「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と木原防衛相 沖縄・慰霊の日を前に 「抑止力の向上が県民の安全につながる」

 

舌先三寸詐欺師だ!米国のいいなりになって沖縄を屈辱的に痛み続ける岸田政💢💢

 

 

 【東京】木原稔防衛相は21日午前の記者会見で、23日に沖縄の「慰霊の日」を迎えることについて「戦没者の御霊(みたま)に哀悼の誠をささげるとともに、国の安全保障を預かる一人として、戦争の惨禍を二度と繰り返さないことを誓いたい」と述べた。
 

 一方、木原氏は「わが国は戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している」と強調。沖縄を含む南西地域の防衛体制強化は「力による一方的な現状変更や試みを許容しないとの意思を示し、抑止力・対処力を高めることで県民や国民の安全につながる」とした。
 

部隊配備などは「大規模災害や国民保護における対応の迅速化につながる」と主張した。
 

 空港や港湾など公共インフラの整備や、武力攻撃を想定したシェルター(避難施設)の確保など、政府全体の取り組みを「丁寧に検討、調整していく」との考えも示した。
 

 防衛力強化に向けた施策に関して「さまざまな機会を通じ、地元の皆さまに対する丁寧な説明や適切な情報提供を実施する」と述べた。

 

 

女性カップルの子に父子関係認める 性別変更前の精子で出生 最高裁

 

 

 性同一性障害特例法に基づいて男性から性別変更した40代女性が、自身の凍結精子を使ってパートナーの30代女性との間にもうけた次女を認知することができるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は21日、認知を認める判決を言い渡した。
 

 40代女性は次女の法律上の父となった。男性から女性に性別変更した生物学上の父と、性別変更後に生まれた子の父子関係を認める司法判断は初めて。
 

 40代女性は2018年冬に男性から性別を変更。性別変更前に自身の凍結精子でパートナーが長女を出産し、性別変更した後の20年にやはり凍結精子で次女が生まれた。
 

 40代女性は子2人の父だとする認知届を自治体に出した。しかし受理されなかったため、子2人が40代女性に認知するよう求める訴訟を起こした。
 

 1審・東京家裁判決(22年2月)は、女性とみなされる人を父だとすることは現行法と整合しないとして長女、次女のいずれも認知できないとした。
 

 これに対し、2審・東京高裁判決(22年8月)は、長女の出生時に40代女性の戸籍が男性だったことから、長女については40代女性が認知できると判断した。
 

 一方で、次女の出生時には40代女性が既に女性に性別を変更していたため、40代女性を父とすることは認められないとした。子2人に対する父子関係の判断が分かれたため、次女のみが最高裁に上告していた。【巽賢司】