きょうの潮流

 日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、全国の高校生が1万人署名に取り組んでいます。呼びかけ団体の一つ「東京高校生平和ゼミナール」は、毎年8月に広島・長崎で行われる全国高校生平和集会や「東京の高校生平和のつどい」に参加する、平和学習サークルです

 

▼ことしも原爆投下の日に広島への平和学習旅行に。被爆者の話をきき、日本の安全保障や核廃絶の課題について考えました。学習旅行の終了後も活動は続きます

 

▼都内の高校1年生は署名をもって学校へ。校内で友人への署名活動の許可を求めました。担任の先生は「とても大切なことですね」と校長先生と話し合うため、署名を受け取りました。いま、さまざまな高校で友人間での署名が呼びかけられ、高校生たちの気持ちが行動につながっています

 

▼若い世代の活動は他の分野にも。都内の高校2年生は、区立図書館の整備に際し、子どもを含めた区民の声を反映させ「子どもも理解を深められる情報提供を」と請願を区議会議長に提出。兵庫県では高校生がつくる「学生団体スピカ」が子ども食堂を開き居場所を提供。高校生たちは校内から外へ活動を広げ、羽ばたいています

 

▼来年は原爆投下から80年。いまだ核兵器禁止条約に背を向け続ける自民党政府の態度をいかに変えさせるのか、そのためになにをすべきか

 

▼学習旅行に参加した高校生は「学び、行動することにこそ意義があると思う」と。知り、考え、行動すること―。私たちおとな自身にも求められています。

 

 

「現社長だが挑戦者のつもりで挑む」 立憲・泉代表が出馬を正式表明

 

もう泉は終っている。党の代表が「社長」(?)…。こんな認識だからやることすること見当外れなんだよ泉さん💢

 

 

 

 立憲民主党の泉健太代表(50)は6日、東京・永田町の党本部で記者会見を開き、代表選(7日告示、23日投開票)への立候補を正式に表明した。「出馬の環境が整った。次の総選挙で政権交代を目指す。私はその先頭に立つ」と述べた。

 表明は枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)に続く3人目。ベテラン2人と代表の座を争うことになった泉氏は、会見で「現社長ではあるが挑戦者のつもりで論戦を挑んでいきたい。この党を苦しいときに引っ張ってきたという自負は誰にも負けない」と述べた。

 泉氏は7月には代表選出馬の意向を固めていたが、立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保に難航。9月5日深夜まで調整を続け、告示前日の表明となった。

 泉氏は2021年衆院選の敗北で引責辞任した枝野氏の後任として代表に就任。立憲単独での政権交代が困難な中、特定の政策に絞って連立を組む「ミッション型内閣」を掲げ、政治改革や教育の無償化といった政策を軸に国民民主党との連携強化を図ってきた。

 代表選をめぐっては、江田憲司元代表代行(68)と吉田晴美衆院議員(52)も立候補を模索している。(伊沢健司)

 

 

 

ベルリン少女像、撤去の危機に…市民たち、「市長辞任」を要求

 
 
ドイツのベルリン当局が平和の少女像撤去期限を今月28日までにと釘を刺した中、在独市民団体と現地市民が少女像存置とベルリン市長の辞退を促した。

​現地時間5日、コリア協議会と「平和の少女像とともにする人々」の主催でベルリン市役所前の広場で開かれた集会で参加者100人は「少女像の存置と市長の辞任を促すスローガン」を叫んだ。

​コリア協議会は、ベルリン市長が日本企業の投資誘致のために予算審査に不当に介入したとし、関連疑惑を徹底的に調査してほしいとベルリン市議会に求めた。