万博の経済効果について 堤伸輔氏 「小中学校の体育館のエアコン設置率はわずか12%ですよ、暑い中でやるのがスポーツだと根性論を振り回したいならいいけど、(万博に)ここにお金を使うぐらいなら、まず子供に投資しろ、その子供が将来生み出してくれる経済効果の方が遥かに大きいと思う」

 

この動画見ていて急に思い出した。
コロナ禍と同じことが起きるんでは...
保健師が足りないと言って
十分確保できないままに感染拡大の大きな波がきて
保健所がパンクしたこと。
結局、どうにもならなかった。

 
 

開幕1年前、万博機運高まらず 入場券販売、目標の6%

 
マジ、全く興味ない維新万博‼️
被災地の方々を早く救済して‼️
売れなくても、経団連や維新の方々がお買い上げくれるでしょう‼️ってたかを括っている??
 
 
 2025年大阪・関西万博は13日、開幕まで1年となった。会場工事は徐々に進むが、開催費用の上振れや海外パビリオンの建設遅れなど課題が山積。万博への期待や関心は高まらず、前売りチケットの売れ行きは目標の6%と低調だ。日本国際博覧会協会(万博協会)は午後に1年前イベントを開催。機運醸成に向け情報発信を増やし、巻き返しを図る。万博は大阪市の人工島・夢洲で来年4月13日~10月13日に開かれる。

 前売りチケットは昨年11月末、開幕500日前に合わせて販売を始めた。万博協会はより早い時期の販売も検討していたが、盛り上がりに欠ける中で「売れ行きが伸びずに批判されるだけだ」(万博協会関係者)と先送りした。結果的には、発売直前の10月に会場整備費が当初比1.9倍に、12月に運営費が1.4倍に上振れし、イメージダウンに拍車がかかった。

 万博協会によるとチケットの総販売目標2300万枚に対し、4月10日時点の販売枚数は130万枚。企業購入分700万枚はめどが付いたとしている。
 

 

万博会場は「孤島」 夢洲の防災対策 見えない絵姿

 
交通手段は二つだけ。トンネルと橋だけ。夢洲は土壌が極端に悪く杭を打つ度にメダンガスが発生。喫煙場所を場外に設置予定と言うが爆発の恐れあり。子供たちが強制的に遠足へ連れて行っても大雨や台風が襲来すると帰れなくなる恐れあり…「いのち輝く」ではなく「命が危ない」夢洲万博なのである。
 
 
 肌寒さが残る3月の午前7時、大阪市住之江区にあるアジア太平洋トレードセンター(ATC)前のバス乗り場には、建設作業員が列を作っていた。対岸の人工島・夢洲(ゆめしま)(此花区)で進む大阪・関西万博会場の建設工事に従事する人々で、その数は1日約3000人を数える。

【写真特集】大屋根「リング」などの建設が進む万博会場

 ここから夢洲へはトンネルを通って向かう。作業員のマイカー通勤を認めれば渋滞は必至で、工事や物流への影響が懸念される。並んでいた内装作業員の男性(31)はこうこぼした。「他の現場なら車で行って横に付ければいいだけ。不便だっていうのはみんな感じてますよ。やっぱり、夢洲の現場は特殊だ」

 { <開幕まで1年>}

 { 2025年大阪・関西万博(4月13日~10月13日)の開幕まで13日で1年。万博を巡っては、海外パビリオンの建設の遅れに注目が集まる一方、別の課題も浮かぶ。夢洲の「現在地」を計3回で報告する。}

 { 第1回・万博アクセスに「黄信号」 シャトルバス運転手100人不足}

 万博を運営する日本国際博覧会協会は、四方を海に囲まれた史上初の「海の万博」をアピールする。2025年4月から半年間の会期中、世界各国から2820万人を迎える予定だが、陸とつながるのは、このトンネルと別の島に架かる橋の二つだけだ。そうした立地ゆえ、当初から防災面の脆弱(ぜいじゃく)性が指摘され、市議会でも度々議論されてきた。

 「夢洲は島だ。トンネルや橋が使えなくなれば、大勢の人が島の中で何日も過ごさないといけない」。1月31日、市議会の万博推進特別委員会で、公明党の議員が災害時の対応について尋ねた。元日の能登半島地震を受けて市民の防災意識が高まる中、市側の答弁は淡々としたものだった。「(協会の)安全対策協議会で今後、具体的な検討が進められていくものと認識しています」

 夢洲は南東の咲洲(さきしま)と夢咲トンネルで、北の舞洲(まいしま)と夢舞大橋でそれぞれつながる。南海トラフ巨大地震を想定した大阪府のシミュレーションでは、一帯の震度は5強~6弱。協会は「いずれも耐震構造を備えており、損壊する可能性は低い」とする。

 市によると、夢洲は最低潮位から11メートルの高さにかさ上げしている。埋め立てには液状化しにくい粘土質のしゅんせつ土を使用。そのため、協会は「高潮や津波の被害は限定的で、会場の大部分は液状化リスクも低い」と説明する。ただ、府のボーリング調査では、咲洲、舞洲一帯は液状化の可能性が高いとの結果が出た。橋やトンネルが無事でも、2島や大阪一円で交通が止まれば、最大で1日22万7000人とされる来場者が帰宅困難に陥る可能性がある。

 11年の東日本大震災では、ATC近くの府咲洲庁舎が長周期地震動で水平方向に最大2・7メートル揺れ、約360カ所が破損した。18年9月の台風21号では、夢洲と同様に大阪湾の人工島にある関西国際空港の滑走路が浸水、地下の電源設備が海水につかり大規模停電につながった。また、強風にあおられたタンカーが連絡橋に衝突して通行不能となり、利用客ら約8000人が孤立。空港内のコンビニには、食料品や生活用品を買い求める客が殺到した。

 「夢洲は地震で断水や停電の可能性がある。夏ならエアコンが止まり、来場者は熱中症のリスクにさらされる」。兵庫県立大大学院の紅谷昇平准教授(都市防災)はそう指摘し、来場者が安全に待機できる施設の確保や、会場外への誘導も含めたシミュレーションの必要性を訴える。

 参考になるのが、東日本大震災時、計7万人が訪れていた東京ディズニーリゾートの例だという。パークでは毎年大小合わせて180回以上の防災訓練を実施。適切な避難誘導の結果、けが人はなかった。うち2万人は帰宅できず、パーク内で一夜を過ごしたが、発生から4日目まで約5万人が過ごせる食料や飲料水の備蓄があったという。

 協会は21年9月に設置した安全対策協議会で、食料備蓄用の倉庫3カ所(計3570平方メートル)の整備計画を策定。市は会期中、会場内に24時間態勢の消防センターを設置し、関西広域連合は協会とドクターヘリの運用を調整している。しかし、万博会場での避難誘導や帰宅困難者対策を含む具体的な防災計画は未完成で、協会担当者は「夏までに」と語るのみだ。

 万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、防災の観点からも試される。
 
 

吉村知事「開幕時はできあがっている」大阪万博の工期に言及 一部内装遅れの可能性も示唆

 
大阪府の吉村洋文知事(48)が13日、開幕1年前となった大阪・夢洲の大阪万博会場から中継された日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に生出演し、万博の見通しについて語った。

吉村知事は冒頭の紹介で、中谷しのぶアナウンサーから「ちょうど、あと1年」と声をかけられ「9年前に誘致、構想に携わってますので、楽しみにしてます。わくわくしてます。ちょうど1年後の今日、この地で160カ国の国々が集まる万博が開催されるというので、すばらしい万博を実現したと思っています」と語った。

その後、万博の主に3点の「課題」について議論。参加国がパビリオンを自前で建設する「タイプA」の着工が約50カ国中、14カ国にとどまることで工期が間に合うか、先月会場でガス引火事故が発生したことなどの安全性、建設費が1250億円から2350億円となり運営費も809億円から1160億円に上がった予算の問題が話題となった。
 
中谷アナから工期について「開幕時はどういう光景が広がるんですか」と問われた吉村知事は「開幕時は海外のパビリオンを含めて、できあがっている状態であると思います。これは間違いなくそこに行くと思います。すべてできあがっている、ということになると思います」と明言。「国によって今の自前で難しいな、というところは別のタイプの受け皿を日本でも準備しています。そちらで自国のすばらしい出展をしてもらおうと思ってますから、開幕には問題なく間に合うと思ってます」とした。

一方「(パビリオン)内装工事が続いている間もあるかもしれない、ということですか」と確認されると「そうですね、それはあるかもしれませんね」と肯定。「もちろん全部じゃないんですけど、160カ国集まります。その中でひょっとしたら数カ国、内装がまだちょっと…というのはあるかもしれませんが、これは他の過去の万博でもあることなので、開幕そのものには影響がない程度。もし少し遅れるのであれば、『内装が1週間遅れます』みたいなアナウンスはあるかもしれませんけど、基本的にはこの万博会場でいろんな国々の個性を持ったすばらしいパビリオンができあがっているのが、ちょうど1年後になると思います」とした。
 
 

万博アクセスに「黄信号」 シャトルバス運転手100人不足

 
 
 JRゆめ咲線の終着・桜島駅(大阪市此花区)に降り立つと、工事用フェンスが張られた目の前の広場で、小型重機が音を立てていた。裏手にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のジェットコースターからは浜風に乗って客の絶叫が運ばれてくる。ここは、2025年4月に開幕する大阪・関西万博の会場に最も近いJRの駅だ。現地へ向かうシャトルバスの発着場整備が進む一方で、非常事態が起きていた。

<開幕まで1年>
 2025年大阪・関西万博(4月13日~10月13日)の開幕まで13日で1年。万博を巡っては、海外パビリオンの建設の遅れに注目が集まる一方、別の課題も浮かぶ。夢洲の「現在地」を計3回で報告する。

 「何とかしないと計画自体が破綻しかねない」。万博の輸送計画を担う日本国際博覧会協会の幹部は苦悶(くもん)の表情を浮かべた。会場の人工島・夢洲(ゆめしま)へは、延伸予定の地下鉄と桜島駅など近隣主要駅からのシャトルバスが主な交通手段だ。ところが、この桜島駅を発着する路線に必要な180人のバス運転手のうち、80人しか確保の見通しが立っていないという。

会場アクセス「分散計画」に暗雲