「分断はよくない」「批判や対立ではなく歩み寄りを」とか、一見もっともらしいが、岸田も河野も吉村も小池も斎藤も、国民に批判されても1ミリたりとも歩み寄るつもりがない。
つまり弱い側が批判を止めて強者に歩み寄れと、マイルドに言っているだけ。

 

どこを吉村は指さしている。「メタンガス爆発はこことあっちとそして…」とでも言って欲しいわ』吉村の口から一切言われなくなった単語が「メタンガス爆発」一度誤魔化し切れなくなって「メタンガス起きうる」と言ってから一切言わない。「詐欺師」処方で今懸命。「命」に関わる事をひた隠し、ニセ建築士藤本壮介と一緒になって「〇〇パビリオンが云々」と目線を逸らす事だけに懸命。

 

職員は激務に耐えると同時に、現場労働者が「ガス爆発に遭わないように」と祈る気持ちだろう。万博開始となると職員は毎日「台風が襲来しませんように」「大雨が降らないように」「気温が上昇しないように」とお祈りをしてから出勤になるだろう。

 

完全に維新というチンピラ低脳組織に振り回されているのである。維新の得意は「嘘とペテン」「恫喝・恐喝・威嚇」…。現地職員、現場労働者の過酷な現実を思うと怒りが湧いてくる。

 

 

「開幕まであと9ヵ月……大阪・関西万博に関わる職員の多くが『無事に開催できるのだろうか』と思いながら、目の前にある仕事をひとつずつこなしています。親分肌の松井一郎(60)さんが大阪市長だったころは『何かあれば俺が責任を取るから、とにかく仕事をしろ』という雰囲気がありましたが、今の横山英幸市長(43)や吉村洋文知事(49)にそんな度量は感じられない。不安だけが大きくなっています……」

 

大阪市の職員はそう苦しい胸の内を明かした。いまだ問題が山積し、期日通りの開催が危ぶまれているのだ。

「目玉となる海外パビリオンの工事の遅れは既に昨夏から指摘されていました。各国が独自に設計する『タイプA』は、6月末時点で参加予定の53ヵ国のうち14ヵ国が施工業者すら決まっていない。日本国際博覧会協会は、10月中旬を目安にパビリオンの外装工事を完了させるようタイプAの参加国に要求しているが、スケジュールが非現実的だと非難する声もあがっています」(在阪メディア記者)

パビリオンの工事はなぜ、こんなに遅れているのか。この記者によれば「最大の原因は人手不足」だという。

「より予算規模の大きい熊本県のTSMCの半導体工場の建設工事の募集が万博と被ってしまい、そちらに人を持っていかれてしまった。私の知人が万博工事の下請けをしているのですが、熊本の工事に比べると安い日当しか出せず、人が全然集まらないと嘆いていました。現場の作業員が足りなければ、当然ながら工事の進行にも遅れが生じます」

作業員の不足によって地元の施工業者が機能していないことで、施工業者を決められない国が続出しているのだ。

また、工事中にメタンガスが原因の爆発事故が起きるなど、新たな問題も出てきた。会場となる夢洲はかつて産業廃棄物の処分地だった。今後もどんなトラブルが起きるかわからず、安全性が懸念されている。そんななか、大阪市の職員が最も頭を悩ませているのがチケット販売なのだという。

「正直、チケットはまったく売れていません。大阪・関西万博の公式HPで公表されているデータによると、7月12日時点で売り上げはおよそ320万枚。協会が目標とする売り上げが1400万枚ですから、2割程度しか売れていない。

原因は色々あると思いますが、“電子チケットのネット販売のみ”にしたのが一番、マズかった。というのも、会場には1970年に開催された前回万博の記憶がある世代の人が少なからず来るはずで、その世代に電子チケットはハードルが高く、上手く買えていないのです。今回のチケットは会場に入る日程も予約せねばならず、どのパビリオンを回るのかまで事前に決めないといけない。間違いなく、チケット販売にマイナスになっていると思います」(前出・大阪市職員)

そもそもなぜ、完全予約制のシステムでチケットが売り出されているのか。大阪市の職員が苦悶の表情を浮かべる。

「交通網が脆弱だからです。もしフリーにして想定を大きく上回る来客があった場合、対応できない。シャトルバスの数も、運転手の数も足りていないのです。それなのに大阪市内の小中学生を万博に無料招待するという案も出ていて……。子供たちにとっては良い経験になるかもしれませんが、生徒の輸送にさえ四苦八苦するでしょう」

無事に開催まで漕ぎ着けられるのか……。開催の日は、刻一刻と迫ってきている。

 

 

兵庫知事のワインのおねだりを吉村氏は「PRは業務」と擁護するも、斎藤氏はPRしておらず、おいしく飲んだだけ。

 
 
嘘八百の告発文のはずが、ワインをおねだりした兵庫県知事の斎藤氏の音声データを、斎藤氏は自分の声だと認めた。

SNSで「ワインをPRしていない」という指摘が多数あった中、吉村氏は

「知事が県産品を知り、PRするのは仕事。本当におねだりなのか」「紹介されたら飲んでみたいと思うのは普通のこと」「ワインを贈られてもおねだりになると断ればよかったのか」と斎藤氏を擁護した。

しかし…
斎藤氏はもらったものの、もらった2本のワインをそのまま全て自宅に持ち帰り、おいしく飲んだだけ。
PRをしておらず、仕事をしていない。

吉村氏は要求したわけでなく贈られたようだが、斎藤氏は違う。
町長は持ってこなかったのに、「飲んでみたい」と言われたことを受け、わざわざ後日持参しており、同列にできない。

吉村氏は擁護するのではなく、飲んでみたいと思うなら、自分でお金を出して買い、お金を落とすべき、と言えばよかったのでは…?
 
 

兵庫知事の疑惑 告発者をなぜ守れなかった

 
維新と提携している読売がこれを書くのは興味深いです。ふだん吉村府知事の批判は全然やらない大阪のテレビ各局も、斎藤兵庫県知事の批判はけっこうやっている様子。自分は維新側だと思ってわがまま放題して傲慢に振る舞って、気がついたら維新サイドからはしご外されている。
尋常な精神を持っているものはジッとしていられない、とんでもない事態が主じている問い証しの記事だ。
 
 
 
 知事の不正疑惑を 糾ただ す内部告発を受けながら、調査を尽くさずに告発者を処分した兵庫県の対応には大きな疑問が残る。公益通報制度を揺るがしかねない問題だ。
 
 兵庫県の斎藤元彦知事が、県幹部だった男性職員から不正疑惑を告発された。職員は3月、報道機関などへ告発文書を郵送し、4月には公益通報制度に基づき、県の窓口にも同じ内容を通報した。

 告発は、知事の物品授受やパワーハラスメントなど7項目に及ぶ。これに対して知事は、すぐに告発の内容を「ウソ八百」と否定し、職員を幹部職から外した。

 また県は、独自の内部調査の結果だとして文書内容を事実無根だと判断し、職員を停職3か月の懲戒処分にした。職員は7月、死亡した。自殺だとみられている。

 公益通報者保護法は、通報を理由とした、通報者への不利益な取り扱いを禁じている。県は本来、職員を公益通報者として扱い、保護すべきだった。県の対応は保護法に反していた疑いがあり、不適切だったと言うほかない。

 職員が処分を受けた後、県議会は、県の調査では中立性が保たれないとして、強い調査権限を持つ百条委員会を設置した。

 一方、県も近く、知事の不正疑惑を改めて調査する第三者機関を設けるという。告発内容をしっかり精査することはもちろん、職員を一方的に処分した県の対応についても検証する必要がある。

 都道府県はすべて公益通報窓口を設置している。ただ、窓口を弁護士事務所などの外部にも置いているのは29都道府県にとどまり、兵庫県も置いていない。市区町村に至っては、通報窓口がないところが3割近くにも上っている。

 行政機関は、企業の不正を告発する際の通報窓口としても役割を期待されている。通報者が役所の内部か外部かを問わず、早急に窓口の整備を進めねばならない。

 公益通報を巡るトラブルは少なくない。和歌山市では、公金の不正使用を告発した男性職員が、その通報によって懲戒処分を受けた職員と同じフロアで働かされ、その後、自殺している。

 鹿児島県警では今年、前生活安全部長が内部文書を 漏洩ろうえい したとして国家公務員法(守秘義務)違反で起訴された。前部長は、漏洩ではなく、「公益通報だった」と無罪を主張する方針だ。

 公益通報は不正の発見と是正につながる。制度の意味と必要性を、首長を含め、改めて認識し直さなければならない。
 
 

【兵庫・斎藤知事】『激昂は日常茶飯事で主要な職員は経験があるはず』死亡した元県民局長が残した陳述書の内容 パワハラ・おねだり・パー券購入依頼...知事めぐる"7つの疑惑"

 
 7月19日、兵庫県では斎藤元彦知事の疑惑をめぐって『百条委員会』が開かれ、死亡した元県民局長が残した陳述書と音声データに注目が集まりました。その陳述書の内容は?斎藤知事の疑惑について、情報をまとめました。

斎藤知事の『7つの疑惑』 亡くなった元幹部職員が告発
 
 
 まず、斎藤知事の“疑惑”をめぐる一連の流れです。今年3月に元県民局長が一部の報道機関などに『告発文』を送付しました。それに対して知事は会見で「事実無根」「うそ八百」と発言。
 
 
 その後『百条委員会』が設置され、7月19日に3回目の会合が開催されました。百条委員会は不祥事や疑惑があったときに開かれる特別委員会で、今回の会議の名称は「文書問題調査特別委員会」です。調査事項は「令和6年3月12日付け元県民局長の文書に記載されている7項目の内容の真偽に関連する事項」となっています。

 
その7項目は、以下のような内容です。

 ・不当な解任で理事長急死?
 ・知事選で職員が事前運動?
 ・来年の選挙への投票依頼?
 ・コーヒーメーカーなどを“おねだり”?
 ・商工会議所などへパーティー券購入依頼?
 ・阪神とオリックスの優勝パレードで不当な募金集め?
 ・職員へのパワハラ?

 そして、元県民局長が19日の百条委員会で話す予定だった『陳述書』には告発文の内容の詳細が書かれていて、これが資料として認められるかどうかが大きなポイントでした。
 
「商工会議所との懇親会で副知事が含みを持たせた挨拶」
 
 
陳述書には、それぞれの疑惑について次のようなことが書かれていました。

 
【知事選の際に県職員が事前運動】
 ・一部の職員が斎藤氏の選挙ブレーンをしていると庁内で噂になっていた。
 ・「〇〇は姫路地区で地元の有力者へ斎藤氏を紹介した」と聞いた。いつ誰かからは忘れた。 など
 
 
【来年の選挙への投票依頼】
 ・2023年度に入った頃から選挙を意識した活動を活発に行いはじめたと話題に。
 ・〇〇が「知事と一緒に商工会議所、商工会へ選挙の依頼に行く」と言っていたと聞いた。 など
 
 【商工会議所などへ圧をかけパー券の購入依頼】
 ・商工会議所、商工会役員と県幹部との懇親会で副知事が含みを持たせた挨拶をした。
 ・圧力をかけた話はいつ誰からかは忘れたが県のOB職員から聞いた。 など

 
 【職員へのパワハラ】
 ・出張先で20m歩かされて怒鳴り散らした件は〇〇から聞いた。知事対応の留意事項として共有されていた。
 ・激昂は日常茶飯事で主要な職員はいくらでも経験があるはず。 など
 
 
 19日の百条委員会では、兵庫県の職員を対象にしたアンケートの実施(記名・無記名を問わない)が決定しました。今後さらに情報が出てくるかもしれません。
 
「自宅は贈答品で山積み」 知事の“おねだり”疑惑
 
 
 次に、斎藤知事の“おねだり”疑惑についてです。元県民局長が残した、斎藤知事が自身の発言だと認めた音声データも、19日の百条委員会で資料として採用されました。

 そこには「ワインをちょっとまだ 私は飲んでいないので ぜひまた」「この間はイチゴ、ジャム、塩はあれですけど また折を見て よろしくお願いします」といった音声が記録されていました。

 また、元県民局の告発文の中には、例えば「高級コーヒーメーカー」や「ロードバイク」、「ゴルフのアイアンセット」など、知事は色々な場所で色々なものをもらっていて、知事の自宅は贈答品で山積みになっていたということが書かれていました。
 
 
 こういった“贈答品”に関するルールについて、兵庫県人事課によりますと、「一般職向けに『贈答品を受け取らないように』という通知は出しているが、知事のような『特別職』は通知の対象ではない」ということですが、今後、特別職へのルールについてどうしていくか検討するということです。
 
副知事・労組・自民党県連…あいつぐ“辞職”求める声
 
 
 斎藤知事に対して、各方面から辞職を求める声が出ています。
 
 ・7月10日 県職員の労働組合が知事の辞職申し入れ。
 ・7月12日 副知事が辞職の意向。知事に辞職を5回進言。
 ・7月14日 知事選で維新とともに斎藤氏を推薦した自民党兵庫県連が事実上の辞職要求。

 兵庫県民からは次のような声が聞かれました。

 「当然辞職すべきです。議論の余地はないです。(知事は)誰でも分かるように説明・対応できる人に」

 「職員からも辞めてほしいと言われていて、信頼回復するのは難しいのかなと思います。このままだと、いろんなクレームが来て、なかなか前に進まないのかなと」

 「辞職しないといけない問題ではないです。何か言われてすぐにパワハラやと言われて辞職することもないです。それを覆すくらいの人間でないとダメ」
 
 
 神戸市内で行ったインタビューでは、50人中47人が辞職すべきという回答でした。斎藤知事の疑惑、そして今後の進退が注目されます。