岸田文雄首相が23日、首相としての在職日数が933日に達し、戦後では単独8位となった。X(旧ツイッター)でも節目の日として注目されたが、厳しい意見が殺到した。

 

 自民党派閥の裏金事件もあって内閣支持率の低迷が続く中、国民からの声はとにかく冷ややかだった。「長く在職してるから良いのか? 株式会社ならとっくに社長解任だろう」「おかげで、国民の生活はどんどん悪化しています」「国民が審判を下さないといかん」など、怒りのコメントが次々と投稿された。

 

 

訪米中の自民・麻生太郎副総裁、トランプ氏と24日会談へ 「もしトラ」備えて関係構築を図る

 
アメリカが誰が大統領になったとしても、日本は凜として法治国家としてアメリカとは対等な友好に徹するべき。何で何を言い出すか分からない麻生太郎と独裁腐れ切ったトランプが会談しないとならないのか💢ふざけんな!
 
 
自民党の麻生太郎副総裁がトランプ前米大統領とニューヨークで現地時間23日午後(日本時間24日午前)に会談する方針であることが23日、関係者の話で分かった。米国第一主義を掲げるトランプ氏が11月の大統領選で返り咲いた場合に備え、関係構築を図りたい考えだ。

トランプ氏は今月だけでも英国のキャメロン外相、ポーランドのドゥダ大統領とそれぞれ会談。バイデン大統領の支持率が伸び悩むのを背景に、トランプ氏が再対決を制した場合の「もしトラ」を念頭に、各国要人の「トランプ氏詣で」が目立ち始めている。

トランプ氏は起訴された刑事事件の公判中で、現地時間23日も午後2時まで出廷する必要があり、会談はそれ以降になる。

岸田文雄首相は今月訪米した際にバイデン氏と会談したばかり。政府要人がトランプ氏と接触するのは難しく、麻生氏が訪米して会談する方向で調整していた。

安倍晋三元首相はトランプ氏が2016年11月の大統領選に勝利した直後、就任を待たずにニューヨークのトランプタワーに駆け付けて蜜月関係を築いており、日本政府は麻生氏の会談で成功体験の再現を狙っているようだ。(共同)

 

自民・二階元幹事長の三男で公設秘書の伸康氏に出馬要請 衆院和歌山2区で町村会

 
又世襲…。もう懲り懲りだって言うのに。真面な奴がいる?世襲議員で???バカ丸出しのお調子もんの手のつけられない、実に見事な出来損ないばかり。勘弁してよ💢
 
 
自民党の衆院和歌山2区支部長を務める二階俊博元幹事長(85)が次期衆院選不出馬を表明したのを受けて、和歌山県の町村長でつくる町村会は23日、二階氏の三男で公設秘書伸康氏に立候補を要請すると決めた。和歌山市で臨時理事会を開催。24日に要請する予定だ。

町村会によると、伸康氏は出馬に意欲を示している。

県内全21町村長が参加する町村会は、衆院選をはじめ県内の選挙に大きな影響力を持つ。2022年の知事選では町村会が現職岸本周平氏への推薦を決めた後、自民県連の候補擁立方針が覆った経緯がある。

衆院小選挙区定数「10増10減」の対象となる和歌山県の定数は3から2に減る。和歌山2区では世耕弘成前参院幹事長=自民離党=がくら替えに意欲を示しているとされる。

自民派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件では二階派も立件された。二階氏は責任を取る形で不出馬を表明。後継については「地元の判断にお任せする」としていた。(共同)
 
 

「子供の使い以下だな」岸田首相、裏金めぐる森元首相への電話聴取「記録なし」でさらに深まる疑念「国民をバカにしてる」

 
《子どもの使い以下だな。》

《これすごいね。何もしてないのと一緒。こんなスッキリしない答弁しかできない政治家にこれからも日本を任せられるの?》
 

 
 
 自民党の政治資金パーティー裏金事件をめぐり、森喜朗元首相への電話聴取に関する岸田文雄首相の答弁が物議を醸している。

 森氏は1998~2000年、2001~2006年の間、清和政策研究会(安倍派)の会長をつとめた。安倍派幹部の一部が「キックバック再開の判断に森元首相が関与していた」と証言したとも報じられており、裏金事件のキーマンとされる。

 4月22日の衆院予算委員会で、立憲民主党の岡田克也幹事長から「なぜ電話だったんですか?」と問われた岸田首相は、「森元総理の日程等の調整のなかで電話によっておこなうことを決定した次第です」と説明した。

 さらに、岡田氏から「電話で確認されたときに総務会長とか幹事長は同席されていましたか。電話の横にいて一緒に聞いておられましたか、そして記録はあるんですか」と問われると、

「私の責任で聞き取り調査をおこないました。記録はございません」

 と答えた。

 委員会室でどよめきが起きるなか、岡田氏は「それはなにもしてないのと一緒ですよ」としたうえで、「総理自身が(聴取を)電話でやって、記録もないし、周りに人もいなかった。『何もなかった』と誰が信じるのか」と批判した。

「岸田首相は3月9日、能登半島地震で被災した石川県が東京・八重洲に設置したアンテナショップのオープン記念式典に出席。式典には地元の森氏も出席し、あいさつしています。しかし、岸田首相は式典前、森氏に会釈しただけ。式典後も握手をかわしたあとは話し込むこともありませんでした。

 また、3月17日には自民党の党大会に森氏も出席。時事通信が報じたところでは、森氏は会場で顔を合わせた党幹部に『苦労をかけている』などと話しかけていたといいます」(政治担当記者)

 岸田首相の森氏への電話聴取については、4月12日の「現代ビジネス」が詳細を報じている。

 報道によると、電話聴取がおこなわれたのは、4月2日あたりで時間は3~5分。事情聴取などという内容ではなく、質問は2つほどで、あとは体調を気遣ったり、「ご指導をお願いしたい」など、ご機嫌うかがいのような内容だったという。

 4月17日、参院本会議でこの点を問われた岸田首相はこう答弁した。

「私の森元総理への聴取については、最大限の協力を得る観点から、やりとりの内容等を明らかにすることはしないという前提でおこなったものであり、詳細をお答えすることは差し控えますが、結論として、森元総理の具体的関与は確認できなかったところであります」

 聴取内容に関する具体的な答弁をしないうえ、「記録はございません」と言い放った岸田首相に対して、SNSでは批判的な声が殺到している。

《子どもの使い以下だな。》

《これすごいね。何もしてないのと一緒。こんなスッキリしない答弁しかできない政治家にこれからも日本を任せられるの?》

《森さんは、石川のアンテナショップイベントでめちゃくちゃ元気そうだったじゃない 馳さんも一緒になって、めちゃくちゃ元気そうだったじゃない 森さんは、国会で話すくらい出来るんじゃないですか》

《こんな言い訳が通用すると思ってること自体、国会を舐めてる。国民をバカにしてる。嘘が付けないように、森元首相の証人喚問と同時に岸田首相の証人喚問も必要ですね》

 毎日新聞が4月20・21日に実施した全国世論調査では、森氏に国会で説明を「求めるべきだ」は84%。自民党支持層でも6割強が「求めるべきだ」と回答したという。

 岸田首相があいまいな答弁を繰り返しても疑惑は深まるばかり。国会で、衆人環視のもと、森氏に「事情聴取」すべきではないか。

 

自民裏金議員は収支報告書の「訂正」も悪質だった…NPOの詳細調査で判明した“タチ悪”議員の名前

 
全員落選させる!
 
 
 安倍派を中心とした自民党派閥パーティーを巡る裏金事件。悪質な裏金処理をしていた議員らはその訂正も悪質だった。

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」が、2018年からの5年間に裏金化していたことが判明している国会議員(元職含む)99人について収支報告書の訂正内容を調べたところ(ウェブ公表がないなど確認できない人を除く)、手練手管が見え隠れする訂正や「こんなのあり?」という訂正が散見されたという。22日詳細なリポートを公表した。

 収入については、多くの議員が裏金分全額を派閥からの寄付として追加計上している。しかし一部で、議員個人からの寄付や借入金として記載していたもの、パーティー券収入としていたものを減額して派閥寄付に振り替える訂正を行っていた。これらは「不記載」とは言えず、明らかな「虚偽記載」である。

 また、記載済みの個人寄付やパー券収入に裏金を合算した上で、派閥寄付として訂正するパターンもあった。この合算処理からは、個人の手元に残す資金(裏金)と報告書に記載する表の金を意図的に分けていたことがわかり、恣意性が高いという。
 
■支出にも目立つ「使途不明」

 一方、支出についても裏金議員全体の3分の1が訂正しているが、「組織活動費」で金額不明としたり、金額は記載しても使途不明としているものが目立つ。また、使途が明らかでも「人件費」への振り替えは、使途不明と同じだという。人件費は内訳を明らかにする必要がなく、領収書の開示も不要だからだ。記載不要の1万円以下の支出として訂正するパターンも多かった。

「一口に『訂正』という言葉で片付けてはいけない。訂正によって裏金を合法的資金にしているので、マネーロンダリングに近い行為です。悪質度が高いのは議員個人からの借入金としていたケース。いずれ返済されるわけで、違法な資金が合法になって自分に戻る形になる。これはタチが悪い」(情報公開クリアリングハウス・三木由希子理事長)

 この手法を取った悪質度が高い議員は、井上義行氏、亀岡偉民氏、藤原崇氏の3人だった。
 
 

保守王国「島根1区」も瓦解寸前…“にしこりコール”盛り上がらず、支持者「自民が勝ったら恥」【現地ルポ】

 
 
「保守王国」の島根県でも、自民党の信頼が大きくグラついている。

 与野党一騎打ちの構図となった衆院補欠選挙(28日投開票)の島根1区。自民党が擁するのは新人の元財務官僚・錦織功政候補だ。ラストサンデーの21日には岸田首相が応援に駆けつけたが、県民の反応はイマイチ。郊外のショッピングセンターで行われた演説では、岸田首相の登場に拍手こそ起こるものの、歓声はまばらだった。

 地元の政界関係者はこう話す。

「昨年は長年議席を守ってきた細田博之前衆院議長が亡くなり、『参院のドン』といわれた青木幹雄元官房長官も亡くなった。青木さんの息子の一彦参院議員はパッとしない。大物がいなくなった上に、今回の裏金事件。県内の自民党のブランド力は大きく低下している」

 元財務官僚という錦織の経歴も足を引っ張っている。

「島根県は中小企業が多く、インボイス制度に苦しめられている人が多い。岸田総理と手を組んでインボイスを導入した財務省出身だけに、地元での反感は少なからずある」(前出の政界関係者)

 自民党支持層の冷めたムードを象徴するような出来事も。21日の演説の最後に行われた「にしこりコール」が全く盛り上がらないのだ。「にっしこり! にっしこり!」と陣営はスピーカーで叫ぶものの、聴衆はあまり乗り気でないのか、地を這うような低く小さな声で「にしこり……にしこり……」と後に続くだけだった。その場にいた高齢男性はこう話す。
 
「私は長いこと自民党を支持してまして、今日は動員で来ました。人間関係の問題もあるので顔を出しましたが、実は野党に投票しようと思っています。裏金問題にはみんな怒っている。一般人がやったらあんなの犯罪ですよ。これでまた自民党が勝つようなら、島根は日本の恥ですよ」

 岩盤支持層こそ健在だが、自民党への不信感は確実に広まっているようだ。
 
 
野党陣営の応援は近年最高潮
 
 一方、勢いづいているのが立憲民主党の亀井亜紀子候補だ。20日に郊外のスーパーで行われた演説では、雨天にもかかわらず100人超の聴衆が集まった。蓮舫参院議員や野田佳彦元首相が応援に駆けつけたこともあり、度々歓声が湧き起こり、小規模ながら、盛り上がりは上々だった。21日に行われた松江駅前の演説では300人ほどの聴衆から、「亀井さんがんばれ!」といった声援が相次いだ。演説を聞いていた地元労働組合の幹部はこう話す。

「郊外のスーパーの演説などはあまり動員をかけていないのですが、自主的に多くの組合員が駆けつけた。組合員の間にも、応援ムードが高まっています。演説の様子を見ても、島根の野党勢力としては近年最高の盛り上がりではないでしょうか」
 
 両陣営の盛り上がりは対照的。保守王国が瓦解する日は近いか。 

(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ)