維新への逆風やまず 「箕面」敗北後に検証チーム発足も、また敗戦 阪南市長選に暗雲

 
横山では無理!
横山英幸幹事長(大阪市長)は「政党として有権者の選択肢に残れないのでは、との危機感を抱いている。執行部として課題に向き合いたい」
 
維新の化けの皮が剥がれただけ。どんな修正をもできないだろう。維新の姿勢は「利権」獲得だけ。そのためには大阪府市民のL税金を平気で投入する。思考回路が完全に破壊されている。小手先の「嘘とペテン」で煙に巻いてきたが、その煙も今は効かない状態。
 
死体状態。遅すぎたのだ!兵庫県では斉藤知事とその取り巻きと維新が「つるし上げ」をして、二人の自死者が出た。維新の存在は民主主義を崩壊させ、人権を徹底的に軽視する、政治の世界に存在してはいけない組織なのだ。
 
 
 
地域政党「大阪維新の会」への逆風が止まらない。大阪府内の首長選や府議の補欠選挙で黒星が相次ぐ中、8月25日に投開票された箕面市長選では現職が初めて敗北。党内に検証チームを立ち上げ、敗因分析を進めながら、選挙応援時の活動手法を議員らに指導してきた。しかし今月22日の府議補選でも敗れ、発祥の地で抜本的な立て直しを迫られている。
 
「非常に厳しい風が吹いている」

維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は24日、府庁で記者団の取材に応じ、22日に投開票された府議摂津市選挙区補選の結果について、こう述べた。次期衆院選を見据え「地に足をつけた活動をしないと、自民党と公明党に勝てない」と危機感を示した。

同日投開票の摂津市長選では、出馬に意欲を示した維新府議=摂津市選挙区=が公認を得られず、離党し無所属で立候補した。維新は別の候補を擁立する準備を進めていたが断念し、府議会の議席を維持するため、元府議の市長選出馬に伴う府議補選に新人を擁立した。

告示直前の12日には地方議員や公認首長らに選挙応援時の指示をメールで送信。これまでの選挙戦で応援議員らが談笑するような場面が見られたことから人員を絞り、交流サイト(SNS)では候補者の政策を重点的に訴えるよう指示したが、府議補選は141票差で敗れた。維新幹部は昨年の統一地方選での躍進を念頭に「勝ちが続くと跳ね返りはあるが、厳しい状況は思ったよりも早く訪れた」とみる。

大阪で確固たる基盤を築いてきたかに見える維新に衝撃をもたらしたのが、平成22年の結党以来初めて現職首長が黒星を喫した8月25日の箕面市長選だ。

危機感を強めた維新は直後の同31日、若手の地方議員を中心に「刷新プロジェクトチーム」を立ち上げ、敗因の分析と今後の選挙戦略を検討。今月27日の全体会議で中間報告が出る見通しで、横山英幸幹事長(大阪市長)は「政党として有権者の選択肢に残れないのでは、との危機感を抱いている。執行部として課題に向き合いたい」と述べた。

10月20日告示、27日投開票の阪南市長選は3選を目指す維新現職と、現職の政策を批判し維新を除名された府議が立候補の意向を示している。支持票の分裂が懸念され、吉村氏は「厳しい選挙になる」と危惧する。

兵庫県知事の告発文書問題への対応も尾を引く中、次期衆院選で維新側は大阪と兵庫の計6選挙区で公明と対決する。維新関係者は「大阪で維新は既成政党として一定の支持層を持つが、無党派層の浮動票を得られていない」と分析。今後の選挙について「候補者が日頃、どれだけ地道に活動してきたかが問われている」と語った。
 
 

維新、次期衆院選に4新人 3人辞退、参院比例に2氏

 
 日本維新の会は25日、次期衆院選埼玉13区に元農林水産省職員の中原由棟氏(33)、神奈川3区に会社役員の佐藤香氏(50)、広島1区に大阪市議の山田肇氏(35)、香川3区に団体役員の細川修平氏(50)を擁立すると発表した。

 いずれも新人。

 一方、東京15区の金沢結衣氏、同20区の竹田光明氏、京都4区の松井春樹氏は辞退した。

 維新はまた、来夏の参院選比例代表に広島県呉市議の岡崎源太朗氏(63)、管理栄養士の宮沢靖氏(60)の2新人を擁立することも決めた。