候補者一本化目指し、護憲派が「埼玉市民連合」結成 「政権支持率が低迷する今が好機」

 
その通りです!👏
 
埼玉市民連合の結成会見に臨む田中さん(右)ら共同代表の3人=県庁で
 

 

 市民と護憲派野党の共闘による政権交代を目指そうと「埼玉市民連合」を結成した県民らが22日、県庁で記者会見を開き「裏金問題で自公政権の支持率が低迷する今が好機だ」と意気込んだ。

 埼玉弁護士会や連合埼玉、埼労連が後援し、集団的自衛権を容認する安保法制の廃止などを訴える「オール埼玉総行動」で活動してきた県民らが結成メンバーの中核となっている。弁護士会が関わるオール埼玉は政治活動が難しく、また、県内16ある衆院小選挙区ごとにメンバーらによる「市民の会」はあったが、選挙区ごとの活動には限界もあり、全県的な政治運動の展開を目指して4月に結成した。

 市民連合は、安保法制や憲法改正に対する立場が近い立民、共産、れいわ、社民、新社会の五つを「立憲野党」と位置付けて支持。次期衆院選に向けて、候補者一本化を働きかけていく。
 共同代表の1人で弁護士の田中重仁さん(川越市)は「与党の支持率は低いが、野党がバラバラだと自公が合計で勝ってしまうのが小選挙区の運命。立憲野党がこれを機に一つになり、当たり前で常識的な政治にしてほしい」と話した。(飯塚大輝)