万博の開催意義とか必要性とか、「原点の理念をもっと発信しないと」みたいなことを関係者からも聞くけど、原点は維新首長と万博おじさんの思いつきでしかなく、理念なんか別にないから、もともとないものは発信できんよなあ…と。

 

吉村「来年のちょうど今日、やりきります」
開幕式のことしか考えてないのかな?
あとは客が少なかろうと、あちこち工事中だろうと、爆発事故がおきようと。
開幕さえしてしまえば=カジノのインフラは整う。
そもそもそれが目的。

 

すんません
この気持ち悪い謎の化け物、街中に増殖させるのやめてもらえますか。
迷惑です。

 

 

 

「万博の華」のパビリオン、20か国減の40か国程度の見通し…返上の予定地は「芝生の広場」に

 
森山高至さん
あ〜あ、だから言わんこっちゃない。
敷地変えろっ!ってあれほど言ったのに。
夢洲とリングせいで世界の国々が参加できない万博。
 
芝生の広場?もうダメじゃん!
 
 
 2025年大阪・関西万博で海外パビリオンの建設が遅れている問題を巡り、参加国が自前で建設する「タイプA」のパビリオン数が当初想定していた60か国から40か国程度に減る見通しであることがわかった。政府は、自前での工事のメドが立たない参加国に対し、複数の国・地域が共同利用する「タイプC」などへの移行を働きかける方針だ。
 
 複数の政府関係者が明らかにした。タイプAは、独自設計によるデザイン性の高い外観が特徴で、「万博の華」とされる。問題が表面化した直後の昨年8月の時点では60か国が希望していたが、これまでにメキシコが撤退したほか、ブラジルが、万博の運営主体である日本国際博覧会協会(万博協会)が建設を代行する簡易な「タイプX」に移行した。スロベニアやイスラエルなどもタイプCに移行を決めており、少なくとも8か国がタイプAを断念した。4月13日時点でもタイプAを希望する17か国で工事業者が決まっていない。

 政府は万博協会の参加国向けガイドラインに基づき、当初、工事を7月までに終えるよう求めていたが、参加国から、資材高騰などを理由に予算内で工事を行えないとの意見が出たため、2月、完了時期を10月中旬まで延期した。

 政府と万博協会は、すでにタイプAでの参加が見込めない国をリストアップしている。万博開幕まで13日で1年となる中、タイプCのほかタイプXへの移行も促す。夏に着工のメドが立たない場合は、パビリオンの建設予定地の返上を求める。参加国の国内事情も絡むため、丁寧に合意を取りつける考えだ。跡地は芝生の広場として活用することを検討する。

 

見えぬ「目玉」パビリオン 空飛ぶクルマに不透明感も 大阪万博

 
吉村は「3千万人くらい来る」「空には『空飛ぶクルマ』ビュンビュン飛び交う」と元気いっぱい言っていたなあ~…。すべてがホラ!「ペテン師?」「詐欺師?」と言われる所以。幼稚な子供が夢を語っているのと同じ、嫌違う。成功・不成功は関係ない。なんせどんなことがあろうと「万博」は開催。何故かその先に「カジノ」=利権があるからだ。イカレタ奴等に振り回されている「万博」問題。政治を任せては一番ダメな組織に政治を任せた例が大阪府・市である。だから赤字転落した。財政調整金を削っていかなければならない深刻な状態になっているのである。
 
 
 開幕まで1年となった2025年大阪・関西万博では、「未来社会の実験場」をコンセプトに各国が先端技術や文化をアピールする。
 
 しかし、パビリオンの具体的な内容は明らかにされていない。会場への移動手段として期待された「空飛ぶクルマ」も運航の実現に不透明感が漂う。こうした「目玉」となる情報の不足が機運醸成に影を落としているとの見方も出ている。

 万博のパビリオンを出展するのは、参加国・地域や民間企業、日本国際博覧会協会(万博協会)が選んだ著名人ら。特に「万博の華」と注目されるのが、多様な国の空気を体感できる海外パビリオンだ。1970年の大阪万博では、「アメリカ館」がアポロ12号の持ち帰った月の石を展示。当時、一目見ようと長蛇の列ができた。

 今回は約50カ国が建物の整備を自前で行う「タイプA」を計画するものの、具体的な展示物はまだほとんど公表されていない。米国は「共に創出できることを想像しよう」をテーマに、宇宙探査などを疑似体験できる展示を予定するが、詳細は今後発表する。今年2月に起工式を行った中国も、古代の書物「竹簡」をイメージした建物を整備するといった情報のみだ。

 万博協会幹部は各国の見どころについて「パビリオンごとの予約が始まる今秋に発表する国が多い。こちらから『何が目玉だ』と決めるものではない」としつつ、「少しずつでも中身を公表していけるように各国と調整したい」と語る。

 会場と周辺地域を結ぶ「空飛ぶクルマ」の運航も、未来社会をイメージさせる目玉の一つだ。万博協会は、ANAホールディングス(HD)や日本航空など4グループを運航事業者に選び、国内初の客を乗せた商用運航を目指してきた。

 しかし、事業者の一つだった丸紅は機体の開発状況を考慮し、客を乗せない「デモ飛行」にとどめることに。残る3事業者は商用運航を視野に入れるが、具体的な方針はいまだに定まっていない。別の協会幹部は「実際に乗れる人は少ない」と準備不足を認めた。
 
 

大阪・吉村洋文知事、「万博会場」生出演で「大屋根リング」で「私案」披露…「僕的には、この場所で一部でも残せるような形にした方がいい」

 
もう、僕、僕の肌感ーはいらん‼️
日本国内、世界🌍が今どういう状況か
わからんか⁉️

 
 
 大阪府の吉村洋文知事が13日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜・午前8時。読売テレビ制作)に生出演した。

 この日は来年4月13日に開幕する大阪・関西万博の会場から生放送。テレビ局としては初めて万博のシンボル=木造巨大屋根の「リング」内に特設セットを設置して生放送した。

 吉村氏は、1周約2キロ、高さ最大20メートルで、完成すれば世界最大級の木造建築物となる「大屋根リング」の万博閉幕後の扱いを出演者から問われ「最終的には、万博の開始前に大阪府・市で万博の跡地も含めてどうするかという町づくりの絵姿を示します」とした上で「僕的には、これだけ素晴らしいリングです。恐らく万博会場来られた人は、これ目当てに来られる人もいるぐらいのものができると思います。日本人ってもともと1000年以上、寺社仏閣、木造建築物と共に暮らしてきたなかで世界でも木造の大切さは再認識されていますから」と述べ「民間との公募なんかもありますけれども、何とか一部でも残せるような形にした方がいいんではないかなと思います」と私案を明かした。

 さらに残す場所は「この場所で一部でも」と述べ「全部は難しいかも分かりませんけど。一部でもこういった形が残ってレガシーとしてなっていった方がいいのではと僕は思っています」と明かし「ただ、ここは民間の公募も含めて万博の開始前までに方針を決定します」と述べた。

 

万博の目玉「空飛ぶクルマ」、視界不良 デモ飛行にとどまる可能性も

 
 2025年開催の大阪・関西万博の目玉となるのが「空飛ぶクルマ」だ。地元では会場で「どんどん飛ばす」光景に期待が集まるが、実現に向けて「視界」が開けているとは言いがたい。

 「おすすめの展示はあんの?」。お笑いコンビ銀シャリの橋本直(なお)さんが聞くと、相方の鰻(うなぎ)和弘さんが応じた。「空飛ぶクルマや。ホンマにあんねん」「妄想やないねんで。これが未来やねん。それが万博やで」

 日本国際博覧会協会(万博協会)が10月19日に公開した5分余りのPR動画。万博の魅力を漫才で紹介する2人の背後には、4機の空飛ぶクルマが飛び交うアニメーションが流れる。

 25年以降の未来を感じさせる「実証」の場――。協会は今回の万博をそう位置づけ、空飛ぶクルマを未来の移動手段として披露する計画だ。「万博の目玉のひとつ」(岡田直樹・前万博相)と言い続けてきた。

 空飛ぶクルマとは、eVTOL(イーブイトール)(電動垂直離着陸機)と呼ばれる乗りものだ。電動で垂直に離着陸できるのが特徴で、ドローンに近い形のものから固定翼を持つ飛行機に近いものまで、様々なタイプの開発が進んでいる。

 

首相「先頭に立つ」から「指示役」にトーンダウン 大阪・関西万博まで1年で官房長官

 

成功しない万博誰が最終的に責任取るんだ?!

 

 

 2025年大阪・関西万博の開幕まで13日であと1年となるが、林芳正官房長官は12日の定例会見で、岸田文雄首相の万博における役割を問われ「都度、指示を行い、関係閣僚において対応している」と説明した。「成功に向け政府の先頭に立って取り組む」とした昨年8月の対策会議での首相発言から一転し、その役割を「大臣への指示役」へとトーンダウンさせた。

 同万博では資材価格高騰などが影響し、参加国・地域が独自に構えるパビリオンや会場施設の建設が難航。前売りチケットの販売数も伸び悩んでいる。「関係閣僚が対応」との説明は首相へ責任が及ぶことへの予防線を張った格好だ。

 

大阪・関西万博開催まで1年にイベント開催 訪米中の岸田文雄首相からビデオメッセージ

 
岸田は「成功に向け政府の先頭に立って取り組む」とした昨年8月の対策会議での首相発言から一転し、その役割を「大臣への指示役」へとトーンダウンさせた。成功しないと察知しているのである。
 
 
大阪・関西万博開催まで1年となった13日、都内で「大阪・関西万博 開幕1年前イベント~ぜんぶのいのちと、ワクワクする未来へ。~」が行われた。

万博協会の十倉雅和会長や斎藤健経産相、自見英子万博担当相らがあいさつ。訪米中の岸田文雄首相からもビデオメッセージが寄せられ、「オールジャパンで準備を進め、未来を切り開く万博をともに作り上げ、必ずや成功に導こう」などと訴えた。公募で選ばれた万博公式ユニホームも発表。優秀賞に輝いた服部万里子氏のデザインによるユニホームは青、緑、赤の3色。モデルを務めたNMB48小嶋花梨は「軽い着心地でスタイリッシュで楽に着られるのがうれしい」と喜んだ。
 
 

万博開幕1年前 吉村洋文・大阪府知事 ライフサイエンスと移動革命、レガシーに

 
 
いよいよ2025年大阪・関西万博の開幕まで残り1年となった。会場の建設では日本側が担当する施設は予定どおり進み、海外パビリオンも続々と着工している。幅約30メートル、1周約2キロになる大屋根(リング)は8割が組み立てられ、木造建築物の荘厳さと圧倒的な迫力が感じられる。

昨年11月に発売した入場チケットは、パビリオンの予約ができる今年秋からが本格的な販売の時期。高齢世代にも買いやすい仕組みを整える。1年後に支障なく開幕することができるよう、関係者と力を合わせている。

昨年来、大半に税金を充てる会場建設費や、チケット収入で賄う運営費で増額が続いた。万博を運営する日本国際博覧会協会に予算執行を管理する組織や「最高財務責任者」のポストを新設し、収支を厳格に見ていく。
 
政府が約2兆9千億円と試算した万博の経済波及効果は、会場のある大阪だけでなく関西、日本全体にも広げるべきだ。旅行会社と協力し、会場から各地に向かうツアーの準備も進めている。
万博の工事が、能登半島地震の復旧・復興に向けた資材や人手の確保に影響するのでは、との懸念や指摘もある。被災地の復旧・復興は日本の最優先課題であり、必要なことは全てやるべきだ。ただ双方の工事は内容などが異なり、重複部分は少ない。万博の工事は国内全体の工事の規模から見れば小さく、中止すれば復旧・復興が進むものでもない。

府としても、まずは府内の自治体とともに被災地支援を続けていく。その上で1年後の万博では地震でつらい思いをした子供たちや家族を万博に招待できればと考えており、具体的な方策を検討する。石川県内の特産品や伝統工芸品も会場内で展示し、世界各国から訪れる来場者に紹介することで支援につなげたい。

万博について色々な課題が報道されているが、それらを乗り越えていくことが重要だ。万博は単なる展示会ではない。異なる価値観を持つ多くの国が、社会課題を解決するため最新の技術を持ち寄り、未来社会の羅針盤とすることに大きな意義がある。こうした方向性を具体化し、積極的に発信していきたい。

閉幕後の跡地利用については今夏に民間企業からアイデアを募り、府市で方向性を決め、開幕までに公表する。会場で展示されるライフサイエンスや移動革命などの技術も社会実装のために投資し、万博のレガシー(遺産)としたい。(聞き手 山本考志)
 
 

[検証 万博の現在地]<5>ワクワク 伝わる広報は…機運醸成 秋までが勝負

 
 
 「みんなで命について考える機会になる」。日本国際博覧会協会(万博協会)副事務総長の高科淳(58)は3月25日、佐賀県武雄市を訪れ、市長の小松政(47)に2025年大阪・関西万博の意義を説明した。

 高科が、大屋根(リング)の写真などを見せると、小松は「開幕前から一緒に何かしましょう」と応えた。

 広報部門を束ねる高科は、この1年間で沖縄から青森まで約20の自治体を訪問して万博をPRしてきた。

 ところが、会場建設費の増額などを受け、万博に行きたいと考える人の割合は減っている。三菱総合研究所の意識調査では、23年10月の来場意向は26・9%と22年10月の31%と比べて4・1ポイント低下した。
 
 危機感を抱いた高科は今年3月、「本格的に全国行脚する」と宣言し、アポ入れに注力するよう事務方に指示した。人員が足りず渋られたが、「直接話せば好意的な反応が返ってくる」とし、他の幹部も含めて地道な訪問を続けるつもりだ。
 開幕半年前の10月から、販売中の入場券について来場日とパビリオンの予約が始まる。高科は「万博に行くイメージが膨らみ販売に弾みがつく」として秋までを勝負の時と位置づける。

◇ 機運醸成の打開策はあるのか。万博協会が今月4日、打ち出した行動計画の柱の一つが、ターゲット層を明確化した情報発信だ。

 若者には、パビリオンの展示など具体性のある内容を短い動画にまとめてSNSで発信する。高齢者には、1970年大阪万博を経験した人たちを通じ、日本の文化や技術を紹介することを検討している。

 ただし、肝心の内容の公表はパビリオン任せとなっている。万博協会事務総長の石毛博行(73)は「各パビリオンはタイミングを計っており、その魅力はまだ全然、お伝えできていない」と話す。

 行政広報に詳しい東海大客員教授の河井孝仁は「戦略なき広報だ。テーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』が一体何なのかが伝わってこない」と手厳しい。

 2005年の愛知万博は、予定地にオオタカの営巣が確認されて計画が見直された経緯やリサイクル推進でテーマの「環境」が認知され、入場者数が目標を上回る約2200万人に達したと指摘。「市民それぞれが万博に抱く期待を詳細に分析し、明らかにすることが求められる。その過程で集まった万博への思いを多様に提示することで、共感が得られる」としている。

 万博協会が頼りにするのが公式キャラクター「ミャクミャク」だ。38都道府県で1000件以上のイベントに登場し、ベトナムでは盆踊りに参加した。

 だが、人気が来場意欲には結びついていない。3月末、大阪市内のイベントで、ミャクミャクと写真を撮った大阪市西区のパート従業員女性(39)は、「ミャクミャクはかわいいけれど、肝心の万博の内容がよく分からず、まだ入場券を買おうとは思わない」と話した。
 
 万博協会幹部も「対戦相手が分からない試合のチケットを買ってほしいと頼んでいる状態だ」と認める。

◇ 万博協会の想定では、約2820万人の万博の来場者のうち、海外からは約350万人(12%)。万博協会は、訪日外国人客(インバウンド)の誘客に本腰を入れ始めた。アジアを中心に国や地域別の戦略を練り、入場券の販売につなげる。

 今月4日には、万博のテーマに沿った日本各地の体験型の旅行商品を掲載する専用サイトを開設した。英語や中国語など多言語で予約から決済までできる。

 自治体も万博を絡めた誘客に積極的だ。台湾出身の鳥取県国際交流員、洪佳●(47)は3月28日、台湾の旅行会社3社に、万博と鳥取観光を合わせたツアーを提案した。(●は王へんに其)

 関西広域連合に加盟する鳥取県は、同連合が出展する関西パビリオンに参加し、鏡張りの空間に鳥取砂丘の砂を敷き詰めた「無限砂丘」を表現する。洪は「訪日客を万博会場から鳥取に、鳥取から会場へと誘導したい」と計5日間、旅行会社の担当者3人に鳥取砂丘などを案内した。

 ただ、旅行会社の反応はさえない。「開催されること以上の中身が伝わってこず、台湾での関心はまだ低い。現状では団体旅行の企画は難しいだろう」

 万博協会は、魅力を具体的に示して関心をかきたてることができるのか。残された時間は少ない。(敬称略、おわり)

(この連載は、万博取材班が担当しました)