共闘破壊の連合方針

不当な介入 撤回求める

小池書記局長が会見

 
 日本共産党の小池晃書記局長は17日、国会内で記者会見し、連合が16日の中央執行委員会で決定した「当面する国政選挙に臨む連合としてのスタンス」に言及しました。

 「スタンス」の中で、連合は4月28日投開票の衆院東京15区補選で日本共産党が独自候補を取り下げ、立憲民主党候補を支援して当選したことに対し、「『市民と野党の共闘』候補として立憲民主党と共産党が並び立つ街宣が行われるなど、当該選挙区における両党の協力関係が顕在化した」「本事案は連合が連携する政党の取り組みとして看過できない」としています。

 小池氏はこれについて、「政党間の取り組みに対する不当な干渉だ。市民と野党の共闘を壊すもので容認できない」と抗議し撤回を求めました。

 小池氏は「これまでも連合から市民と野党の共闘に対してさまざまなコメントが出されてきたが、政策協定の締結などを行った共闘候補について『連合として推薦できない』という立憲民主党に対しての表明だった」と指摘。「今回は、政党間で合意したことに対する干渉という性格の問題だ」と厳しく批判しました。

 

 

組合が平気で政党に介入し、「野党共闘」潰しに必死になる。組合は「要求で団結する」ところ。組合員は「思想信条の自由」が保障されている。組合の代表がそこを踏みにじって「政党」に口出しする。とんでもない事だ。「野党共闘」で政治を国民の手に取り戻す、こんな気持ちで団結しようとしている市民に対しても失礼極まるものである。絶対に許されない!

 

「政党間できちんと協議して決めたことに対して『看過できない』と言ってきた。今までの連合の方針文書とは性格が異なる。全く容認できない」

 

 

共産党の小池晃書記局長は17日の記者会見で、立憲民主党を支援する連合が、4月の衆院東京15区補欠選挙での立共共闘を批判していることに反発した。「政党間の取り組みに関する不当な干渉というほかない。市民と野党の共闘を壊すもので、絶対に容認できない」と述べ、連合に撤回を求めた。

小池氏は、連合が16日の中央執行委員会で、立民が補選で共産と並んで街宣活動を行ったことなどについて「連合が連携する政党の取り組みとして看過できない」との文書を決定したと指摘した。そのうえで小池氏は「政党間できちんと協議して決めたことに対して『看過できない』と言ってきた。今までの連合の方針文書とは性格が異なる。全く容認できない」と強調した。

 

 

立民・泉健太代表、どうしても首相になりたいなら…安全保障に懸念の共産党支援、一切受けずに維新と組むしかない

 
乱暴な「共産党潰し」の先陣を切るフジテレビ報道は立憲民主党は『維新』と共闘すべしという、とんでもない記事を!連合は「立憲民主党は国民民主党と共闘すべし」と。乱暴にも程がある。維新も国民民主党もすでに改憲を先頭に自公勢力に負けない「戦前回帰」の姿勢を示している政党である。一応立憲民主党は右往左往しながらも「原発再稼働」「改憲賛成」「武器輸出賛成」の姿勢を示していない。この姿勢を軟弱にして「維新」と「国民民主党」と共闘させようとしている。ここが踏ん張りの立憲民主党。有権者は何故に「立憲民主党」を支持してきたか?維新や国民民主党の政策には賛成できない、国民に立場に立って一貫して奮闘してくれる期待しているからである。間違っても「自公政権の補完勢力」と共闘の姿勢を見せるなら裏切り行為として厳しい判断を示すであろう。烏合の衆で失敗してきた例が過去たくさんあるはずだ。
 
 
【ニュース裏表 平井文夫】

11日付の産経新聞で「泉氏 母校で『首相の座視野』」という記事を読み、筆者の立命館大学の後輩である立憲民主党の泉健太代表が、首相の座を狙うその心意気や良し! と感心した。

【表でみる】次期衆院選で小選挙区で入れたい候補の党派

記事によると、泉氏は立命館大学で講演し、次期衆院選で立憲民主党が勝利して与党第1党になれば自身の首相就任が「視野に入る」と言及したという。

立憲民主党が衆院3補選(4月28日投開票)で全勝し、鼻息が荒くなるのは分かる。だが、今回の3勝はいずれも共産党の支援を受けての勝利だ。

立憲民主党は2021年の衆院選で共産党などと選挙協力を行って、小選挙区では議席は増やしたものの比例では減らし、トータルではマイナスとなった。このため、当時の枝野幸男代表は引責辞任した。共産党も議席を減らした。

「共産党の政権参加」が具体的に議論されたために、有権者が「引いて」しまったものとみられた。その後、立憲民主党は共産党との連携に慎重になっていた。今回の3補選は、自民党の政治資金規正法違反の不祥事を受けて、一気に攻め込むチャンスということで「過去のしがらみ」を捨てて再び共闘したのだろうか。

次の衆院選で立憲民主党が第1党となり、泉氏が首相になるには、補選同様、共産党の支援が必要だと思うのだがどうするのか。

泉氏が首相になった場合、共産党はまさか連立政権に入るのか。それとも以前、立憲民主党の人が言っていた「ゆるい形の閣外協力」になるのか。これは法案によっては共産党に賛成してもらうという形らしいのだが、いずれにしても「共産党の考えが反映される政権」になる。

特に、安全保障において共産党の考えが入ることに、欧米やアジアの同盟国、同志国の理解を得られるのか。この点は立憲民主党だけでなく、共産党も日本の国益、安全の観点から冷静に考えてほしいものだ。

もし泉氏がどうしても首相になりたいのなら、共産党の支援は一切受けず、日本維新の会と組むしかないと思う。その場合、国民民主党と前原新党(教育無償化を実現する会)なども参加するので、数字上は衆院で過半数を取れる可能性はある。

立憲民主党と日本維新の会は、安保やエネルギー政策で隔たりがあるので、もし組むなら政策調整が必要だが、共産党と組むよりははるかに政策の接点も多く可能性はゼロではないと思う。
 
解散総選挙で、自民党と公明党の与党が過半数割れする可能性はあると思う。その場合、国民民主党や日本維新の会の連立入りが取り沙汰されることになるのだが、議席数によっては「立憲民主党と日本維新の会」という組み合わせもあり得る。

好き嫌いは別にして、日本維新の会も連立のいろいろなバージョンを想定して政策の接点を探るという「政権に入る準備」をしておくべきだと思う。 (フジテレビ特別解説委員)
 
 

次期衆議院選挙「与党を過半数割れに」…連合が基本方針見直し、芳野会長「政治を変える最大のチャンス」

 
ペテン師芳野友子!「政治を変える」?国民民主党はもうすでに「自公政権の補完勢力」として国会で最悪な役目を仰せ使っている。そんな輩と一緒になって政治を変えられるなんて失笑もんだ。幼稚な事を平気で言い切る低脳ペテン師「芳野友子」。「共産党潰し」だけに必死なみっともない姿勢に組合員は反論しなくちゃ!労働者の権利さえも芳野友子は政府に投げ出すぜ!
 
何故に「立憲民主党と国民民主党が同じ立ち位置」になれると思うのか?国民民主党は「原発再稼働・武器輸出賛成・改憲の先鋒を走る」を「野党」と呼べるのか?労働者を裏切り、国民の有権者を裏切り続ける国民民主党と連合の目指すものは一致しているのだ。芳野友子は露骨に立憲民主党を「恫喝・恐喝・威嚇」し続ける。その態度に凜とした姿勢を見せることができない立憲民主党…。歯がゆい実に情け無い!
 
市民連合と連携し市民と共に歩むという、政党としての姿勢を立憲民主党は示す事が出来ない。市民を裏切り続け、国民民主党と手を握るならば多くの有権者は立憲民主党に背を向けるであろう。余りにも曖昧な姿勢である立憲民主党は!
 
 
 連合は16日、昨年11月に決定していた次期衆院選の基本方針を見直し、「与党を過半数割れに追い込み、今の政治をリセットする」との新たな目標を盛り込むことを決定した。支援する立憲民主、国民民主両党の位置づけを「連携政党」から「支援政党」に格上げする方針も決めた。

 自民党派閥の政治資金規正法違反事件を踏まえた対応で、連合の芳野友子会長は16日の記者会見で、「『政治とカネ』の問題で国民の政治不信が広まっている。今の政治を変える最大のチャンスだ」と述べた。