日米首脳会談 12億円超の新たな交換留学プログラム立ち上げへ 岸田総理が来週訪米“日米の人の絆”

 

 

自衛隊を実質的に米軍の指揮統制システムに組み込む方向へ。

日本全土に米軍基地を拡大、オスプレイ日本中の空を飛び交い、自衛隊はアメリカや他国の軍隊と共同訓練を強化…憲法が泣いている。

 


 

日米首脳会談では人と人との絆を強化するため、新たな交換留学プログラムを立ち上げるなど、幅広い取り組みで合意する見通しであることがわかりました。

来週、アメリカのワシントンで行われる岸田総理とバイデン大統領の首脳会談。JNNが入手した会談の合意文書の草案によりますと、岸田総理とバイデン大統領は日米の人と人との絆を強化する複数の取り組みで合意する見通しです。

具体的には、高校生と大学生を対象とした交換留学の新たなプログラムを日本円で12億円を超える規模で立ち上げるほか、アメリカでの日本語教育の裾野を広げるために、日本から補助教員を受け入れるプログラムを大幅に拡充します。

政府関係者によりますと、今回の訪問で両首脳は日米関係を「グローバルなパートナー」と位置づけ、アメリカが主導する月面探査の「アルテミス計画」で日本人の宇宙飛行士2人を月面着陸させることで両政府が合意するほか、AIなど先端技術の研究でも連携強化を打ち出す方針です。

 

 

私欲の茂木幹事長vs私怨の麻生副総裁…自民裏金議員処分「御身かわいさ」の見苦しい舞台裏

 
 
 派閥パーティー裏金事件をめぐり、自民党は4日夕方開く党紀委員会で39人の処分を決定する。当初「選挙での非公認」だったのが、より厳しい「離党勧告」になるなど、日替わりメニューで処分案がコロコロ変わる。その舞台裏は党執行部のメンメンの私利私欲と私怨私憤にまみれている。
 
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 検討されている処分案はこうだ。

 安倍派については、キックバック復活の謀議に加わった塩谷立、下村博文両元文科相、西村康稔前経産相、世耕弘成前参院幹事長の4人の政治責任を重視。座長だった塩谷氏と参院側トップだった世耕氏が党規約で2番目に重い「離党勧告」、下村氏と西村氏は3番目の「党員資格停止」とする方向だ。

 不記載額が5年間で1000万円以上2000万円未満だった議員は「党の役職停止」、500万円以上1000万円未満は「戒告」だという。500万円未満は茂木幹事長による「注意」だけで処分対象ではない。次期衆院選への不出馬を表明した二階元幹事長も処分対象から外された。

 ギリギリまで揉めているのは、安倍派幹部の残る3人、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、萩生田光一前政調会長と、二階派事務総長だった武田良太元総務相の扱いだ。中でも萩生田氏については「事務総長経験者ではない」として、「党の役職停止」など軽めの処分が浮上。そこには「ポスト岸田」を睨んだ茂木幹事長の意向が絡んでいるという。

「茂木幹事長が萩生田さんへの軽い処分にこだわっている。萩生田さんに目をかける森元首相への配慮もあるのだろう。不記載議員らは85人なのに半数を処分に付さない500万円の線引きを決めたのも茂木さんです。目的は総裁選。萩生田さん以下、安倍派の若手・中堅を取り込もうとしている」(自民党関係者)

安倍派・萩生田氏は軽く、二階派・武田氏は重く
 
 茂木幹事長と萩生田氏の水面下での連携――。その一端を毎日新聞(3月28日付)が報じていた。3月13日の夜、茂木氏と萩生田氏が安倍派の当選1回生数人と永田町から距離のある東京・江戸川区の日本料理店で会食。江戸川区が地元の萩生田氏側近の安倍派中堅議員がセットしたという。そこで茂木氏は「今は守勢」と語り、安倍派議員らは、茂木氏が総裁選を視野に「攻めの時期」を見極めようとしているのではと分析し合ったらしい。

 萩生田氏や安倍派議員らへの甘い処分に、茂木幹事長の私欲が反映されているのは想像に難くない。

 一方、二階派の武田氏については、急に厳しい処分案が出てきた。「党員資格停止」を強硬に主張しているのは麻生副総裁だという。こちらは私怨だ。

「麻生さんと武田さんは、地元福岡で勢力争いを繰り広げる犬猿の仲。首長選など選挙のたびに対立してきた。麻生さんは武田さんに、次の選挙を無所属で戦わせたいようです。何としても武田さんの影響力をそぎたいのです」(別の自民党関係者)

 岸田首相も二階氏を追い込んで「不出馬表明」させ、岸田派会長の自身を処分しない流れをつくった。どいつもこいつも、御身かわいさに汲々とする。

 裏金の真相究明そっちのけで、国民不在の権力闘争に明け暮れる醜悪な自民党。国民が政権交代を求めるわけだ。

 

過激ダンスショー問題 当時の自民党奈良県連青年局長を厳重注意 チップを水着に挟み込む

 
下品下劣の極み…これが今の自民党
 
 
昨年11月に自民党青年局の近畿ブロック会議後に露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた懇親会が開かれた問題で、自民党奈良県連は、懇親会で品位に欠ける振る舞いをしたとして、当時県連の青年局長だった男性を厳重注意処分とした。3月26日付。
 
懇親会を巡っては、ダンサーの水着に参加者がチップの千円札を挟みこむ映像が残っており、県連が聞き取りしたところ、男性だったことが判明した。県連は「主催者側があらかじめ千円札を用意するなど助長していたとはいえ、品位に欠ける振る舞いだった」としている。

男性は議員ではないが、当時奈良県連の青年局長として会議に出席していた。県連の聞き取りに「勧められてチップを渡したが、不適切で反省している」と話しているという。男性は今年2月に任期満了で退任している。