「自民党の萩生田都連会長は、小池氏を支援する理由について『この4年間の小池都政と都議会自民党との歩みを確認した上で決めた』と説明しました」

裏金・萩生田自民都連会長に全面的に応援される小池都知事。
まさに、自民党一体。

 

 

 果たして「敵の敵は味方」となるのか。それとも「排除します」となるのか――。

 自民党の東京都連(会長・萩生田光一前政調会長)が10日午前に会合を開き、20日告示の東京都知事選(7月7日投開票)の対応について執行部一任となった。

 都知事選を巡っては、すでに立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が出馬を表明しており、3選を目指す現職の小池百合子知事(71)の動向に注目が集まっている。

 萩生田都連会長は会合で、独自候補を擁立せずに「小池都知事が3選の出馬をするなら支援をおこなう方向だ」と明言。支援の在り方については小池氏が立候補を表明した後に執行部で話し合う方針を示したが、今のところ、自民党本部として推薦するのではなく、新たに「確認団体」を設立した上で、小池氏が特別顧問を強める地域政党「都民ファーストの会」などと相乗りで支援する案が浮上している。

■小池氏には《今度の公約は「8年間の公約達成ゼロ」か》などと揶揄する声が

 

 2016年に自民党国会議員から都知事に転身した小池氏。当時は出馬に同党都連執行部が激怒して同党推薦の増田寛也氏(72=現日本郵政社長)と保守分裂選を展開し、小池氏が圧勝。自民は前回(20年)も独自候補の擁立を探ったものの結局、自主投票となった。

 衆院3補選、静岡知事選など連敗続きの自民にとって、党派色を薄めて小池氏を後方支援し、首都決戦の不戦敗を回避したい考えのようだが、有権者の見方は否定的だ。

《裏金事件で何ら説明責任を果たしていない萩生田さんが、そもそも都連会長というのがばかげている。そんな自民が小池さん支援とか。マンガだ》

 

《小池知事も自民党国会議員時代は清和政策研究会。つまり、萩生田さんと同じ裏金派閥。そんな人たちが手を取り合って知事選って、おかしいだろ》

《「緑のタヌキ」を「(頭の)黒いネズミ」が後方支援というブラックジョーク》

 一方、《今度の公約は「8年間の公約達成ゼロ」か》などと揶揄する声が出ている小池氏は、自民の“勝手連”的な支援をどう受け止めるのだろうか。いずれにしても、「七夕決戦」の展開に注目だ。

 

 

自民都連・萩生田会長、小池百合子都知事「3選出馬なら支援」と表明も具体的な方法は決まらず

 
 
自民党東京都連の萩生田光一会長は10日、党本部で行われた都連の会合後、報道陣の取材に応じ、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)で、現職の小池百合子知事(71)が3選出馬した場合は支援する考えを明らかにした。

「この4年間の小池都政と自民党、自民党都議会との歩みを確認した上で、小池さんが3選出馬をするなら支援をする方向で考えていこうということになった」と述べた。

ただ、小池氏がまだ出馬表明していないことから、支援のあり方などは決まらなかった。萩生田氏は「戦い方も含めて知事サイドの考え方もあると思う。今後、都連執行部に一任していただく方向でご了解をいただいた」と述べた。

都連内では、政党に準じた選挙運動が認められる「確認団体」を設立し、公明党や都民ファーストの会と「相乗り」で支援する案も浮上しているとされるが、この日は「知事が出馬表明もされておらず、意見の出しようがない」(出席者の1人)として、具体的な対応は決まらなかった。

都連内には、かつて小池氏と対決した経緯から、小池氏に対して複雑な声もあるとみられる。萩生田氏は、都知事選で小池氏を支援することへの反発は、「なかった」と述べた。

萩生田氏はこれに先立つ会合冒頭のあいさつで「これまで東京で行われたいくつかの選挙で(自民党は)残念ながら結果を出すことはできなかった。それぞれの事情はあるが、少なからず政治不信が影響したことは否めず、私自身がその原因をつくった1人としててあらためて、みなさんにおわびを申し上げます」と、安倍派の裏金問題を念頭に謝罪。その上で「信頼回復に向けて行動をもって示していかなくてはならず、反省は必要だが、いつまでも下を向いているわけにはいかない」と述べ、東京都知事選とともに、同じ日に投開票される、都内8選挙区で行われる東京都議補選の自民党候補の勝利への意欲を示した。

8つの都議補選をめぐっては、自民党が小池氏を支える都民ファ候補と戦う選挙区もあるだけに「自民党の仲間を都議補選で増やすことの方が、都知事選より大事だ」と話す関係者もいた。
 

 

前原誠司氏「蓮舫さん応援ありえない」東京都知事選巡り意向表明

 
よかった➖😄
だって、前原氏って‥‥
前原自体が明日がない身分。維新に首根っつかまれ身動きができない。
 
「非共産」
ここに集まれ
卑怯さん
 
 
 教育無償化を実現する会の前原誠司代表(衆院京都2区)は10日朝、東京都知事選(7月7日投開票)に立候補を予定する立憲民主党の蓮舫参院議員について、「共産党が応援する蓮舫さんを応援することはありえない」との考えを明らかにした。京都市東山区で報道陣の取材に語った。
 
 「非共産」での野党共闘を目指す自らの姿勢を改めて鮮明にした形。国政で統一会派を組む日本維新の会と連携する考えも示し、自民党との相乗りは「今後の状況をみて判断したい」と含みを持たせた。

 また北陸新幹線敦賀―新大阪間の延伸ルートについて、現行の小浜ルートは工事期間が延び、費用が大きく膨らむとの見通しを示し「人口が減少する中、本当に投資をしていいのか、見直しの議論をしないといけない。工期も短く費用も少ない米原ルートを遡上に乗せてやるべきだ」とし、米原ルートも含めて議論すべきとの立場を強調した。前原氏はルートを検証する維新の勉強会に参加している。