に大きく関わるのが、三太郎のチームが弱小であること、妖怪チームとの試合が最終盤まで0-0であることだと思います。

 

まず、三太郎のチームが弱小であることについて。

 

これまで負けに負け続けていたチームが、ある日1回表でホームラン連発。99-0でコールド勝ち。

野球に対する姿勢も真面目とは言えなかったチームが、たったひとつの勝利により、努力という過程をすっ飛ばして勝つ喜びを知ってしまいます。

更にはテレビで取り上げられて有名になり、ますます調子に乗っちゃう少年たち。

 

……ぶっちゃけこういう書き方すると、ほとんどの人がオチまで予想できちゃうでしょうが、念のため書きません。

 

 

 

そんなチームのみんなにバットを返すよう説得するも、聞き入れてもらえない鬼太郎。

「俺たちと試合して勝ったらくれてやる」というキャプテンの申し出を受け入れます。

負けたら妖怪バットと魂をもらうって、いや恐ろしや。

 

 

そこでもう一つの、最終盤まで0-0という点。

1期はもうコールドもいいところで、絶対勝てないのが誰の目にも明らかだったのに対し、今回の少年たちは勝てるかもしれないという可能性にしがみつき、死にもの狂いで試合に臨んでいます。

この辺、オチで良い感じにまとめられてよかったと思います。

 

 

テレビ枠と大して変わらないボリュームなんだけど、満足でした。話もまとまってたし。

最近時間もないし目も疲れ気味なので、こういうあっさりした作品はすごく癒しですよ。

教訓というのは大袈裟かもしれませんが、学べることもあると思います。

 

 

あと何がよかったって、猫娘がとにかくかわいかったね。

 

 

 

あ、後ろのぬりかべもかわいいよ。

 

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

4期の声優陣が何気に好きです。

鬼太郎のクールな感じとか、千葉節全開のねずみ男とか。

Amazonプライムで4期が観られるようになるのをまとうと思います。

 

 

続く……青春っていいですね(他人事)