組織ぐるみで犯罪を行い、
組織ぐるみで隠蔽し、
組織ぐるみで処分に納得感がない

これを国民は見せられているわけですが、自民党が国民や社会正義よりも自分優先の集団であることは疑いがない

 

 

岸田首相は「火の玉」になっても、この程度の処分。
線香花火なみの火の玉でしたね。線香花火に例えると失礼か。

 

5000万円以下は無罪放免。私達の世界では考えられない事が、政治の世界ではまかり通る??こいつらは時間がたてば国民は忘れるわ位にしか考えていないのだろう。有権者が賢くなるときだ!

 

 自民党は4日、党紀委員会を開き、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関係した安倍、二階両派の議員ら39人の処分を決定した。処分内容は以下の通り(敬称略)。

 

 <離党勧告>塩谷立、世耕弘成

 <党員資格停止1年>下村博文、西村康稔

 <党員資格停止6カ月>高木毅

 <党の役職停止1年>武田良太、松野博一、萩生田光一、林幹雄、平沢勝栄、三ツ林裕巳、堀井学、橋本聖子、山谷えり子

 <党の役職停止6カ月>衛藤征士郎、小田原潔、菅家一郎、杉田水脈、中根一幸、宗清皇一、簗和生、宮本周司

 <戒告>大塚拓、尾身朝子、柴山昌彦、関芳弘、高鳥修一、西村明宏、細田健一、吉野正芳、和田義明、岡田直樹、加田裕之、末松信介、羽生田俊、堀井巌、丸川珠代、山田宏、中山泰秀

 

 

 

 

 

【離党勧告処分】世耕弘成氏が取材応じる「党本部に離党届を提出した」処分に不満は…と問われ「明鏡止水の心境」

 
 
「裏金問題」について、自民党が39人の処分を決定したことをうけ、前の参院幹事長、世耕弘成氏は取材に応じました。世耕氏と塩谷立氏には、離党勧告の処分が出されました。
 
世耕氏は、「大変大きな政治不信をいただかせたことを深くお詫び申し上げます。」としたうえで、「離党勧告の処分を受けて、さきほど党本部に離党届を提出した」と話しました。

「断腸の思いではあるが、当時会長であった自身が責任をとるべきと、弁明書も出さなかった」と話しました。

 他の幹部との差はどう感じているのか、などと問われると、「処分を受ける立場であり、私自身が政治的責任をとる決断をした。まさに明鏡止水の心境である」としました。

 今後は議員辞職はせず、国や地元の和歌山のため、ひとりの議員として汗をかいていきたい、としました。

自民党が決定した処分一覧(39人 敬称略)
離党勧告
塩谷立 世耕弘成

党員資格停止1年
下村博文 西村康稔

党員資格停止6か月
髙木毅

党の役職停止1年
武田良太 松野博一 萩生田光一 林幹雄 平沢勝栄 三ツ林裕巳 堀井学 橋本聖子 山谷えり子

党の役職停止6か月
衛藤征士郎 小田原潔 菅家一郎 杉田水脈 中根一幸 宗清皇一 簗和生 宮本周司

戒告
大塚拓 尾身朝子 柴山昌彦 関芳弘 高鳥修一 西村明宏 細田健一 吉野正芳 和田義明 岡田直樹 加田裕之 末松信介 羽生田俊 堀井巌 丸川珠代 山田宏 中山泰秀
 
 

党員資格停止の西村康稔氏「裸一貫で再出発」 裏金事件の自民党処分に「厳しい処分だが…」

 
 
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、党から1年間の「党員資格停止」の処分を受けた安倍派幹部の西村康稔前経済産業相は4日夕、国会で報道陣に、「大変厳しい処分だが、真摯(しんし)に受け止めて初心に戻り、裸一貫でもう一度ゼロから再出発したい」と語った。
 
自民党からの離党や、議員辞職は否定した。
 
記者団との主なやり取りは以下の通り。
Q 今回の一連の処分をふまえて離党ないし、議員辞職の考えはないか?
A 今回党の処分を真摯に受け止めて、そして猛反省をして、もう一度初心に戻って再出発する。
 
Q 離党する考えはないか?
A 今回の処分を真摯に受け止めたい
 
◆「政治にお金は必要、透明化が大事」
Q 弁明書は出したか?
A 提出しました、これまで記者会見で述べたこと、政倫審で述べたこと、完結にまとめたものを提出させていただきました
 
Q 今回の処分に至るプロセスだとか、処分の基準があいまいじゃないかという声が上がっているが?
A 私自身は真摯に受け止めて、もう一度原点に立ち戻り、初心にもどり、再出発する、その決意です
 
Q 政倫審(政治倫理審査会)への出席議員の中では、塩谷、世耕議員に離党勧告が出た。処分に差が出たことに関しては?
A 党規委員会でどのような議論が行われたかわかりませんので、お答えのしようがないんですが、私自身は厳しい、非常に厳しい処分だと受け止めております
 
Q お金のかかる政治があったからこういうこと(裏金事件)が起きた。お金がかかる政治についてはどう思うか?
A 政治には活動していくには一定のお金は必要。私を支えてくれる一定の数の秘書もいますし、事務所も運営していかなければなりませんので、一定の資金は必要となってまいりますけど、それをきちんと透明化をしてやっていくことが大事だと思っています。私自身、政治を変えるという思いで、最初、無所属で立候補いたしました、そのときの原点、初心に立ち返って、もう一度そのときの気持ちを思い出しながら、何か失ったものはないか、自分自身を見つめ直しながら、もう一度再出発したいと思っております
 
◆総理の夢は…「今はすべてを失った」
Q 総理を目指す気持ちは今でも変わりはないか?
A 今はもう、ある意味で、すべてを失ったという風に思っております、裸一貫でもう一度ゼロから再出発をするということだと思います
 
Q 今回の処分について、自身の中ではどの程度の処分が妥当だと考えていたか?
A 党規委員会で決められたことでありますので、私自身、この処分を真摯に受け止めて、もういちど初心にかえって、再出発するということです
 
Q こうした処分が下ったことについて、安倍元総理にはどのように報告するか
A 墓前には報告にいかなければならないなという風には思っております
 
◆「裏金」の額は?関わりは?
自民党が2018~22年の政治資金収支報告書を対象に調べたアンケート調査によると、西村康稔氏(衆院兵庫9区)は100万円分を記載していなかった。
 
西村氏は安倍派の派閥パーティー収入のキックバック(還流)の廃止や復活を巡る協議に出席した派閥幹部の1人。2021年10月~22年8月には、派閥の事務を取り仕切る「事務総長」を務めた。
 
 
3月の衆院政治倫理審査会(政倫審)では、還流について「歴代会長と事務局長との間で長年慣行的に行われていたので、会長以外の私たち幹部が関与することはありませんでした」と説明した。
 
安倍晋三元首相から2022年の4月に「現金での還付を行っているのを止めると言われた」と述べ、「私もこれは止めようということで、幹部でその方針を決めまして、若手議員何人かの議員に手分けして電話もした。私自身も若手議員に電話をして止めるという方針を伝えた」と弁明した。
 
結果的にはキックバックが続いたことに、「事務総長を退任したため、継続された経緯を含め、全く承知していない」と語った。
 
 

安倍派幹部の世耕弘成氏が離党届「責任取って収束させたい」 裏金事件で離党勧告

 
 
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、自民党から「離党勧告」の処分を受けた安倍派幹部の世耕弘成前参院幹事長は4日、離党届を提出した。
 
参院議員会館で記者団の取材に応じ、「明鏡止水の心境。一番重い処分を誠実に受けたい。冷静な気持ちで政治責任を取って事態を収束させたい」と語った。
 

記者団との主なやり取りは以下の通り。
 
◆弁明書は提出せず
A 現在の厳しい状況を踏まえれば政治責任を取るべきだと考えて、今回は(事前の)弁明書も提出せず、決定に従って離党することを決断した。
 
Q ほかの幹部議員と処分に差があるが、不服はないか。
A まったくない。明鏡止水の心境だ。非常に冷静な気持ちで政治責任を取って、この事態をできる限り収束させたい。
 
Q キックバックを止められる立場にあったのではないかということが重い処分の一因になったようだが。
A その点、申し上げたいことはたくさんあるが、今まで、ある程度エビデンス(根拠)を示しながら話してきた。その上での今回の決定なので、この議論をするというより、静かな心境で政治責任をしっかり取るという決断をした。
 
◆国民からすれば…
Q 国民からすれば責任の所在は不明のままだが、だれなのか。
A それは分からない。知っていることは政倫審や記者会見、ヒアリングで答えてきたつもりだ。
 
Q 復党についての考えは。
A 今そういうことは考えていない。
 
◆大学の理事長職は
Q 近畿大の理事長職について、辞めるよう署名活動があるが。
A それは政治活動とは関係ない。
 
Q 土曜日(6日)の入学式で理事長の祝辞も予定されているが、出席するのか。
A 今のところ予定通り(出席を)考えている。
 
Q キックバックを始めたと言われる森喜朗元首相に言いたいことは。
A 特にありません。
 
Q 次の選挙には無所属で出馬するつもりか。
A 今、先のことはまったく考えていない。1日1日の政治家としての仕事を、地元活動も含めてしっかりやっていきたい。
 
◆「裏金」の額は?関わりは?
自民党が2018~22年の政治資金収支報告書を対象に調べたアンケート調査によると、世耕弘成氏(参院和歌山選挙区)は1542万円分を記載していなかった。
 
 
世耕氏は安倍派の派閥パーティー収入のキックバック(還流)の廃止や復活を巡る協議に出席した派閥幹部の1人。
 
今年3月14日にあった参院政治倫理審査会(政倫審)では、復活を誰が決めたのか「はっきり言って分からない」「私自身は参議院への連絡役の立場という認識だった」と自らの責任を否定した。
 
安倍派では、2019年と2022年の参院選で改選を迎える議員に、その年の派閥パーティー券の売り上げを全額キックバックしていたが、世耕氏は「私には何の相談もなく勝手に決まっていた」と述べた。世耕氏は安倍派の参院議員らでつくる「清風会」の会長を2016年から務めていた。
 
自身の政治団体の政治資金収支報告書にもキックバックされた額を記載していなかったことについては、「今回の事態が明らかになるまで自分の団体が還付金を受け取っているという意識がなかった」と主張。「不正な目的や私的な目的でなされた支出、いわゆる裏金的支出は一切確認されていない」と述べた。
 
ただ、世耕氏はキックバック分を老舗洋菓子店での「贈答品代」などに充てており、その洋菓子店の高級クッキーを地元有権者に贈っていた問題も明らかになっている。
 
公職選挙法は、政治家が自身の選挙区内の有権者に金品などを贈ることを禁じている。