アイヌ民族への差別を禁じたアイヌ施策推進法は、24日で施行から5年を迎える。同法付則は、5年の経過後に施行状況を検討し、必要があれば「所要の措置を講ずる」と明記。自民党の杉田水脈衆院議員による差別的投稿をきっかけに、罰則規定を求める声が強まっているが、政府は慎重姿勢だ。

 杉田氏は2016年、国連の会議に出席した際に「アイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」と自身のブログに投稿。昨年9月に札幌法務局から人権侵犯と認定された。アイヌ関連事業を巡り、「公金チューチュー」と関係者をやゆするなど、その後も物議を醸す言動を繰り返している。

 

 同法は、アイヌに対する差別を禁じているが、罰則規定はない。アイヌや学者らによる「アイヌ政策検討市民会議」のジェフリー・ゲーマン代表は「現行法は全く効果がない」と訴える。
 

 野党からは、速やかな対応を求める声が上がる。立憲民主党の水岡俊一参院議員会長は、2月の参院代表質問で「今こそ改正の検討を始めるべきだ」と主張。別の立民幹部も「政府はこの問題を真剣に受け止めてもらいたい」と強調した。

 ただ、政府内で法改正の機運は乏しい。政府関係者は、アイヌ差別のみに罰則を設けると他の差別行為との整合性が問われると指摘。「現在も名誉毀損(きそん)罪や侮辱罪で訴えることはできる」との認識を示した。 

 

 

えっいまさら?杉田水脈議員『コスプレおばさん』と「そもそも投稿していませんし…」と主張、ネットは「なんで嘘つく?」と総ツッコミ

 
 
杉田水脈は自民党のデマゴーグ要員。基本嘘しかつかない。党内の会議では「女性はいくらでも嘘をつけますから」と性暴力被害の虚偽申告があるような発言をし、会議後には「そんなことは言っていない」と大嘘をついた。結局、逃げ切ることはできず、最終的にブログで嘘を認めた。異常極まりない。
杉田水脈のいつものパターン。
①嘘をつく。
②嘘がばれる。
③それを指摘されると「そんなことは言っていない」とさらに嘘をつく。
➃その嘘もばれる。
⑤誤魔化す。
⑥ほとぼりが冷めた頃、同じ嘘をつく。
 
 
 自民党の杉田水脈衆院議員が、過去に自身のブログに「アイヌの民族衣装のコスプレおばさん」と投稿したことについて、2日にX(旧ツイッター)で一転して「投稿していません」と主張。だが、過去に国会で投稿の事実を認めており、アーカイブにも文言が残っていることから、総ツッコミが起きている。

 杉田議員は16年、自身のブログに「日本国の恥晒し」という書き出しで「国連の会議室では小汚い格好に加え、チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」と投稿。当該ブログは既に削除されているが、インターネットアーカイブには、その記述がしっかりと残されている。

 さらに22年の参院予算委員会では、野党議員が「民族衣装のコスプレおばさん」の部分を読み上げて「このブログを書き、ツイッターで拡散したのは事実ですか」と追及。杉田議員が「はい、事実ではございます」と答えていたことが議事録に残されている。

 だが今月2日、杉田議員は自身のX(旧ツイッター)で一般ユーザーに返信する形で「そもそも『民族衣装のコスプレおばさん』なんて投稿していませんし」と、事実関係を覆す謎の主張を展開。「なんでそうやって嘘をつくんですか?」「息を吐くように嘘をつく」「女性はウソをつくという迷言を実行する杉田水脈」「書き込んだことはあるが投稿はしていない」などの声が殺到する事態となった。