検事正時代には学校法人「森友学園」に国有地が売却された問題で、佐川宣寿元国税庁長官らを不起訴とした捜査を指揮した。

 

仕事はしないが不祥事は起こす。
最低だな大阪地検。

検事正時代には学校法人「森友学園」に国有地が売却された問題で、佐川宣寿元国税庁長官らを不起訴とした捜査を指揮した。

 

 

 

 大阪地検検事正の在任中に性的暴行事件に関わったとして、大阪高検は25日、元検事正で弁護士の北川健太郎容疑者(64)=京都府=を準強制性交等の疑いで逮捕した。高検は容疑の詳しい内容や認否について「被害者のプライバシー保護のため差し控える」として公表していない。

 関係者によると、北川容疑者は検事正として大阪地検のトップを務めていた2018~19年ごろ、抵抗できない状態だった女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。在任中の容疑とされるため、上部組織の大阪高検が捜査したとみられる。

 北川容疑者は1985年、検事に任官した。大阪を中心とした西日本の検察で主要なポストを歴任。大阪地検刑事部長や大阪高検次席検事を経て、最高検刑事部長を務めた。

 検事正時代には学校法人「森友学園」に国有地が売却された問題で、佐川宣寿元国税庁長官らを不起訴とした捜査を指揮した。検事正を最後に退官。20年に弁護士登録し、大阪弁護士会に所属していた。転身後は大阪市内の法律事務所で、企業法務などを中心に活動していたという。

 大阪高検の小橋常和次席検事は「検察の要職にあったものが逮捕されたことは誠に遺憾。適正に捜査を遂げたうえで処分を検討したい」とのコメントを出した。

 高検が容疑内容を公表しなかったことについて、甲南大の園田寿名誉教授(刑法)は「被害者のプライバシーを守ることは大切だが、容疑の内容が一切明らかにされないと、逮捕の妥当性を後に検証できない。可能な範囲で説明すべきではないか」と指摘している。【高良駿輔、土田暁彦】

 

 

在任中、官舎で酒に酔った部下に性的暴行か 逮捕の大阪地検元検事正

 
 
 大阪高検は25日、大阪地検トップの検事正を務めた弁護士の北川健太郎容疑者(64)=京都府=を準強制性交の疑いで逮捕し、発表した。
 
 北川容疑者は2018年2月~19年11月に検事正を務めていた。関係者によると、逮捕容疑はこの時期のもので、被害者は当時の部下で酒に酔っていたという。現場は検事正の官舎だった。

 高検は記者会見を開かず、具体的にいつ、どこで行為に及んだのかという容疑の内容や、認否については明らかにしなかった。高検の小橋常和・次席検事は「被害者のプライバシーを保護するためだ」としている。
 準強制性交は、酒や薬などの影響で抵抗できない相手に性的暴行を加える罪。昨年6月の刑法改正で、暴行や脅迫を用いる強制性交罪とともに、意に反する性交などを罰する「不同意性交罪」に統合された。

 北川容疑者は1985年に任官し、和歌山や兵庫、大阪など関西を中心に勤務した。大阪高検の次席検事や最高検の監察指導部長、刑事部長を歴任し、2018年2月から大阪地検検事正を務めた。定年を前にした19年11月に辞職し、大阪弁護士会に弁護士登録していた。

 高検の小橋次席検事は「検察の要職にあった者が逮捕されたことは誠に遺憾である。適正に捜査した上で刑事処分を検討したい」とコメントした。

 大阪地検は主に大阪府警の事件を公判まで手がけ、独自に容疑者を逮捕する特捜部も抱える。高検は大阪を含む近畿2府4県の地検と区検を束ねる。