牧原法相、旧統一教会側との接点認める 自民や朝日調査には回答なし

 
もし被告人が法廷で話したら検察官から「不合理な弁解だ」と言われることを、法務大臣が国会で言っているのです。唖然。
 
牧原秀樹法務大臣、統一教会と接点を明らかに。教団主催のイベントに3回、関連団体主催のものに34回(本人9回、秘書25回)出席。初出馬した2005年から教団関係者による選挙のボランティア支援を受けていた。石破内閣で教団との接点を認めた閣僚は首相を含め9人目。
 
 

 
 
 牧原秀樹法相が2021年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連の集会に出席していたことがわかった。7日の衆院本会議で、牧原氏が認めた。22年の安倍晋三元首相襲撃の直後に自民党が実施した「点検」や同時期の朝日新聞アンケートで、接点が確認された議員に牧原氏は含まれていなかった。

 代表質問で立憲民主党の吉田晴美氏が、21年6月にさいたま市内で開かれた教団関連のイベントに出席したという報道は事実かと問いただした。

 これに対し、牧原氏は「旧統一教会との関係について調査する中で集会に出席していたことは判明した」と説明。「当時その集会が旧統一教会と関連があると認識していなかった」と述べた。党の調査時点で認識していたかは言及しなかった。

 朝日新聞のまとめでは、石破内閣で教団側との接点を認めた閣僚は、牧原氏で9人目。ただ、自民党の「点検」、朝日新聞のアンケートのいずれでも確認されていなかった接点が明らかになったケースは今回が初めて。(久保田一道)
 
 

【速報】牧原法相が旧統一教会関連団体のイベントに計12回出席 秘書らが出席したケースは25回 閣議後の会見で明らかに

 
牧原秀樹法務大臣「統一教会」答弁を詳しく分析
・教団との関係を調査する中で集会出席が判明した
→自民党等の調査に意図的に回答をしなかった
・2021年の集会当時は、統一教会の集会だと知らなかった
→安倍氏の銃撃後は統一教会の集会だと気づいていた(しかし報告せず)

これ「嘘つき」ですよね?

 
 

 
 
牧原法務大臣は、旧統一教会と関連団体のイベントに、あわせて12回出席していたことを明らかにしました。

牧原大臣は、8日の閣議後の会見で、旧統一教会との関係性について問われ、イベントへの出席状況などを答えました。

牧原法相:
(関連団体のイベントに)議員本人が出席したがあいさつがなかったのが1回。議員本人が出席して挨拶したのが7回。議員本人が出席して講演を行ったのが1回。それから旧統一教会が主催した会合については3回です。

牧原大臣はこのように述べ、旧統一教会主催の行事に3回出席し、関連団体のイベントにも9回出ていたことを明らかにしました。

このほか、牧原大臣はいなかったものの、秘書らが出席したケースが25回確認されたということです。
 
 

石破内閣に早くも「政治とカネ」醜聞! 伊東良孝・地方創生相に政治資金使途隠蔽が発覚

 

 政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏はこう言う。
「支部と後援会は所在地が同じですから、資金を移動する必要があったとは考えづらい。あえて透明度の低い政治団体にカネを流して使途を隠したのだとしたら、裏金づくりを疑われても仕方ない。伊東事務所は説明責任を果たすべきです」

 


 

 やっぱり“身体検査”不足のようだ。
 石破内閣で初入閣した伊東良孝・地方創生相(75)の「政治とカネ」の問題が、日刊ゲンダイの調べで発覚した。政治資金を透明性の高い政治団体から透明性の低い団体に移し、使途を隠蔽した疑いがある。内閣発足からわずか3日で、よりによって石破首相が経済対策の柱として掲げる「地方創生」を担当する閣僚から醜聞が飛び出した。
 

 日刊ゲンダイは、伊東大臣が代表を務める政党支部の政治資金収支報告書(2021、22年分)をチェック。すると、支部は21年12月17日と同23日に計約2000万円を「伊東よしたか後援会」に支出したと記されている。
 

 同年分の「後援会」の収支報告書には、支部から同額を受領した旨の記載がある。ところが、支出に関する詳細の大半が記されていないのだ。
 

 後援会の支出総額は約466万円だが、明記されているのは組織活動費として計上された「食品代」や「ハガキ印刷代」など7件だけで、計約74万円分。残りの約390万円については「その他の支出」などとして処理され、具体的に何に使ったのか全く見えない状態になっている。
 

 この資金処理にはカラクリがある。国会議員が代表を務める支部は原則、「1件1万円超」の使途を収支報告書に明細まで記さなければならない。ところが「その他の政治団体」に当たる後援会は、「1件5万円以上」の「政治活動費」のみが記載義務の対象。光熱水費など「経常経費」は記載不要なのだ。
 

 つまり、伊東氏は使途公開基準が厳格な支部から、基準が緩い後援会に資金を移して使途の大半を隠した疑いがあるというわけ。支部と後援会の事務所の住所は同一だから、わざわざ資金を移動する必要性は乏しい。使途を隠蔽したと思われても仕方ない状態である。
 

■「茂木方式」と批判された手口
 こうした「使途隠蔽」は過去にも問題視されている。自民党の茂木前幹事長が、使途公開基準が厳しい資金管理団体から基準の緩いその他の団体に対し、22年までの10年で約3億2000万円を移動。使途のほとんどが分からない状態になっていた。他にも旧茂木派所属の議員が同じ手口を使っていたことから「茂木方式」と野党の批判を浴び、大炎上したのだった。
 

 伊東事務所に質問状を送り、再三にわたり電話でも見解を求めたが「ちょっと忙しい」「担当者が不在」などとはぐらかされ、締め切りまでに回答はこなかった。
 

 政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏はこう言う。
「支部と後援会は所在地が同じですから、資金を移動する必要があったとは考えづらい。あえて透明度の低い政治団体にカネを流して使途を隠したのだとしたら、裏金づくりを疑われても仕方ない。伊東事務所は説明責任を果たすべきです」
 

 ロクに説明しない人物に、内閣肝いりの地方創生相が務まるのか。石破はよーく考え直した方がいい。
 

■旧石破派もパー券収入隠し 80万円を不記載
 石破茂首相が代表だった派閥「水月会」の政治資金パーティーの収入80万円が不記載だった。4日の朝日新聞が報じている。
 

 旧石破派は2019~21年に開いた政治資金パーティーの収入のうち報告書に記載すべき20万円超の個人・団体の金額をゴマカしていた。19年に「健康保険政治連盟」は48万円を支出していたが、石破側の収入には28万円しか記載されておらず、20万円が不記載。
 

 同様に20年は20万円分、21年には40万円分が記載なしだった。
 

 石破氏は総裁選後の会見で「ルールを守る自民党でなければならない」とか「新しい事実が出てきたら検証する」なんて言っていたが、自分自身の検証はしないのか。
 

 総選挙では裏金議員全員を公認するつもり。言ってきたことは全部ウソだった。