6月の各党の支持率です。

「自民党」が25.5%、
「立憲民主党」が9.5%、
「日本維新の会」が3.6%、
「公明党」が2.4%、
「共産党」が3.0%、
「国民民主党」が1.1%、
「れいわ新選組」が1.4%、
「社民党」が0.3%、
「参政党」が0.2%、
「みんなでつくる党」が0.3%、
「特に支持している政党はない」が44.0%でした。

 

 

自民党の支持率は、5月から2ポイント下がって25.5%でした。

2021年10月の岸田内閣発足時から15.7ポイント低下し、内閣発足以降で最も低くなっています。

また、2012年12月の自民党の政権復帰以降で見ても、最も低くなりました。

一方、野党第一党の立憲民主党の支持率は、5月から2.9ポイント上がって9.5%でした。

自民党と立憲民主党の政党支持率の差は、内閣発足時は35.1ポイントでしたが、16ポイントに縮小しています。

また「特に支持している政党はない」、いわゆる無党派層の割合は44%で、7か月連続で40%を超えています。


 

内閣支持21%、不支持60%(NHK世論調査)
NHKは、6月7日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。

調査の対象となったのは2422人で、49%にあたる1192人から回答を得ました。

 

岸田内閣を「支持する」と答えた人は5月の調査より3ポイント下がって21%と、3年前・2021年10月の内閣発足以降、最も低くなりました。また、2012年12月に自民党が政権に復帰して以降で見ても、最も低くなりました。

一方、「支持しない」と答えた人は5ポイント上がって60%でした。

支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が48%、「支持する政党の内閣だから」が22%、「人柄が信頼できるから」が13%などとなりました。

支持しない理由では、「政策に期待が持てないから」が49%、「実行力がないから」が24%、「人柄が信頼できないから」が9%などとなりました。

 

 

6月の内閣支持率は21%で2012年12月に自民党が政権に復帰して以降、最も低くなっています。

支持政党別に見ますと、自民党支持層では52%と半数程度で、8か月連続で50%台にとどまっています。一方、野党支持層の支持率は9%で、無党派層でも10%と低い水準でした。

年代別に見ますと、30代以下と80歳以上では30%程度だったのに対し、40代から70代の幅広い年代で10%台に落ち込み、「支持しない」と答えた人が70%前後を占めています。