立ち上がる
わたしには何もない
そんな甘ったれた
思い込みを
超える時期がきた
来てもない未来に怯え
不安に焦り
恵まれ過ぎた環境に
ありがたさも忘れ
謙虚さに欠けていた
今一度噛み締めて味わい
もう一度立ち上がる。
もう一度
今のわたし
最初 意味がわからなかった
またすぐ頭の中は騒ぎ出す
怒りに変わる
その怒りがサインだったのだが
次々と妄想が走り出す
混乱する
いつもならそこで
不安をなんとかしないとと
躍起になっていたが
やめた
ただ自分の中にあった
恐れや不安や怒りが
出てきたに過ぎない
そうして
奥の奥にあった
甘えや強烈な他者との比較
結局のところ
不安なことを
他人に擦りつけていた
環境に他者にあらゆることに
ここを認めることは
抵抗があった
認めると逃げられないから
この事に対面して
不甲斐なさを感じたが
今の甘ったれた現状を
まずはそのままを見ていく
今のわたしをそのまま見て
手を繋げればいい
そしてまた一歩進もう
諦めずに