【核兵器禁止条約】新たにインドネシア、シエラレオネ、ソロモン諸島が批准して73か国、ソロモン諸島が署名して94か国に

 

核兵器禁止条約 批准国が3つ増えました!インドネシア、シエラレオネ、ソロモン諸島で合計73カ国に。核兵器は抑止力にならない、核破局になりかねない危機の今こそ、禁止し廃絶を。日本はすみやかに禁止条約批准を。明日9月26日は核兵器廃絶国際デー。みんなで声を上げよう

 

被爆国日本が取り残されていく!

 

 

2024年9月24日、核兵器禁止条約に新たにインドネシア🇮🇩、シエラレオネ🇸🇱、ソロモン諸島🇸🇧が批准して73か国となりました。また、ソロモン諸島🇸🇧が署名して94か国となりました。

2017年7月7日に採択され、同年9月20日に調印(署名)・批准・参加の受付が始まった核兵器禁止条約。2020年10月24日にホンジュラスが批准書を国連事務総長に寄託して50か国となったことで2021年1月22日に発効しました。

核兵器禁止条約に署名・批准・参加した国一覧(2024年9月24日現在、94か国。★は批准した国)

アルジェリア、アンゴラ、★アンティグア・バーブーダ、★オーストリア、バハマ、★バングラデシュ、バルバドス、★ベリーズ、★ベナン、★ボリビア、★ボツワナ、ブラジル、ブルネイ、ブルキナファソ、★カーボベルデ、★カンボジア、中央アフリカ共和国、★チリ、コロンビア、★コモロ、★コンゴ共和国、★クック諸島、★コスタリカ、★コートジボワール、★キューバ、ジブチ、★コンゴ民主共和国、★ドミニカ、★ドミニカ共和国、★エクアドル、★エルサルバドル、赤道ギニア、★フィジー、★ガンビア、ガーナ、★グレナダ、★グアテマラ、★ギニアビサウ、★ガイアナ、ハイチ、★バチカン市国、★ホンジュラス、★インドネシア、★アイルランド、★ジャマイカ、★カザフスタン、★キリバス、★ラオス、★レソト、リビア、リヒテンシュタイン、マダガスカル、★マラウイ、★マレーシア、★モルディブ、★マルタ、★メキシコ、★モンゴル、モザンビーク、ミャンマー、★ナミビア、★ナウル、ネパール、★ニュージーランド、★ニカラグア、★ナイジェリア、ニジェール、★ニウエ、★パラオ、★パレスチナ、★パナマ、★パラグアイ、★ペルー、★フィリピン、★セントクリストファー・ネイビス、★セントルシア、★セントビンセント及びグレナディーン諸島、★サモア、★サンマリノ、★サントメ・プリンシペ、★セーシェル、★シエラレオネ、★ソロモン諸島、★スリランカ、 ★南アフリカ、スーダン、タンザニア、★タイ、★東ティモール、トーゴ、★トリニダード・トバゴ、★ツバル、★ウルグアイ、★ヴァヌアツ、★ベネズエラ、★ベトナム、ザンビア、ジンバブエ

※クック諸島、ニウエ、モンゴル、スリランカは、同条約に調印せずに加入書を国連に寄託しました。加入は批准と同じ法的効力を持ちます。

出典:核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のウェブサイトで条約の調印・批准状況が分かります。随時更新される予定。

 

 

唯一の戦争被爆国だからこそ日本は核禁条約批准を

核兵器廃絶国際デー 各地で署名

 
 
 国連が定めた核兵器全面廃絶のための国際デーの26日、全国各地で日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名行動などが行われました。

 東京・有楽町駅前では、原水爆禁止日本協議会や東京の被爆者団体・東友会のメンバーが原爆パネルとともに、リレートークを行いました。

 参加者は、核兵器廃絶国際デーを前に、インドネシアなど3カ国が禁止条約を批准したことや、ロシアのプーチン大統領が核威嚇を繰り返し行っていることなどを紹介。「唯一の戦争被爆国だからこそ世界に核兵器廃絶を説得力をもって訴えられる」と訴え、日本政府に禁止条約参加を求める署名を呼びかけました。

 署名に応じた東京都世田谷区の50代の女性は「被爆国として当然、禁止条約に入るべきです。アメリカとの関係があるにしても、これだけはやらないと。日本が入らなくてどうするの」と語りました。

 千葉県の男性(54)は「被爆国なのに禁止条約を推進しようとしない。米国に追随し“核の傘”にいるのはおかしい」と署名しました。

 日本共産党の井上哲士参院議員が参加し訴え。日本共産党と立憲民主党の国会議員から連帯メッセージが寄せられました。