陸自幹部らが靖国神社へ集団参拝するための「実施計画」を作成していたのは、陸幕の装備計画部であることが、日本共産党の穀田恵二衆院議員が入手した文書から明らかになりました。集団参拝が「公務」と位置付けられていたことが、改めて浮き彫りになりました。
天網恢恢疎にして漏らさず。ウソはバレる。
今日の 赤旗は、憲法に触れ事務次官通達にも違反する自衛隊幹部の靖国公式参拝に関して、独自に入手した自衛隊が出した黒塗り文書の黒塗りをとった本物の写しをもとに、穀田衆院議員が追及。
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陸上自衛隊幹部による靖国神社への集団参拝を「私的」参拝とする防衛省の調査結果について、日本共産党の穀田恵二議員は3日の衆院外務委員会で、独自入手した文書を示し、参拝が「公務」として計画されたことを裏付けました。
陸上幕僚監部の小林弘樹副長(当時)らは1月の参拝にあたり、「実施計画」を作成。防衛省は穀田氏からの開示要求に対し、一部を黒塗りしたものを提出していました。今回、穀田氏が入手した文書は、黒塗りがない原本の写しで、「装備計画部」と部署名が明記されたものです。(写真)
穀田氏は「この記載からも、実施計画は『私的文書として作成されたもの』ではなく、装備計画部が公務として作成したのは明らかだ」と追及。鬼木誠防衛副大臣は、「(担当者が)所属部署を便宜的に記載したもの」と答えました。
穀田氏は、「この事実を隠し、私的参拝だったなどと国会と国民を欺く調査結果を公表した木原稔防衛相、防衛省の責任は極めて重い」と批判しました。
さらに穀田氏は、陸上幕僚監部が内局の人事教育局からの聴取をまとめた「私的参拝」とするための6要件(表)を提示。穀田氏は「この文書からも、小林副長らは、私的参拝の要件を満たさない、『部隊参拝』を禁じた事務次官通達に違反することを十分認識した上で参拝したということだ」と述べ、調査結果の撤回、やり直しを求めました。