選挙って、候補者本人だけを見ていればいいのかな。

今回の沖縄県知事選を見ていて、私はむしろ「誰がその候補を猛烈に推しているのか」が気になっている。

古謝氏を推すアカウントや政治家、インフルエンサーをたどっていくと、

デマ、陰謀論、排外主義、マルチ的な商法……

普通なら「いや、それダメだろ」と言われるような発信や活動で注目を集めてきた人たちが、かなり目につく。

そして今、その人たちが一斉に古謝氏を持ち上げ、デニー氏を叩いている。

私は候補者の政策を見るのと同じくらい、
 「どんな人たちが、この候補を勝たせようとしているのか」も重要な判断材料だと思う。

そこ、沖縄のみなさんには一度見てほしい。

 

 

 

 

 

13日の投開票を控えた沖縄県知事選が、「政策対決」よりも「偽動画対決」の様相を呈している。生成AI(人工知能)で作られた中傷動画や偽造ポスターがSNSを通じて急速に拡散し、有権者の判断を惑わせているとの懸念が高まっている。

X(旧Twitter)には、現職の玉城デニー知事とみられる人物が重機にはねられたり、頭から地面に落下したりする場面を収めた動画が相次いで投稿された。実際の事故映像のように見えるが、AIで合成・制作された偽動画だ。

動画は荒唐無稽で奇怪な内容ほど急速に拡散した。一部の投稿は閲覧数が数十万回に達した。真偽が確認される前から、「この人物に沖縄を任せていいのか」といった批判がコメントとともに広がった。

玉城知事を標的にしたネガティブキャンペーンも続いた。「玉城知事が再選されれば沖縄を中国に奪われる」といった根拠のない主張が、動画や投稿の形で拡散した。あるインフルエンサーが投稿した中国脅威論の動画は数百万回表示され、選挙戦を過熱させた。

新人の古謝玄太候補も、AIによる偽情報の標的となった。SNSでは、古謝候補の顔とともに「国益にかなう沖縄をつくる」と記された選挙ポスター風の画像が拡散した。投稿を見た利用者からは、「県民の利益より国益を優先するのか」との批判が出た。

しかし、古謝候補側は、この文言を使ったことはないと明らかにした。日本ファクトチェックセンターが画像を分析した結果、GoogleのAI生成コンテンツ識別技術「SynthID」が検出された。古謝候補陣営が作成した公式の広報物ではないことを意味する。

問題は、画像が削除された後も、すでに拡散した複製画像やスクリーンショットが残り続ける点だ。選挙陣営が「偽物だ」と説明するころには、元の画像を見た人よりも、偽画像だけを記憶している人の方が多くなっている可能性もある。

今回の沖縄県知事選には計6人が立候補しているが、現職の玉城知事と新人の古謝候補による事実上の一騎打ちとなっている。

朝日新聞、沖縄タイムス、QABが9月5~6日に実施した調査では、古謝候補が玉城候補を一歩リードしていることが分かった。古謝候補は自民党支持層の多くを固め、玉城候補は立憲民主党、共産党、社民党の支持層で優勢と分析された。ただ、回答者の約40%が支持候補を明らかにしておらず、終盤まで情勢が変わる可能性も残っている。

 

 

 

虚偽メールに抗議

デニー選対が声明 刑事告訴へ

 

 

 玉城デニー選対事務所は11日、玉城氏本人や同事務所をかたり、虚偽の情報を流す電子メールが県内各所宛てに一斉送信されたとして、抗議声明を発表しました。「県民の利益を著しく損ねる暴挙」だと厳しく批判し、刑事告訴に向けた法的手続きを準備していると明らかにしました。

 声明によると、メールは同日朝に送信されました。「沖縄県」を「琉球県」に改称するとの公約や、玉城氏に投票した人に投票済証明書などの持参を求め、「お礼の品」を渡すという虚偽の内容です。

 選対事務所は、玉城氏本人と事務所は「一切関与しておりません」と明言。記載内容は「すべて事実無根のデマ」と強調。弁護士と協議した上で、公職選挙法の虚偽事項公表罪などに抵触する違法行為だと指摘。発信者情報開示請求を含め、法的対応を準備する方針を示しました。

 声明では、選挙戦でデマや中傷が異常な規模で出回っていると指摘。有権者の投票判断を惑わせる行為を断じて許さないと表明しました。また、「主役は県民です」と訴え、沖縄の未来を決める重要な選挙に水を差す行為を直ちにやめるよう要求。新垣邦男事務総長、山内末子事務局長の連名で発表しました。

 

 

 

デニー知事てい談

前那覇市長 城間幹子さん・ピアニスト 辺土名直子さんと語る

 

 

 

 沖縄県の玉城デニー知事と城間幹子前那覇市長、作編曲家でピアニストの辺土名直子さんが9日、宜野湾市の佐喜眞美術館でユーチューブ企画のてい談を行い、語り合いました。

 城間さんは、自身が「政治の道に入るきっかけをつくったのが翁長雄志さん」だと振り返りました。デニー知事も「すぐに寄り添いたくなりますよね」と城間さんへ親しみを込めて応じ言葉を交わしました。

 対談動画の本編は近日中に、玉城デニー知事の公式ユーチューブやホームページ、SNSなどで発信されます。