都知事選、東京の話なので関西ではあまり話題になりませんが、どうして大都市住民はエゴイストで独裁的な反知性主義者を知事や市長に選ぶのか。もしかすると有権者たちはそういう人たちに行政を委ねると「自分たちがより幸福になる」と考えて投票しているのではないかも知れません。
会いに行っても答えない #小池百合子 候補#蓮舫の都知事が見たい #一月万冊 pic.twitter.com/mgykjtIn2s
— 🌈ラナンキュラス(川上 真二) (@Lanikaikailua) June 23, 2024
小池知事は八丈島でも報道陣から逃げまくり 囲み取材ナシ&学歴詐称疑惑の問いかけにピリつく
■フリー記者の問いかけに「つばさの党の人?」
22日午後1時、15人ほどの報道陣が待つ中、SPらを従えた小池知事が空港に到着。約1分の歓迎セレモニーで花輪をかけてくれた子供たちと記念撮影を済ませると、フリー記者の「ヤジが嫌で八丈島ですか」との問いかけに「つばさの党の人?」と捨てゼリフを吐き、そそくさと車に乗り込んだ。
向かった先は八丈島乳業運営の牧場だ。くしくも同じ名前の乳牛「ユリコ」に島特産のアシタバを与え、「あーすごいすごい、百合子がユリコに」と満面の笑み。質疑応答の機会は設けず、しびれを切らしたフリー記者が「カイロ大卒業が」と質問しようとすると同行した小池知事の元秘書で「都民ファーストの会」の尾島紘平都議が一目散に飛んできて「ここは私有地。静かにしていただかないと出ていっていただきます」とスゴんだ。
演説会場「底土港」の駐車場内で200人ほどが金属探知や荷物検査を受け、周囲にも100人近く集まった。聴衆から遠く離れた小池知事は海を背に“映える”ロケーションで特産の絹織物「黄八丈」のスカーフをまとい「この島は東京にとって大事。選挙の時は八丈島に来るのがお作法だと思っています」とアピール。
■「選挙の時だけ来て八丈島の何が分かるの?」
たびたび拍手が起こる和やかムードが終了の瞬間に一変。複数のフリー記者から学歴詐称疑惑を問う声が飛ぶと、再び尾島氏が駆け付け「選挙妨害です! 選挙妨害やめてください!」と張り詰めた声で言い放つ。小池知事は何のソノで、にこやかに聴衆に近寄りグータッチ。
告知は小池知事本人のSNSだけで、「え! 小池さん来るの?」と知らない人も多かった。島民の小池評は上々だが、「選挙の時だけ来て八丈島の何が分かるの? 高齢化がひどく、目立った働き口もない。金が入るのは土建業ばかり。小池さんが何をしてくれたのって感じ」と冷めた声も。
小池知事は午後5時25分発の飛行機で帰路につき、滞在は正味4時間半。島が舞台の露骨なパフォーマンスに気を良くしたのか、自身のSNSに活動報告を連投した。見事な逃げまくり作戦はとても現職知事とは思えない。
(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ)
都知事選告示報道を見て仰天 大新聞は女帝の学歴詐称を完全スルー
創価学会の内部文書とのこと。蓮舫さんが知事になれば、「改革が後退し、都政は混乱」と書いてますが、大ウソですね。蓮舫さんは、良いところは引き継ぐと何度もいってます。蓮舫さんがメスを入れるのは、神宮外苑再開発やプロジェクションマッピング。既得権益にメスを入れられたくない側の嘘がひどい
有権者にとっても、学歴詐称疑惑は大きな判断材料になるだろう。
ところが、大新聞テレビは女帝の学歴詐称疑惑を完全にスルーしているのだからどうかしている。
都知事選の候補者が最多の56人に達したためにポスターを貼る枠が足りない、といったさまつなことに紙幅を大きく割き、告示日の紙面には「学歴詐称」の文字は、どこにも載っていなかった。
日本記者クラブが主催した共同会見の時も、女帝に遠慮して、深く追及しようとしなかった。アリバイ的に1問、聞いただけだ。
法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。
「小池知事が『卒業はカイロ大が認めている』と、卒業証書を提出しても疑惑が消えないのは『本当に実力で卒業したのか』『後からエジプト政府やカイロ大に便宜をはかってもらったのではないか』と、国民が疑っているからでしょう。本来、メディアは、国民の代弁者として小池知事に卒業証書への疑問をぶつけ、紙面で問うのが役割のはずです。なのに、なぜか問題にしない。大手メディアは、小池知事が実力でカイロ大を卒業したと信じているのでしょうか。多くの国民は、小池知事が大卒だろうが高卒だろうが、どうでもいいと思っていると思う。問題は、嘘をついているのかどうかです。政治家、とくにトップに立つ者は、全人格が問われる。平気で嘘をつくような者をトップにするわけにはいかないでしょう。それに、もしエジプト政府やカイロ大に便宜をはかってもらっているとしたら、外国に弱みを握られていることになる。大手メディアは、学歴詐称疑惑の重大性を分かっているのでしょうか」
小池百合子氏「つばさの党」さながら“選挙カー凸撃”…「身の危険」理由に演説回避の初日は他陣営へ“陰湿行為”
と、音声テープが“演説”しだしたのは東京・中野駅前。
その開始予定とほぼ同刻に、小池百合子都知事(71)陣営の選挙カーが姿を見せたのだ。
「小池氏の音声が流れる選挙カーに乗って、手を振っていたのは、小池氏の側近で都民ファーストの会特別顧問の荒木千陽(ちはる)氏。しかも一度離れた約30分後、再び中野駅周辺に戻ってきました」(政治部記者)
200人近い聴衆に向かって演説をした蓮舫氏に対して、小池氏の初日は新宿区の選挙事務所で出発式のみ。
東京都選挙管理委員会に確認すると、「自動車用表示物は1枚。同時に使える選挙カーは1台のみです」と答えたように、都知事の“身代わり”ともいえる小池陣営のたった1台の選挙カーが、蓮舫陣営に乗り込んだ形だ。
6月21日の定例会見で、小池氏自身が「身の危険を感じた」と話し、それを理由に初日演説の回避を明かしたように、選挙前には「つばさの党」の“凸撃”が話題になっていた。
しかし、小池陣営の動きも、つばさの党さながらの陰湿行為にも思えるが……。
小池陣営の担当者は「選挙カーの運行は現場にまかせているので、そこにいた理由はわかりません。遭遇はよくあることです」と主張する。
初日の演説で、意外に健闘が光ったのは、前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)だ。
夕方に渋谷駅で演説をおこなったが、多くの聴衆がスマホ撮影をおこなうなど、活気溢れる現場に。
対して、“知名度負け”だったのはタレントの清水国明氏(73)。後輩で、ものまねタレントの清水アキラ(69)も駆けつけたが、聴衆はマスコミ関係者がほとんど。
都知事選はこれから中盤戦。各陣営、まだ焦る必要はないはず?