ー第49回ー 『スクリーム』 (感想) | 3110 - 映画研究会

3110 - 映画研究会

映画の紹介、感想、雑談など。ネタバレは控えます。

 会長の3110です。

 私はホラー映画は苦手です。

 初めてちゃんと観たホラー映画は、『仮面ライダー THE NEXT』です。

 おそらく、私がホラー映画苦手になった原因はこの映画です。路線変更しすぎなんだよ! 

 

 それでですね、『スクリーム』を観るにあたって、私のホラー映画経験についてちょっと振り返ってみたのですよ。

 『エイリアン』,『ターミネーター』,『プレデター』など、SFホラーは大好きなんです。

 『ジョーズ』や『クローバーフィールド』みたいなパニックホラーも好きです。

 前からそんな気がしていましたが、私は怖いのが苦手なのではなく、幽霊系が苦手なようです。

 そう考えると、『スクリーム』を観るのに特に抵抗を感じなくなっていた3110なのでした。

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

     『スクリーム』 

  

1996年 111分 監督:ウェス・クレイヴン

 

  ※画像をお借りしています。

 

  〔あらすじ〕

 カリフォルニア州の田舎町で、高校生2人が惨殺される事件が発生。

 被害者の女子生徒、ケイシーに、犯人は電話超しにホラー映画にまつわるクイズを出していた。

 不正解の代償は、恋人と、ケイシーの命。

 

 翌日、この事件のことを聞いたケイシーの同級生、シドニーは、1年前に起こった事件を思い出していた。

 被害者はシドニーの母親。強姦された末に惨殺されたという。

 その夜、ホラー映画に毒された殺人鬼の魔の手がシドニーの元へも……。

 

     ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ コ コ マ デ!

 

 普通に楽しめました。食わず嫌いはよくないね。

 ホラー映画好きにはたまらないオマージュシーンがたくさんあるらしいけど、私はホラー映画好きじゃないのでよくわかりませんでした。なんか、悔しい。

 

 でもまぁ、ホラー映画に限った話じゃないいわゆる「お約束」っていうのが随所に散りばめられていましたね。

 こういう映画観てると、自然と次の展開を予想してしまうんですが、予想通りの展開と予想を裏切る展開のバランスがいいなぁと。

 思わせぶりな演出から、「次はこうくるはずだ」,「いや、その展開はさすがにベタだろ」といろいろ考えながら観るのが面白かったです。

 

 それにしても、ドリュー・バリモア演じるケイシーが超序盤で殺されたのはびっくりしました。

 

 DVDのパッケージでも一番大きく写っているし、てっきり重要人物なのだとばかり……。

 この最序盤こそ、ある意味本作一番のクライマックスかもしれません。

 というのも、本作、どっちかというとサスペンス色の方が強いと思います(本作に限った話じゃないけど)。

 サスペンス面におけるクライマックスが最終盤だとすれば、ホラー面のクライマックスは最序盤と言えるのではないでしょうか。

 

 んでもって、伏線がいっぱいあったね。

 さりげなく「実は伏線でした」ってのより、「あーこれ絶対伏線だわ」っていうのの方が多かった印象です。

 それならそれで「この伏線はどう回収されるんだろう(ㆁωㆁ*)ワクワク」と楽しみがあっていいですね。

 

 最後に生き残ったメンバーも意外でしたね。

 「お前生きとったんか!Σ(゚д゚;)」 地味に伏線回収してしまっているのがまたなんとも。

 

     ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

 

 満足です。今度別のホラー映画も観てみようかしら。

 

 

続く……「いい加減にすレバー?」 この字幕本当にすごいと思う