「卑しい魂胆しか見えない」大阪・吉村知事「0歳児に選挙権」提案 透けてみえる「家父長男尊女卑」に猛批判

 
「0歳から選挙権を認めるべき」「僕は子どもが3人だから、僕は4票の影響力がある」と吉村知事。
子どもに「影響力」を行使すれば親の意向通りに投票させることができるとでもいうつもりか。人口減少対策とも思えないが、選挙についても親子関係についても歪んだ認識に驚く。
 
バカ発言が続く吉村洋文、限界が見えてきた!怒られてる子供と一緒、次々と違う話しをする手口、ワクチン、イソジン、空飛ぶ車に魂のトイレに今度は〇歳選挙権、ウソつきやん
 
 
 4月25日、大阪府の吉村洋文知事が、記者会見で、人口減少への抜本対策として「0歳児からの選挙権」導入を訴えた。

 前日の24日、有識者でつくる「人口戦略会議」が公表した分析結果では、全国で744の自治体が「消滅可能性自治体」とされ、そのなかに大阪府内の12自治体が含まれていた。

 吉村知事はこの点を問われ、「もっと次の世代のことを考えた政治をやるべきだ。いまの自公政権は、それをやっていない」と指摘。個人の考えとして、こう持論を展開した。

「0歳から選挙権を持ってもらうべきだ。そうすると、若い世代に政治家が向くことになる。親・保護者が代理で選挙権を行使する。僕は子どもが3人だから、4票の影響力がある。少子化の問題を抜本的に解決するなら『0歳児選挙権』だと思う」

 吉村知事は「0歳児選挙権」について、自身が共同代表を務める日本維新の会のマニフェストにも加えるよう提案していくという。

 この提案に、維新の会の音喜多駿政調会長は同日、自身のXでこう反応した。

《維新はすでに0歳児投票権こと「ドメイン方式」の導入検討まで踏み込んでいる唯一の政党ですが、さらにはっきりとした形でのマニフェスト掲載まで検討していきます。》

 だが、吉村知事が「0歳児選挙権」を提案したことに、タレントのフィフィは同日、自身のXでこう疑問の声をあげた。

《それって、子供が選んで投票するのと違うじゃん。むしろ親の思想を押し付ける事にもなりかねない。》

 吉村知事が「0歳児選挙権」を導入し、「親が選挙権を代理で行使する」と述べたことに、SNSでは批判的な声が殺到している。

《いろいろ突っ込みどころ満載なんだけど一番嫌なとこは【0歳から成人までは投票権を親が「代理行使」することを想定】だわな。これ子どもの自由な意思決定を阻害してる。子どもは親の所有物じゃ無い。子どもの人権という意識ゼロ いかにも維新。この人『弁護士』なん?》

《どこまでも自分達に都合の良い組織票大増計画なん 親を使って代理投票って…卑しい魂胆しか見えない》

《これって「俺が自分の子どもの票を使って多数票を投じる」と宣言してるのと同じだよね。要するに「思考能力のない年齢の子どもの票」を使って「選挙の不正がしたい」と述べてる訳で》

 吉村知事が、「僕は子どもが3人だから、4票の影響力がある」と述べたことにも、ツッコむ声がSNSで上がっている。

《こういう時にしれっと自然体で女親側の権利が無視されるところに日頃の考えが透けて出てくるよな。吉村知事は4票分で奥さんは1票分なの?》

《妻に子の票一切渡さんナチュラルな家父長男尊女卑 政治が若い人に向くといいつつ成人するまで親が投票代行の矛盾 マニフェストにご提案、どうぞどうぞ。益々維新が憲法音痴行政音痴と分かりやすくなって、むしろ親切》

《え、妻の影響力ゼロなん?で、子が多い父の意見が最も反映される政治にするってことでしょ?しかも共同親権なら離婚後の子どもの投票先に別居親の許可が必要??家父長制を一気に引き戻したいこと、もう隠す気がない…》

 立憲民主党の米山隆一衆院議員も同日、自身のXにこう書き込んだ。

《これ何の気なく選挙権は「保護者などが代理で行使」としていますが、少なくとも婚姻中は保護者は二人おり、意見が一致するとは限らないというか、一致させる為の話し合いを強制したら「投票の秘密(憲15(3))」を犯す事になります。兎も角思い付きで凡そ現実味がありません》

 吉村知事をめぐっては、府内に滞在する訪日外国人観光客を対象に、オーバーツーリズム対策として、新たな「徴収金」制度の導入を提案するも、専門家からは慎重な意見が相次いでいる。知事なのだから、もっと現実的な提案をしてはどうか……。
 
 

「子どもの票は僕のもの、って」吉村知事の「0歳児に選挙権」提案にSNSドン引き 蓮舫も苦言

 
 
大阪府の吉村洋文知事(48)が4月25日の会見で、人口減少の対策として「0歳児に選挙権を与えるべき」と持論を述べ、波紋を呼んでいる。

民間団体「人口戦略会議」が24日に発表した”いずれ消滅する可能性がある”自治体の中に大阪府の自治体も含まれていたことを受け、吉村知事は現在の自公政権が「未来に向けた政治」をやっていないと指摘。「もっと次の世代のことを考えた政治をやるべき」だとして、「0歳から選挙権を認めるべき」との持論を展開した。

同日には自身のXでも次のように投稿。

《消滅可能性自治体が744とのこと。なぜ政治家は未来を向かないのか。現在の企業団体組合は強い。政治家に大きな影響を与える。子供達はなんの政治的影響力もない。政治家に子供達の方を向かせよう。僕らよりずっと長く日本に生きる。0歳児選挙権だ。親が子の為に未来へ投票》

「若い世代に政治家が向くこと」が狙いだといい、吉村知事は”0歳児選挙権“の構想を、自身が共同代表を務める日本維新の会のマニフェストに提案するという。

具体的には、0歳児から選挙権を与え、子供が成人するまでは保護者が代理で行使することを想定しているといい、会見では「僕は子どもが3人だから、僕は4票の影響力がある」と発言していた。

”0歳児選挙権”という斬新な提案もさることながら、「僕は子どもが3人だから、僕は4票の影響力」という発言も注目を集めている。

《男親の票になるようです》というXのポストを引用する形で、立憲民主党の蓮舫議員(56)もXで《確かに 子どもの票は僕のもの、ってすごい。あと。子どもを諦めざるを得ない環境にある人への思いも皆無》と批判。

立憲民主党の米山隆一議員(56)もXで《「奥さんは無視ですか?貴方、自分一人で子供を生んで、自分一人で育てているんですか?」と思います。子供の分の投票を夫婦でどう行使するかからして、凡そ現実的でない思い付きだと思います》と指摘した。

改憲の必要すらあるこの突拍子もないアイデアにネット上では、さまざまな意見がとびかった。一部に、《高齢者が数の暴力で選挙結果決められるのは問題だからその対策にはなる》などの肯定的な意見もあるものの、現状、批判的な意見が多く上がっているように見うけられる。

《この発想はマジにヤバイ「子供は親のもの」って感覚にゾッとした》

《自分の投票すらしに行かないのに子供の分の投票なんてするわけないだろ!》

《子を持つ人と、子を持たない人を政治的に差別する考え方》

《代理ではなく、現役の若い世代の人たちの投票率を上げる政策を考えるべき》

《選挙にはインセンティブを与えるか、あるいは投票方法にIT化(例えばスマホで投票可能)を利用すれば投票率は格段に上り有権者の民意をより反映出来ると思う》
 
 

高知東生 吉村知事の0歳児選挙権に反論「申し訳ないけどひいた」「子供は親の所有物じゃない」

 
 
 俳優の高知東生(59)が26日までに自身の「X」(旧ツイッター)を更新。〝0歳児選挙権〟について言及した。

 〝0歳児選挙権〟については、大阪府の吉村洋文知事が25日の記者会見で提唱。人口減少対策の一環として「0歳児から選挙権を持つべきだ」との持論を展開し大きな反響を呼んだ。

 高知は「X」で「申し訳ないけど0歳児選挙権にはひいた」とポスト。「親が子供の代わりに意思表示するらしいが、子供は親の所有物じゃない。全く別の人格。子供の意思は子供のもの」と吉村知事の提案に反論した。

 また、「それに子供の多い家は、親が何票も持つことになり、それはそれで不平等だよな」とも指摘。「だったら認知症の親の選挙権も代理したい、と言う話になっていくよな」とつづっていた。
 
 

たかまつなな「0歳児選挙権」に賛成表明「シルバー民主主義を解決するための1つの方法として」

 
もう、行くところまで行ってしまったね。本当に駄目だ、この人は。
 
 
 元NHK職員で「お笑いジャーナリスト」として活動する芸人たかまつなな(30)が26日、X(旧ツイッター)を更新。大阪府の吉村洋文知事が示した「0歳児選挙権」案に言及した。
 
 吉村知事は25日の定例会見で、大阪府内の12市町村を含む自治体がいずれ消滅する可能性があるとした民間団体「人口戦略会議」の分析を受け、人口減対策として「0歳から選挙権を持ってもらうべきだ」と持論を展開した。

 吉村氏の提案はネット上で賛否を呼んでいるが、たかまつは「『0歳児に選挙権を』こちらはドメイン投票と呼ばれるもので昔から議論されています」と説明し、「こどもの声を反映させるため、シルバー民主主義を解決するための1つの方法として私は賛成です」との立場を示した。

 たかまつは22年6月、ABEMAの番組「NewsBAR橋下」にゲスト出演した際、「若者こそ政治を!選挙&教育の改革案」というテーマで橋下徹氏と議論を交わし、少子高齢化社会において若者の声が政治に反映されない“シルバー民主主義”の問題を是正するために、余命に応じて一票に重みを加算する「余命投票制度」が必要だと訴えて炎上した経験がある。

 「私が海外取材にいっておもったのは、16歳選挙権がトレンドになっていること、さらに学校現場で高校3年生の一部の子しか選挙権がないからどうしても当事者意識がわきにくいので、選挙権を16歳に引き下げるとより高校での授業が投票につながりやすいのではないかと感じています」と、若年層の政治への関心を高めるための案について記し、「また若者は投票する権利だけではなく、政治家になれる権利も18歳からにするべきだと思います。若者を選ぶか選ばないかは選挙で有権者の手に委ねられているのですから、その権利自体ないのはおかしなことだと思います」と私見を述べた。