大阪万博「どこでも爆発」の衝撃…吹き出るメタンガス「タバコ吸ったらドカン」「地雷の上を歩くよう」おびえる声

 
 たつみ氏は、大阪市環境局に対し、「会場のどこでも発生する可能性があり、このような事故がまた発生してもおかしくない。万博は中止すべきだ」と強調したという。
 
「いのち輝く」ではなく「命が危うい」それが万博。現場労働者は危険な現場で作業を続けているのである。杭を打つ度にメタンガスが発生。健康被害も心配な現状である。
 
 
この図によれば、
浚渫土砂は、2区、3区、4区
大阪メトロ工事中に
メタンガスが見つかったように
どの地区なら安全などとは
言えない状態なのだと考えられる。
国会答弁では、又聞きみたいな答え方をされてしまってまどろっこしいが、
どうやら、ストレートに説明可能な部署は大阪市環境局らしい。

 
万博会場建設で起きたガス爆発事故について、日本共産党・たつみ府カジノ・万博PT 責任者と、山中、井上両市議は2日、大阪市から聞き取り調査。当局は「現場は低濃度だったが各所からガスは出る」「他エリアも浚渫土砂を使っておりガスは出る」と説明。危険性が改めて浮き彫りになりました。
 
 
 4月3日、しんぶん赤旗が掲載した記事に衝撃が集まっている。見出しが《関西万博 どこでも爆発》となっていたからだ。
 
 大阪・関西万博の会場建設現場で、3月28日に可燃性ガスによる爆発事故が発生した。この爆発でけが人はいなかったものの、コンクリートの床が破損。

 現在、この工区では火花が発生する作業はすべて停止。可燃性ガスが溜まらないよう再発防止策を徹底したうえで、作業を再開するという。

 事故を受け、2日、日本共産党のたつみコータロー氏らが大阪市環境局の担当者から聞き取り調査。環境局側は「処分場なのでメタンガスは出ている。現場は低い濃度のところだった」としながら、「原因はこれから検証することになる」と説明。

 赤旗は、メタンガスが《どこから発生するか分からないことを事実上認めました》としている――。

 万博会場での爆発事故を受け、SNSには批判やおびえる声が数多く寄せられた。

《タバコ吸ったらドカン》

《まるで地雷の上を歩くような感じですよ》

《もう無理だろこれ…。事前に分かっててここでやるって頭おかしいよ》

「万博会場である夢洲(ゆめしま)では、以前からメタンガスの問題が指摘されてきました。

 たとえば、会場の最寄り駅となる地下鉄の新駅を作るにあたり、大阪市は、当初、工事費を約250億円と見込んでいました。ところが、地盤沈下への対応や、メタンガスの防爆対策などで、さらに約96億円が必要と判明し、2022年の段階で約346億円まで膨らみました。

 メタンガスは地中から噴出するわけですから、この額ですむかどうかはわかりません」(政治担当記者)

 爆発事故がおきた工区は、埋立地としては「夢洲1区」と名づけられている。本誌は、2023年10月、地元の市民団体に話を聞いている。

「『管理型最終処分場』である夢洲1区内には、袋詰めされた泥が積まれているエリアがあり、その量は3立方メートルの袋詰めが1万袋あると言われています。

 大阪市によると『中程度のPCBが含有されている土』で、今後は50cmの土で覆い、その上をコンクリートで固めて万博、IRの駐車場にする計画だそうです。

 国と大阪市は、このまま汚染を封じ込めてしまうのでしょう。とくに1区には、有毒な焼却灰や飛灰などが860万トンも埋まっているとされ、有毒の『メタンガス』も放出されているので心配です」

 たつみ氏は、大阪市環境局に対し、「会場のどこでも発生する可能性があり、このような事故がまた発生してもおかしくない。万博は中止すべきだ」と強調したという。

 万博開催まで380日を切った。オープンまでに、万全な対策を取ることはできるのだろうか。
 


 

「何が見られるのかが伝わっていない」 大阪・関西万博の機運醸成委員会でPR強化方針 1年間で“認知度”は上昇も“行きたい”は低調のまま

 
今は誰でもスマホを持っている時代。わざわざ交通費を使って高い入場料を払って開催中に内装をしているような「ちゃちい万博」なんて行くお人好しは、よほどの維新好きでなければ行かないだろう。スマホで何が万博の内容が観られてしまう時代に「命が危うい」万博には行くはずがない。万博協会と維新と政府がしゃかりきになっても、常識のある人間は耳を貸さないはず。能登半島地震の復興に全く収束が見えていない今こんなインチキに参画なんてしませんよ!
 
 
 4日、開幕が1年後に迫る大阪・関西万博の機運醸成に関する会議が開かれました。この1年で認知度は上がったものの、来場したいかどうかについては低調であることが課題となっています。

 「機運醸成委員会」は、万博の認知度を上げてPRを推進する目的で去年4月に設置され、関西経済連合会の松本正義会長や大阪府の吉村洋文知事らが参加しています。

 4日の総会では、1年間の活動を振り返った上で「万博で何が見られるのか」「どんな体験ができるのか」といった具体的な内容が伝わっていないとして、発信方法などについて話し合われました。

 (松本会長)「市民の人は何が起こっているのか、起ころうとしているのかということをキャッチすれば、もっと万博に対して興味を示してくれる。行こうかという気持ちになる」

 今後、今年の9月から11月と来年の3月から5月を重点期間としてPRを強化するほか、SNS発信やインバウンド客への宣伝に力を入れていく方針です。

 

万博開幕時「内装まだもあり得る」 海外パビリオン 吉村府知事

 
間に合わないって事よ!
 
 
 大阪府の吉村洋文知事は4日、建設が遅れている2025年大阪・関西万博の海外パビリオンについて、一部で工事が完了しないまま開幕を迎えるケースが想定されるとの認識を示した。

 定例記者会見で「建物は完成しているが一部で内装がまだという国が過去の万博でもあるので、25年万博でも(同様のケースが)あり得る」と発言。一方で、「開幕に支障が生じるような大きな遅れにはならない」とも述べた。

 吉村知事は従来、準備の進捗(しんちょく)について「開催時にそれぞれのパビリオンが同時に展開されるということを目がけて、一生懸命やっている」と説明していた。

 参加国が自前で建設するタイプのパビリオンは、資材や人件費の高騰から業者との契約が難航。3月28日時点で五十数カ国中36カ国が契約し、うち12カ国が着工したが、約20カ国はまだ業者が決まっていない。

 関係者によると、15年のイタリア・ミラノ万博でも開幕時にパビリオンが未完成の国があったという。【藤河匠】