会長の3110です。
最近の投稿が自分でも引くくらいひどいし、映画の感想や紹介もまともにしてない。
このままでは誰もこのブログに来なくなってしまう!
焦る3110であった。
というわけで、今回はブルース・ウィリスの『ダイ・ハード』シリーズの感想を書きたいと思います。
久しぶりですね。何作かまとめるの。
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
第1作 『ダイ・ハード』
1988年 132分 監督:ジョン・マクティアナン
記念すべき1作目。
ビルという限られた空間の中で、テロリスト集団とたまたま現場にいた刑事、ジョン・マクレーンの戦いを描きます。
文句なしに一番面白かったです。長いのにちっとも飽きない。
ほとんど丸腰。裸足(あとになってピンチの種に)。味方は無線越しの刑事一人。絶望的な状況の中、愚痴を口にしながらマクレーンが暴れ回ります。
とにかく展開が早い。物語がスピーディーで停滞しない。
後半の伏線回収タイムでは、「これって伏線だったのか!」と興奮。
そしてもう一人の主人公、パウエルがすごく魅力的なキャラでした。あと運転手のアーガイルも。このシリーズはマクレーン以外の人物もすごくよく描けてると思います。監督違うけど。
第2作 『ダイ・ハード2』
1990年 120分 監督:レニー・ハーリン
空港で奥さんのホリーと待ち合わせをしていたマクレーンが偶然怪しい連中を見つけ、事件に首を突っ込んでしまう話。
限られた空間で展開するアクション、クリスマス、偶然居合わせたマクレーンなど、前作を踏襲した部分が多く見受けられる2作目。
ただ、前作と共通するところが多い分、シリーズ全体で見ると地味さは拭えない気がします。と言っても、二番目に好きなんですけど。
規模は跳ね上がっており、犠牲者の数はシリーズ最多かと思われます。えぇっ!? ここは助かる場面じゃないの!? と驚きました。
あと不意打ちのグロシーンね。私はちょっと苦手でした。
1作目ほどじゃないけど、本作も『ダイ・ハード』っぽい魅力に溢れていました。やっぱり脇役が素晴らしい。序盤に登場したあいつがまさか終盤で活躍するとは……。
第3作 『ダイ・ハード3』
1995年 130分 監督:ジョン・マクティアナン
ニューヨークで爆弾事件が発生。犯人はマクレーンを指名し、次々と指示を出して振り回す……。
1作目と同じく、マクティアナン監督が登板。しかし、前2作とはガラッと作風が変わった気がします。
まず、これまでは偶然現場に居合わせてしまったマクレーンでしたが、今回は犯人の方から彼を指名します。クリスマスでもないし、限られた空間で話が展開するわけでもありません。
あと、序盤のマクレーンの人を轢き殺さんばかりの運転はいただけない。前作きれいに締めたのにホリーと別居中ってのもなんだかなぁ……。
『ダイ・ハード』っぽさは一番薄い作品かなぁと思います。
話のテンポも少し微妙に感じてしまって、前半はあまり楽しめませんでした。
しかし、中盤以降は伏線が次々と回収されていき、一気にテンポアップ! 前半であまりなかったアクションも、後半増えていい感じ。
そしてやっぱり脇役の素晴らしさ。子供たちを助けるために奔走する刑事,迷いを捨てて一人爆弾と向き合う爆弾処理。このシリーズの主人公はマクレーンだけじゃないね。
第4作 『ダイ・ハード4.0』
2007年 128分 監督:レン・ワイズマン
アナログ刑事ジョン・マクレーンが、デジタルな犯罪に挑む。
どちらかというと『3』に近いテイストの本作。しかしスケールは格段にアップ。
12年ぶりに帰ってきてすっかり渋くなったマクレーン。ホリーとはとうとう離婚。おいおい、シリーズが進むにつれてどんどん夫婦仲悪化しているじゃないか……。
前作でやや不完全燃焼気味だったアクションが、本作はこれでもかというくらい詰め込まれています。車にヘリに爆発しまくり。映像技術の進化も関係しているのでしょう。
前作ではちょっと抑えていた愚痴も復活。以前よりもキレ気味。
ブルース・ウィリス本人によると、1作目と同じくらいいい出来だそうだ。
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
では、私的にシリーズをランキングにしてみましょう。
1位 『ダイ・ハード』
2位 『ダイ・ハード2』
3位 『ダイ・ハード4』
4位 『ダイ・ハード3』
『3』はやっぱり前半がちょっと物足りないかなぁ。
でも全部面白かったです。
『ラスト・デイ』は面白いって言ってる人を見たことないので、格安じゃない限りは買わないと思います。
続く……何気にクリスマス映画トップ10に選ばれた1作目