前川喜平さん

「維新と組むなら、もう立憲には投票しない」。これ、普通の感覚だと僕は思う。

 

野田佳彦や玄葉が目指すところが維新と合致する、これだけで大問題。維新は『改憲・核保有・「格差と分断」容認・『原発再稼働』…。野田佳彦が維新と一心同体というならば「どうぞ維新へ行ってください。維新の凋落を助けるでしょう」という事だ。暴力団丸出しの維新馬場にとっては野田は組みやすい相手だろう。馬場の「恫喝・恐喝・威嚇」で萎縮してついていくのだろうな…。ああ~哀れ!💢

 

先週、野田氏は日本維新の会の勉強会の講師に招かれウケていた。落ち目の維新と組んで、自民党モドキの保守党をつくる。野田氏の立憲代表選出馬にそんな魂胆が透けて見える。

 

 

立憲民主党の代表選に意欲満々の野田佳彦元首相(67)。党内では「安定感がある」「論戦で政府と渡り合える」と、泉健太ヘナチョコ代表よりましだ、と期待されている。

しかし、ちょっと待ってほしい。古い話で覚えている人も少ないだろうが、民主党が政権からズリ落ちた2012年11月の党首討論だ。

野田氏は安倍自民党総裁に「消費税を上げる代わりに議員定数削減を約束するなら解散してもいい」と言ってのけて総選挙で惨敗した。そして政権復帰した安倍自民党は「野党との約束だ」と消費税アップをしたものの、定数削減はスルーした。
消費税だけではない。野田氏は在任中に安倍路線のレールをすべて敷いていたのだ。日刊ゲンダイでコラムを連載中の高野孟氏は「野田の7つの大罪」としてこう指摘している。

 

①安保法制=野田の「国家戦略会議」で「集団的自衛権の行使」を認めていた

②武器輸出=「包括的な例外協定」を発表

③オスプレイ=米国の要請で12年10月に沖縄配備

④尖閣諸島の国有化=根回しなしに強行して、日中関係が一挙に悪化

⑤原発の再稼働

⑥TPP=参加の協議を開始

そして、⑦消費税導入決定だ。

先週、野田氏は日本維新の会の勉強会の講師に招かれウケていた。落ち目の維新と組んで、自民党モドキの保守党をつくる。野田氏の立憲代表選出馬にそんな魂胆が透けて見える。

 

 

21年総選挙での共闘「失敗」報道
小池氏「事実に反する」

 


 

 日本共産党の小池晃書記局長は26日、国会内で記者会見し、立憲民主党の代表選挙を巡り、2021年の総選挙で日本共産党と立憲民主党が「限定的な閣外からの協力」で合意したことが失敗であったかのような報道がされているとして「事実に全く反する」と述べました。

 小池氏は、21年の総選挙は野党が初めて本格的な共闘の態勢―共通政策、政権協力、選挙協力で合意して臨んだ選挙だったと強調。日本共産党が「野党共闘で政権交代をはじめよう」と訴えたことは、自公政治からの転換を求める国民の願いに応えるものだったと述べました。

 同時に日本の歴史で初めて日本共産党が協力する政権が実現する可能性が生まれ、支配勢力―自公と補完勢力からは必死の野党共闘攻撃、日本共産党攻撃が行われた選挙だったと指摘しました。

 小池氏は「そうした激しい攻撃にもかかわらず市民と野党の共闘は重要な成果を勝ち取った」と強調しました。共闘勢力で一本化した59の選挙区で勝利し、自民党の重鎮や有力政治家を落選させ、33選挙区では自民党候補を僅差まで追い上げたと紹介。勝利した59選挙区のうち56選挙区で、共闘勢力の比例得票の合計を小選挙区候補の得票が上回る「共闘効果」が生まれたと述べました。

 小池氏は「もし野党がバラバラにたたかっていたら、自民党の圧勝を許したことを示している。共闘がさらに力あるものとなっていたら、全く異なった結果が生まれていたのではないか」「野党共闘の成果が、支配勢力の激しい攻撃をはね返してのものであることはとりわけ意義深い」と主張しました。

 一方、総選挙のたたかいを通じ前向きの解決がはかられるべき課題も明確になったと指摘。野党が力を合わせ、共闘の大義や共闘によって生まれる新しい政治の魅力を、さまざまな攻撃を打ち破って広い国民に伝えきる点で十分とは言えなかったとして、「参加した野党が力を合わせ、声を合わせて共闘の大義と魅力を訴えてこそ心に響く。その点で弱点を残した」と述べました。

 また、本気の共闘に発展させる上で、共闘に参加する政党の対等平等・相互尊重を貫いてこそ大きな力を発揮できるとして「前回は気持ちの良い共闘関係をつくれた地域もあるが、そこまで至らなかった地域も多く残された」と指摘しました。

 小池氏は、市民と野党の共闘は発展途上にあると述べた上で「政治を変える道は共闘しかない。これまで築き上げてきた合意、公約を誠実に守り抜き、野党共闘の大義を発展させるために今後も力を尽くしたい。そのためにも共産党そのものを躍進させることが何より重要だ」と語りました。

 

立民・枝野氏、消費税減税を否定 「財政に責任持つ」

 

「消費税減税を否定」って、それを認めたら大企業の代理人でもある連合のマザー芳野に叱られるからですか?
トヨタなど経団連の輸出大企業は、消費税が増税されればされるほど、輸出還付金の額が勝手に増えて、文字通り「濡れ手に粟」でさらに利益を得られる。亡国システム。

 

だったら立憲に政権取らせても何も変わらない。今、野党に求められているのは、自民党によって貧しくされた中流層の再生なんだから。消費税を減らして大企業や富裕層に増税すべき。

 

 

立憲民主党の枝野幸男前代表は25日、さいたま市で講演し、消費税を減税する方針はとらないと改めて説明した。「政権担当能力を問われている私たちは財政に責任を持つ姿勢を揺るがせると、そこから全体が崩れてしまう」と述べた。

 

「ポピュリズム(大衆迎合主義)がはびこってしまう強い危機感を覚える。私が代表選で勝ったら、衆院選を通じてポピュリズムと戦う」と語った。

公共サービスを支える職種の賃金や待遇改善を訴え「その財源は今まで以上に必要になる」と説明した。

枝野氏は9月の党代表選への出馬を表明している。代表選の政策に中間層までを対象として5%分の消費税減税に相当する給付付き税額控除制度の創設を盛り込んだ。

枝野氏は2021年の衆院選で、新型コロナウイルス対策の一環で時限的な消費税減税を公約に掲げて敗れた。22年に「間違いだった」と振り返った。

 

ジリ貧の馬場維新が立憲民主党に抱きつき延命画策…「野田佳彦新代表」爆誕に現実味

 

 

 国政第1党と第2党が新たな「顔」選びでガヤガヤする中、第3党の位置取りすら危うくなっている日本維新の会が策動している。

 ちょっと前まで自民党にゴマをすって「ゆ党」の本領を発揮していたのに、ここへきて散々こき下ろしてきた立憲民主党にすり寄り。推しは代表選(9月7日告示、23日投開票)への出馬に前のめりになっている野田佳彦元首相だ。

 手段を選ばない連中と、政権転落を招いた「昔の顔」のタッグ。世論をピリッとさせられるのか。

 維新は先週、政治改革をテーマにした勉強会に野田を講師として招聘。「連携の布石か」と関係者をザワつかせた。というのも、立憲に敵意ムキ出しの馬場伸幸代表がかねて「波長が合う」と秋波を送っていて、野田に対しては妙にエビス顔なのだ。

 勉強会終了後、野田は「野党第1党と第2党が対立していれば、ハッピーなのは自民党なんですよね。候補者をなるべく一本化した方がいい」とご満悦の様子。遠藤敬国対委員長も「野田さんは信頼のある胆力のある政治家だと感じた。純な気持ちが残っている方なので、立憲のリーダーとして頑張ってもらいたい」と持ち上げていた。

 

野合批判がブーメランになる予感

 

 

 一癖も二癖もある維新の抱きつきには、もちろん理由がある。

「3月の党大会で馬場代表は次の衆院選で『野党第1党と同時に与党過半数割れを目指す』と打ち出したものの、全く現実味がありません。党勢は衰えっぱなし。先の通常国会では政治資金規正法改正をめぐって岸田首相にうまいこと利用され、赤っ恥をかいた。本拠地の大阪側はいまなお創設者の松井一郎氏と橋下徹氏の強い影響下にあり、国会側の執行部を苦々しく見ている。地方議員らの間で『反馬場』の空気が広がり、馬場代表は首筋が相当寒いはず」(維新関係者)

 東京都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏を橋下がやたら褒めそやすのも、大阪府の吉村洋文知事がツーショットをX(旧ツイッター)に投稿して話題づくりをしているのも、「馬場降ろし」の事始めということのようだ。

「馬場維新は立憲とやり合っていたらラチが明かない。保守的で話のできる『野田新代表』が誕生すれば大義名分を得て選挙協力に踏み出し、討ち死にを減らせるというわけです」(永田町関係者)

 裏金自民党を倒すには、幅広い野党共闘しか手はない。だがしかし、維新お得意の「野合批判」がブーメランになる予感。どうなることやら。

 

「寄付がすごい」出馬意欲の立憲・吉田晴美衆院議員に個人献金の申し出相次ぐ 野田元首相「ぜひ頑張ってチャレンジして」

 
 
立憲民主党の代表選挙も動きが活発化しています。

出馬の意欲を表明した、当選1回の吉田晴美衆議院議員は、個人献金の申し出が相次いでいると話しました。

吉田晴美衆院議員:

政治資金パーティーやらないで、企業団体献金も受け取らない立場なので、寄付がすごい。件数は来てちょっとビックリしました。たぶんお金ないんだなと(思われているのでしょうね)。
推薦人の確保へ、支持する当選1回の議員らと協議しました。

立憲・野田元首相:

(私も)当選2回でしたけどチャレンジしましたからね。(吉田氏に)ぜひ頑張ってチャレンジしてほしい。

また、再選を目指す泉代表と、出馬を求める声が出ている西村代表代行が27日に国会内で会談したことがFNNの取材で分かりました。