群馬・山本一太知事「本音を言うと蓮舫・東京都知事は見たくない」

 
小池百合子も山本一太も歴史を改竄、捏造する冷酷、極右人間。歴史を平気で歪曲する人間が生意気言うな💢
 
 
 群馬県の山本一太知事は20日の記者会見で、同日告示された任期満了に伴う東京都知事選に関し、「本音を言うと蓮舫知事は見たくない。国会議員活動を見てきたが、ひたすら批判、批判、批判だった」と語った。一方、現職の小池百合子氏を「大変したたかな人で仲間内では人気がなかったが、明るく、発信するメッセージがポジティブだ」と評価し、再選に期待を示した。
 
 山本氏は元自民党参院議員で小池氏と一時、同じ旧森派に所属し、蓮舫氏は元立憲民主党参院議員だったが、「政党は関係ない」と強調し、「政治は人間が作るので、政策の良い悪いでなく、優しいか意地悪かはものすごく大事だ」と述べた。

 山本氏は都知事に誰がなるかが関東全体にも影響すると指摘した上で、蓮舫氏が都政で民主党政権時代に進めた事業仕分けを繰り返すことに懸念を示した。「事業仕分けは最悪。メディアの前の官僚の公開処刑だった」と述べ、同政権で県内の八ッ場(やんば)ダムの建設中止方針が一時決まったことにも言及し、「許せない。今でも県民は怒っている」とした。

 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏については「地方自治体から次世代を担うスターが出てきてほしい。小池さんが勝ち、蓮舫さんが負け、石丸さんが大健闘するのがベストシナリオだ」と期待を示した。【田所柳子】
 
 

朝鮮人追悼碑、群馬県が撤去開始 「強制性」記述めぐり抗議各地でも
 
 群馬県は29日、行政代執行法に基づき、県立公園「群馬の森」(高崎市)にある朝鮮人追悼碑の撤去工事を始めた。

 午前9時40分ごろ、県の都市整備課長が碑の前で代執行の宣言文を読み上げ、工事が始まった。関係者によると、「記憶 反省 そして友好」と刻まれた追悼碑の銘板と碑文、ハトをあしらった陶板の計3枚のプレートが取り外され、県から碑を所有する「追悼碑を守る会」側へ返却されたという。守る会メンバーの一人は「プレートは追悼碑の魂。過去の歴史を学び、友好を築くための運動を続けるために大事にしたい」と話した。

 公園は「安全面への配慮」を理由に全面的に閉鎖され、撤去の様子を外から見ることはできなかった。監視カメラが設置されるなど物々しい雰囲気で、早朝から、県や工事関係と見られる車両が頻繁に出入りした。

撤去工事始まる 「追悼碑どかすなんて無駄」 
 撤去が気がかりで公園を訪れた在日3世の女性(34)は「撤去することは、過去にあった事実を記憶していかないという意思表示のようだ」と批判。別の通行人の男性も「お金をかけて追悼碑をどかすなんて無駄なこと」と話した。県庁前では、碑の撤去に抗議する訴えもあった。
 
 碑は、戦時中に軍需工場や鉱山などに労務動員されて亡くなった植民地支配下の朝鮮人を悼む目的で、守る会の前身団体が2004年に建立した。

 県議会が全会一致で趣旨に賛同し、県が設置場所を提供したが、追悼式で「強制連行」と発言するなど、設置条件に反する政治的な行事がされたとして、県が14年、設置を「不許可」とした。守る会がこの処分を違法だとして提訴したが、「適法」とする高裁判決が22年に最高裁で確定した。これを受け、県が碑を所有する守る会に撤去命令を出していた。(川村さくら、吉村駿、高木智子)
 
 

朝鮮人虐殺の追悼文、今年も送らず 小池都知事、関東大震災の式典で

 
 9月1日で100年となる関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典に、小池百合子東京都知事が今年も追悼文を送らない方針であることが分かった。就任翌年の2017年から7年連続となる。式典主催者は先月、追悼文の送付を求める要請をしていた。

 式典は例年、9月1日午前に都慰霊堂がある横網町公園(墨田区)で開催。震災でデマを信じた住民らに虐殺された朝鮮人らを追悼している。歴代都知事は追悼文を送っていたが、小池知事は「犠牲となったすべての方々に哀悼の意を表しており、個々の行事への送付は控える」として同式典に追悼文を送らなくなった。

 都によると、14日に式典主催者に、送付を再開しないと文書で伝えたという。式典実行委員長で、日朝協会東京都連合会の宮川泰彦会長は「悲惨な虐殺の歴史を受け入れない、認めないという姿勢の表れではないか」と批判した。

 また、都は9月1日午後にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)など在日朝鮮人による「同胞追悼会」の主催者らにも同様に伝えたという。朝鮮総連などからも追悼文を要請されていた。

 関東大震災での朝鮮人虐殺を巡っては、昨年、人権施策担当の都職員が、都が委託した外郭団体の人権企画展で、虐殺を事実とした場面がある映像を上映する計画について、知事の姿勢を理由に難色を示すメールを送っていた問題が発覚した。職員はメールで、知事が追悼文を送っていないことに触れ、上映に「懸念があります」などと伝えていた。都は、メールについて「必要のない表現だった」と釈明した。(土舘聡一)