《違法、脱法行為に手を染めていた議員は全員、辞職が当たり前。それが世間でいう処分》

《あいつと俺がなんで同罪なのって?子どもか。コップの中の争いはいらない》

 裏金議員は党内ばかりに目を向けるのではなく、少しは有権者の声を聞くべきではないか。

 

自民党裏金処分 西村氏の地元有権者「一から出直して」

 
ダメです。甘いです、横領ですよ、私達の税金を税金は勿論納めずに政治資金で使っていた。甘過ぎ!こんな心身とも不健康で腐れ切った人間は二度と議員になってはイカンのです。後向いて薄笑い浮かべていますよ、こいつ『西村康稔』は!
 
 
 自民党は4日午後、党紀委員会を開き、派閥による裏金事件の関係議員に対する処分を決めた。1年間の党員資格停止の処分となった西村康稔前経済産業相の地元・兵庫の有権者らからは、次期衆院選へ困惑する声や厳しい意見が聞かれた。
 
 党県連の黒川治幹事長は、西村氏について「資格停止ということは自民党の公認を受けて選挙に出られない。(有権者は)首を切られない限り厳しくない、と受け止められるかもしれないが、選挙をするものにとっては公認を得られないのは相当厳しい処分。次の選挙に対して影響は出る」と声を落とした。
 
 20年以上にわたり西村氏を応援している後援会員の明石市の50代男性は「今回の処分が重いのか軽いのか、よく分からない」と言った。次期衆院選に西村氏は自民党公認で、兵庫9区から立候補することができなくなるかもしれないことに、男性は「そのときの状況を見ながら、応援するかどうか判断したい」と話した。

 今回の裏金問題については「以前からの慣例で行われており、たまたま、今回発覚してしまったことかもしれないが、金額の多い少ないにかかわらず、受け取ってしまったのは良くないこと」とみている。一方で、西村氏については「きちんと処分を受け、十分に反省し、再び信用を回復するために一から出直して頑張ってほしい」と語った。

 後援会員として西村氏を支援し、パーティー券も買ってきた南あわじ市の50代男性は「西村氏に投票をしてきたが、説明責任を果たさず納得ができない。次の総選挙では支援や投票をしない」と憤る。

 西村氏のこれまでの釈明について「安倍(晋三)さんをとても尊敬していたので、安倍さんの遺志を継いで環流を廃止させていたはずだ。なぜ環流の復活に反対をしなかったのか、理解できない」と疑問を抱く。

 今後について「もしも無所属で兵庫9区から次回の総選挙に出て、仮に当選すれば『信任を得た』と何も説明をせず、何食わぬ顔で議員を続けるはずだ。おきゅうをすえるためにも、次回だけは別のクリーンな候補者に立候補、当選してほしい。西村氏は一度は落選を経験し、きちんと反省をする機会を作ることが必要ではないか」と話した。(高木智也、森直由)
 
 

岸田首相の長男・翔太郎氏、ひっそり秘書活動に復帰も…議員会館のコンビニで「唖然」とする買い物

 
こうして世襲議員が誕生してきた。自民党は全く反省する姿勢無し!
「先週、議員会館地下のコンビニで見かけたのですが、自分のためにチョコ菓子を一つ買って、事務所に戻りました。唖然としますよね。政治家になりたいなら、お菓子一つ買うにせよ、事務所にいるほかの秘書や事務員のために複数買っていくのが当たり前の世界ですから。周囲に細かい気配りができないお坊ちゃん気質は変わらないようです」(同前)

 父親譲りの性格ということで。
 
 
「最近の岸田首相は、裏金事件の報告を受けるたび『ったく』と、言葉の頭につくようになっていますよ」(政治担当記者)
 
 派閥の裏金事件をめぐり、揺れに揺れる自民党。4月3日、各紙は安倍派の座長を務めていた塩谷立元文部科学相と世耕弘成前参院幹事長について、「離党勧告」を下す予定だと報じた。

「会計責任者と自身の秘書が立件された二階俊博元幹事長は、派閥の会長を務めていた責任をとって、次期衆院選不出馬を表明しました。

 しかし、岸田首相は、同じく会計責任者が立件された派閥の会長であるにもかかわらず、自分自身の処分見送りを決定。安倍派を中心に岸田首相を恨む声が高まりつつあります」(同前)

 だが、岸田首相にとって、裏金事件は “他人事” のようだ。

「岸田首相はもともと、一連の裏金事件は旧安倍派だけの問題であって、岸田派まで槍玉にあげられたのは “もらい事故” だと思っているんです。

 実際、『カネ・カネ・カネだから、あそこ(安倍派)は』と当初から突き放し気味でした。政倫審をめぐり、自己保身にばかり走る旧安倍派幹部に、ほとほと呆れているようです」(同前)

 安倍派幹部に厳しい処分を下す岸田首相だが、一方で身内には大甘なようだ、と在京テレビの政治部記者が明かす。

「3月上旬、あの “バカ息子” を久々に議員会館で見かけたんですよ。岸田首相の長男、岸田翔太郎です。

 2022年10月に政務担当の内閣総理大臣秘書官に就任したものの、2023年1月に海外で公用車を使って世界遺産を観光したり、閣僚への土産を購入していた疑惑が報じられました。さらに、公邸で親族を交えた忘年会を開いていたことが発覚し、猛批判を浴びました」(同前)

 結局、“忘年会” の責任をとって総理大臣秘書官を辞職した翔太郎氏。

「その後、岸田首相の事務所で秘書として働いているそうです。岸田さんにとって、ご家族は一種の精神安定剤のようなもの。もともと岸田さんは話好きですからね。なかでも “後継者” である翔太郎さんには自ら帝王教育を施す必要がある、という自負もあり、そばに置きたいのが本音なんです」(同前)

 だが、父譲りの “トンチンカン” ぶりを遺憾なく発揮しているようで……。

「先週、議員会館地下のコンビニで見かけたのですが、自分のためにチョコ菓子を一つ買って、事務所に戻りました。唖然としますよね。政治家になりたいなら、お菓子一つ買うにせよ、事務所にいるほかの秘書や事務員のために複数買っていくのが当たり前の世界ですから。周囲に細かい気配りができないお坊ちゃん気質は変わらないようです」(同前)

 父親譲りの性格ということで。
 
 

絶体絶命!世耕弘成氏をさらに追い込む二階俊博氏の「息子2人を国会議員に」構想…関係者は「好き勝手にさせない」と激昂

 
 
 政治資金収支報告書をめぐる裏金問題で、自民党が安倍派幹部らの処分を検討している渦中、永田町である記事が話題になっている。
 
 現代ビジネスが、4月2日、《息子二人を国会議員に…二階元幹事長「引退会見」のウラにあった、岸田首相との「裏取引」の中身》と題して、先ごろ引退を表明した二階俊博・元幹事長の関連記事を掲載。

 ここに自民党関係者の話として、《世耕(弘成)さんが自滅したので、二階さんは(和歌山)新2区を本命の(三男の)伸康さんに継がせ、さらには(長男の)俊樹さんに参議院和歌山選挙区をあてがうという大胆な計画をぶち上げた。これも岸田さんと話をつけた》という記述があった。<注記の()は本誌で追加>

 参院の和歌山選挙区は、裏金問題で退路が断たれそうな世耕弘成・前参院幹事長の選挙区だ。二階氏は、ここに長男を当てこもうと考えているという。

 この記事を読んだ安倍派ベテラン秘書は、「二階さんがそう言ったとは書いていないものの、もしそう考えているとしたらそれは許されない」とし、こう続けた。

「二階さんの好き勝手にはさせないよ。そんな話が通るのはおかしい。三男の話はまだわかるが、長男を参院議員にねじ込むなんて虫がよすぎる。

 長男は2016年、二階さんのおひざ元の御坊市の市長選で落選した。安倍政権の閣僚や小泉進次郎議員が応援に入ったにもかかわらず、現職市長に大差(9375票と5886票)で負けた人だよ。

 地元のドンの息子だけど、得票数が彼の人望のなさを表している。党内での評判もよくない。世耕さんがコケたからといって、そこに当て込むなんて、長年自民党にいる身として、許してはいけないことだと思っている」

 4日午後、世耕弘成・前参院幹事長には「離党勧告」処分が下される見込みだ。衆院への鞍替えを狙っていた世耕氏にとって、かなりの痛手となる。

 政治部デスクが言う。

「衆参どちらに出るにしても、次の選挙は非公認になると思います。次期衆院選の和歌山2区には出馬しづらい環境になるでしょう。

 2区には、間違いなく、二階さんの三男が世襲として自民党公認で出てきます。ここで世耕さんが無所属で出た場合、反党行為とみなされ、今度は『除名処分』などで復党の道が閉ざされる可能性もある」

 これに対して、前出の秘書は「反党行為にはならない」と指摘する。例にあげるのは、緊急事態宣言のさなか、深夜まで銀座のクラブに出入りし、その責任をとって離党した松本純・元国家公安委員長だ。

「松本純だって離党勧告を受けたけど、9カ月後の衆院選に無所属で出たじゃないか。除名処分にもならなかった。選挙には落ちたけど、 離党から1年後には復党した。

 林芳正・内閣官房長官だって、2021年の衆院選で、河村建夫元官房長官の地盤に鞍替えして当選した。この先例を持ち出せば、世耕さんだって、衆院選にも来年の参院選にも出馬はできる。無所属でも、出て勝ちゃあいいんだよ」

 しかし、前出の政治部デスクは、こう指摘する。

「松本さんの場合は、自民党の候補が出ておらず、野党との戦いでした。林さんの場合は、河村さんとの候補者調整を経て、公認候補として出ました。ですから、事情がまったく違うんです。

 二階氏の三男が自民党の公認候補となった場合、世耕さんが無所属で出ると保守分裂になります。離党勧告処分を受けた身で、保守分裂はさすがにまずいのではないかと思います。ですから、世耕さんは来年夏の参院選に出るしか道はないでしょう」

 世耕氏は、一度大きなチャンスを逃しているという。2023年4月、衆院和歌山1区の補選があった。自民元職の門博文氏が、維新の新人・林佑美氏に負けた選挙だ。

「世耕さんは出るチャンスがあった。地元議員らも、出るなら支援するという考えだった。ところが、世耕さんは1区は自分の出る選挙区ではない、と出馬しなかったんです。

 もともと世耕さんの地盤は、元衆院議員の祖父・世耕耕一、叔父・世耕政隆の地盤で、二階さんの選挙区とダブるため、和歌山3区(新和歌山2区)にこだわったんです。

 選挙区にこだわらなければ1区でもよかったし、昨年の補選では、出馬すれば維新候補に勝てたでしょう。

 まさかこんな最悪の状況に陥るとは予想していませんでしたが、今にして思えば、あのとき決断していればよかったのにと悔やまれますね」(安倍派秘書)

 安倍派幹部の処分、そして二階氏の後継問題は、まだまだ波乱がありそうだ。
 
 

裏金議員は皆「同罪」なのに…処分めぐる自民の“党内抗争”激化に国民冷ややか

 
 
《何だかどんどん本質が外れていっていないか?》《国民のことをまるで見ていないな》

 ネット上でこんな声が広がり始めた。派閥の政治資金パーティーの裏金事件の処分を巡り、“党内抗争”が激化している自民党に対してだ。
 
「生意気なことをすれば、首を取り換えてやる」。同党紀委員会が4日にも公表するとした処分を控え、時事通信は、二階派事務総長だった武田良太元総務相(55)を「党員資格停止」とする執行部案に対して派閥幹部が反発の声を上げている様子を報じた。

 武田氏の処分案について異論が出ているのは、安倍派元幹部らと処分の「重さ」が同じことが理由らしい。さらに二階俊博元幹事長(85)が次期衆院選の不出馬を表明していることから、「大将が詰め腹を切ったのに、配下も責めを負うのはおかしい」との意見があるという。

「執行部への激しい敵意をむき出し」「安倍派と二階派では問題への対応が違う」「武田氏は周囲に私怨だと不快感を示した」……。記事は日増しに党内で強まる怨嗟の声を詳述しているが、この通りであれば、SNSで呆れる声が出ている通り、「トンチンカンな対応」と言わざるを得ない。

 改めて裏金事件を振り返ると、自民党が2月に公表したアンケート調査の結果では、派閥からキックバックされたカネを政治資金収支報告書に不記載などとしていたのは85人。2018~22年の5年間で総額5.8億円が“裏金化”されていたといい、うち、政治資金規正法違反で立件された現職国会議員もいる。

 脱税疑惑を指摘する声も出ている中、本来であれば党を挙げて裏金事件に向き合い、反省し、事実解明に取り組むべきなのは言うまでもない。それが主権者であり、有権者である国民に対して果たすべき最低限の責任だからだ。

 国民から見れば、裏金議員は金額の多寡ではなく皆、“同罪”。当然、二階派だろうが、安倍派だろうが、処分を巡って「重さ」も「違い」も関係ない。それなのに未だに誰も何も説明せず、納税もせず、この期に及んでも「生意気な」「大将が詰め腹を切ったのに」などと不平や不満を言い合っているのであれば救い難い。

《違法、脱法行為に手を染めていた議員は全員、辞職が当たり前。それが世間でいう処分》

《あいつと俺がなんで同罪なのって?子どもか。コップの中の争いはいらない》

 裏金議員は党内ばかりに目を向けるのではなく、少しは有権者の声を聞くべきではないか。