「日本国民をなめきっとる」世耕弘成前参院幹事長、「政治資金パーティー」報道に怒りの声 「懲りもせず」「完全に開き直ってる」

 
 自民党派閥の裏金事件による処分で離党した世耕弘成前参院幹事長が29日、政治資金パーティーを開いたと各社が報じた。これを受けてネット上では「懲りもせず…」「つける薬がない」「日本国民をなめきっとる」と怒り声が巻き上がった。

 共同通信によると、東京都内のホテルで開いた政治資金パーティーには企業関係者ら約250人が出席したが、ほかの国会議員の参加はなかったという。記者団には非公開だった。

 安倍派5人衆の1人で参院側のトップだった世耕氏は、所属議員へのキックバックの取り扱いの話し合いに出席。一昨年までの5年間で、収支報告書に1542万円の不記載があった。4月に離党後、6月にもパーティーを催し、物議を醸していた。
 
 X(旧ツイッター)には「コイツら。。。なんなん。。。」「喉元も過ぎてないのに熱さ忘れちゃった?」「どういう神経か⁉ 政治家ではなく政治屋さん⁉」「国民にけんか売ってるんでしょう!」「完全に開き直ってる 腐りきってるな」などとあきれたり憤ったりする声があふれた

 「そんなにお金が必要なんですね。自民党から公認をもらえないから、ばら撒くお金は、自分で工面しないといけないのかね」「無所属なのに政治資金パーティーに250人も集まる怪 自民党に復党すると思っているんだろ」「自民党を離れたんだから好きにやらせろ…と。離党が反省の機会になっていないというね。これが自民議員体質」などの書き込みも上がった。

 

世耕氏、再びパーティー開催

 
自民党を離党した世耕は古い政治の仕組みから離脱できない最悪な人間!
 
 
 自民党の派閥裏金事件を受けて離党した世耕弘成前参院幹事長は27日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。報道各社には非公開だったが、終了後に世耕氏が取材に応じ、「政策と、離党に至った経緯を話した」と語った。

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 世耕氏は事件に関し、参院政治倫理審査会や記者会見で説明してきたと強調。パーティーの開催自体も「問題ない。法律にのっとっている」と述べた。

 

「小泉進次郎首相」誕生に向け、安倍チルドレンが大はしゃぎ! 自民党若手議員の間で囁かれる決選投票「極秘シナリオ」とは

 
 
 
 自民党総裁選が混迷を深めつつある。10名以上が出馬に意欲を示すなか、新たな「対立軸」の出現で、各陣営は戦略の練り直しや支持者の囲い込みに躍起に――。そんななか“安倍チルドレン”を中心とした若手議員の間で、早くも決選投票に向けた「極秘シナリオ」が囁かれているという。
 
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 8月26日に出馬表明した河野太郎・デジタル相(61)の“爆弾発言”が、党内に動揺を走らせているという。全国紙政治部記者が解説する。

「自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、政治資金収支報告書への不記載が発覚した議員に対し、河野氏が不記載額を国庫に全額返納させる考えを表明。それを受け、総裁選にのぞむ他の候補らも事件への対応を明らかにする必要に迫られ、総裁選の新たな争点に浮上しつつあります」

 河野氏の「返納」発言に対し、石破茂・元幹事長(67)が「(議員の処分に関して)1回決めたものを覆すのはあるべきと思わない」と話すと、茂木敏充・幹事長(68)も「過去に遡及することはなかなか難しい」と否定的な考えを示した。

「また“コバホーク”こと小林鷹之・前経済安全保障担当相も『どのような根拠に基づいて、どういう形でどこに返還されるのか、確認していく必要がある』と河野発言に疑問を呈しましたが、その真意について様々な憶測が飛び交っています。というのも、小林氏の推薦人には裏金事件で不記載の誹りを受けた議員も名を連ねる予定とされ、河野発言の影響いかんによっては自身の出馬戦略に影を落としかねないと噂されているのです。河野氏はソレを見越した上で乱立する候補者に向け、新たな“対立軸”をあえて打ち出したと指摘されています」(同)

「このままだと選挙に落ちる!」
 裏金事件では最大派閥・安倍派に所属する議員の大半がキックバックを受けていたことが明らかになっており、同派全体では5年間で6億円を超えるパーティー収入の「不記載」が判明。同派所属の“アベチルドレン”池田佳隆議員の逮捕にまで発展した経緯がある。

 自民党関係者の話。

「そのアベチルドレンを中心とした若手議員の間でいま、河野氏の発言に対する反発が広がっています。(当選回数)3~4回生以下の議員の多くは小泉進次郎とコバホークを推していて、河野氏の発言はその盛り上がりに『水を差しかねない』と不評を買っている」

 その背景には、こんな呆れた事情があるという。

「安倍元総理という『看板』の力で当選したアベチルドレンや選挙基盤が脆弱な若手にとって、新たにすがる看板がないと“次の選挙で勝てない”との危機感は広く共有されている。その時、〈刷新〉や〈世代交代〉をアピールできる進次郎やコバホークは格好の『選挙の顔』となり得る一方で、河野のいう“裏金事件のケジメ”は、彼らにとって『若手の台頭を妨げ、自分ひとり“清廉さ”をアピールする計略に過ぎない』と映っているようだ」(同)
 
「副総裁」候補はアノ人…
 現時点で、河野氏の発言に反応を見せていない進次郎氏の動向に注目が集まるなか、

「すでに党の若手の間では『決選投票は進次郎とコバホークになる』と期待含みの予測がひとり歩きを始めている。その熱気に押され、これまで『カラッポの進次郎に首相など務まるはずがない』と否定的な見方をしてきたベテラン議員の間からも『国民が刷新を望むなら、それもアリか……』といった声が出始めている始末だ」(同)

 ただし「懸念もある」と話すのは、前出の政治部記者である。

「進次郎氏に“政策論など何もない”との評は根強く、小林氏にしても“政治家としての実績はないに等しい”との声は多い。つまり仮に進次郎氏と小林氏が決選投票に進めば、『史上稀にみる、空虚で中身のない総裁選になる』と不安視する声が燻っている。そのため進次郎氏が勝ち上がった際は、『副総裁に菅義偉・前首相を据える』ことで、政権の安定化と党内融和を図るとのシナリオがまことしやかに囁かれています」

 これは「悪夢」か、新生・自民の青写真か。出馬に向けた“駆け引き”は今後、ますます激しくなると予想されている。

デイリー新潮編集部
 
 
 

紀藤正樹弁護士 総裁選出馬の河野太郎氏に“注文”「誹謗中傷対策法制を具体的に。原発/統一教会も」

 
 
 弁護士・紀藤正樹氏(62)が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。9月の自民党総裁選への立候補を表明した自民党の河野太郎デジタル相(61)について言及した。

 河野氏は26日に国会内で記者会見し、9月の党総裁選への立候補を正式に表明。派閥裏金事件を受けた党改革に関し、信頼回復に向け政治資金収支報告書への不記載があった議員らに返納を求めるとした。持論の「原発ゼロ」を事実上棚上げし、原発のリプレース(建て替え)を認めた。

 また、ロシアによるウクライナ侵攻や東アジアの安全保障環境の悪化に触れ「世界の形を議論しなければならない総裁選だ」と強調した。総裁選では所属する麻生派を後ろ盾にするとみられる。

 紀藤氏は、テレビ番組でも自身の主張を語っている河野氏について「河野さんには待ったなしの具体的な誹謗中傷対策法制を具体的に語ってほしかった。ブロックは誹謗中傷には一部有用ですが“自力救済型”に過ぎず当然恣意的行使が問題になるからこそ国民が権力者側のブロックに疑問を感ずるのですから。原発/統一教会も避けずに議論してほしい」と“注文”をつけた。
 
 

「また繰り返しやるね」83歳自民議員が総裁候補の “裏金返納” 方針に「理解できない」発言でネット怒り爆発

 
 
「不記載額と同額を返納してもらうことで、ケジメとして前に進んでいきたい」

 8月26日、自民党総裁選への出馬を表明した河野太郎デジタル大臣はこう発言。派閥の政治資金パーティーでの裏金事件をめぐり、政治資金収支報告書への不記載があった議員に対して、河野氏は国庫に返納させる考えを明かした。
 
 政治担当記者がこう話す。

「河野氏は『書類を訂正することで、捜査当局には(事件が)終わった(と言える)のかもしれないが、国民の目から見て、それでケジメがついたと言えるのか』とも述べました。

 まさに、国民の不満を代弁した形です。国会議員による国庫納付は寄付行為にあたるため公職選挙法で禁止されてきましたが、2024年6月、自民党主導で政治資金規正法を改正しました。

 収支報告書に『不記載・虚偽記入』の不備があれば、国庫に納付できる特例ができたため、返納は可能だと思います。ただ、茂木敏充幹事長は8月27日の会見で『過去に遡及(そきゅう)することはなかなか難しい』と答えていたので、実現困難とみる向きもあります」

 国民からすれば、当然の意見に思えたが、なぜか自民党内では波紋を呼んでいるという。

 この河野発言に反発の姿勢を見せたのが、衛藤征士郎元衆院副議長だ。衛藤氏は、現在83歳で当選13回。旧安倍派の重鎮として知られている。

 8月27日、自民党本部で記者団に対し、返納について「われわれとしては理解できない。あまりに唐突で、発言をよく検証する必要がある」などと語ったのだ。

 この発言に、Xでは怒りの声が爆発している。

《裏金を違法と思わないあんたが理解できないわ》

《細かい方法は別にしても、不記載分というのは裏金認定なワケでしょ?それを返す事に対して「理解できない」なんて言っている人は、また繰り返しやるね。クロ確定ですよ》

《国民から見たら終わっていない 返納までがセット 処罰も軽過ぎる》

《国民からはきっちり税金を毟り取っておいて、自分たちの裏金不正は許されると考えているのか?納税者のこっちの方が理解できないわな》

 衛藤氏が2018~2022年の5年間で、1070万円が収支報告書に不記載だったこともあわせて、非難轟々の状態だ。

 こうした国民からの反応について、自民党ベテラン秘書がこう話す。

「衛藤さんは、記載があれば問題なかったとも言っていましたが、そこが問題の本質を理解していないと思いました。収支報告書に記載せず隠したから『裏金』だと指摘され、これだけ大きな社会問題になったわけですから。

 だから、衛藤さんの発言が非難されるのは仕方がないですね。ただ、衛藤さんは安倍派が解散したときの最高顧問だし、当選回数もいちばん多いから、自分が旧派閥を代表して、釘を刺さなければと思ったのかもしれません」

 まだまだ、裏金事件への反省が足りないのでは?