要するに自民党という組織は、上から下まで、裏金まみれの集団ということなのではないか。

 呆れるのは、政治資金をどう使ったのか分からなくするために、安倍派だけでなく、他の派閥もアノ手コノ手を悪用していることだ。

 たとえば茂木派議員は、政治資金を「資金管理団体」から、使途の公開基準がゆるい「後援会」に移動させることで、具体的に何に使ったのか分からなくしている。茂木の場合、2009~22年の14年間に4億4000万円を「後援会」に移動させ、「後援会」の支出のうち94.4%が使途不明となっている。こんなふざけたやり方が許されていいのか。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。

 「最大派閥から地方まで、いかに自民党政治がカネにまみれているか、ということです。裏金をつくり、使途を隠そうとするのは、要するに表にできないカネの使い方をしているということでしょう。パーティーを利用した安倍派の裏金づくりも、氷山の一角なのだと思う」

 世耕を筆頭に、自民党議員には、国民に真摯に説明しようという気持ちなど毛頭ないのだろう。

 「国民に向き合う気持ちを失っているのは、自民党の国会議員だけでなく、地方議員も同じようにみえます。全国幹事長会議で『早くけじめをつけてほしい』『批判の電話が鳴りやまない』と、彼らが声を上げたのも、トバッチリを受けて迷惑だ、という気持ちだったのではないか。自分たちが地方から自民党を再建する、という覚悟は伝わってこなかった。近畿圏の地方議員が和歌山に集まり、ハレンチな懇親会を開いていた一事をみれば、自民党の地方組織の実情は想像がつきます」(五十嵐仁氏=前出)

 

 

岸田首相、裏金問題で「自分にも処分を下します!」…SNSであふれる「なぜ辞職しないのか」疑問の声

 
 
岸田文雄首相は、自民党の政治資金パーティー裏金事件を受け、首相自身も処分対象とする検討に入った。3月19日、毎日新聞などが報じている。

「3月5日の参院予算委員会で、裏金事件について自身の処分を問われた岸田首相は、『法改正などの結果を出すことによって責任を果たしたい』とはぐらかしていました。

しかし、2月15日、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で略式起訴されていた岸田派の元会計責任者(80)の有罪が確定。それを受け、首相は『私も処分を受ける』と周囲に漏らすようになりました。
党内からは、あいかわらずの後手後手感に厳しい視線が向けられています」(政治担当記者)
 
さらに、二階俊博元幹事長にも処分が下される模様だ。二階派の会計責任者や二階氏の秘書が直近5年で3526万円の不記載があったとして立件されている。これは、自民党現職議員で最多だ。

しかし、「岸田首相の処分内容はとても悩ましい」と自民党関係者が苦笑する。

「裏金に関わった安倍派、二階派の議員約80人を4月上旬にも一斉処分する方針です。岸田首相は役職、不記載額、説明責任の果たし方などを考慮して処分内容を決める考えです。

自民党には8つの処分がありますが、最も重い『除名』と、それに次ぐ『離党勧告』は見送られる公算です。続く『党員資格停止』『選挙における非公認』などにとどまるものと見られます。

一方、岸田首相と二階元幹事長はこの処分より重くならないと、茂木敏充幹事長が言った『上に甘くて下に厳しい組織であってはならない』との方針に逆行します。

ですが、仮に岸田首相に『離党勧告』がおこなわれた場合、『自民党員ではない議員が党の総裁になる』という前代未聞の異常事態になります。もちろん無所属でも首相の座にはつけますが、そうなったら議会運営は立ち行かなくなるでしょう」(同)

しかし、報道各社が3月中旬におこなった世論調査の内閣支持率は朝日新聞が22%、FNN・産経合同調査が23.2%、NHKが25%、毎日新聞に至っては17%と超低空飛行が続いている。国民が厳しい処分を求めているのは間違いないだろう。

ニュースサイトのコメント欄には、

《そもそも岸田はなぜ辞職しないのか》

《一般社会だと裏金(横領・着服)は懲戒免職になることも往々にしてあります。自民党の役職停止?公認なし?それは処分と言えるほどのものなのか?》

《離党・辞任しないという逃げ道はあるけどそんなことは国民が許さない》

など怒りの書き込みが目立っていた。サプライズが好きな岸田首相だが、自らの処分にはどのようなサプライズを繰り出すのだろうか。
 
 

吉幾三「機内で横柄」国会議員の実名公表、指摘受けた自民議員は「航空会社の対応」に私見投稿

 
済みません。このバカボン北海道日本会議自民党国会議員です。道民として恥ずかしいです。
 
 
演歌歌手の吉幾三(71)が21日までにYouTubeチャンネルを更新。飛行機内で「横柄な態度」で振る舞っていたという国会議員の実名を明かして苦言を呈した。

吉は昨年5月、「私は怒ってます!」と題した動画で、飛行機のファーストクラスに座っていたという国会議員について「言葉の遣い方とかが乱暴でよ」と、「横柄な態度」で客室乗務員らに接していたと告発。「国民を代表して出てる人は横着な態度はやめてもらいたい」と訴えていた。

その時点では国会議員の名前について公表を控えていたが、今回アップした動画では、現役のキャビンアテンダント(CA)から寄せられたとする手紙を公開するかたちで、当該議員が自民党の長谷川岳参院議員(53)だと公表した。
 
同CAの手紙では、長谷川氏が搭乗する際には事前に航空会社から注意事項が伝達されるといい、「長谷川さまご自身も周りに有権者の方々がいらっしゃるという意識はないようで、非常に高圧的な言い方をされます。到着が遅れることに関しては、鬼の首を取ったような言い方でクレームをされます」「長谷川さまが気づきと態度を改めていただくきっかけになってほしいと思います」などと書かれているとした。

吉はこの手紙を受け、あらためて「大人だったら、ましてや国会議員だったらよ、ある程度、歳いったらちゃんとした人の接し方をしなきゃ恥ずかしいよ」とバッサリ。また、航空会社に対しても「こういう事て航空会社で許してるの?国会議員だから何言われても我慢しろって言ってるわけ?あなた方、おかしいよ」と苦言を呈した。

長谷川氏は21日、「本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います」のタイトルで自身のブログを更新し、「私は、航空会社の対応について、機内で発言をする際、三つの原則に従います。一つ目は『正確な情報を伝えているか』、二つ目は『不都合な情報をしっかりと開示しているか』、三つ目は、『正しい見立てを立てた情報発信となっているか』の三点です」と説明。それぞれについて、過去に利用した飛行機の出発が遅延した状況と、その際に発言した自身の考えを記した。
1つ目の「正確な情報を伝えているか」については、出発が大幅に遅れた実例を挙げ、「出発時間をとうに過ぎてから『管制の指示によって出発許可を待っているため遅れが生じている』との機内アナウンスが入りましたが、外を見て驚きました。まだ航空会社は機内への貨物の搬入作業の途中であり、相当な貨物が残っている状況でした。遅延の原因は管制の指示ではなく、また、出発許可以前の話であり、航空事業者の準備が遅れているために、出発が遅れている状況が一目瞭然でした」と説明。「これを航空当局の責任にすりかえ、そしてそれを情報として流すことは許されるものではありません。そのことについてその場で発言をさせていただきました」と発言した理由を記した。
 
2つ目の「不都合な情報を開示しているかどうか」についても、「出発準備に時間が生じている」との説明と実態が違った例があったと主張。「搭乗券と機内の搭乗者数に大幅な差異が生まれ、その確認業務に多くの時間を要しておりました。本来ならば、テロあるいは不審者侵入防止の観点から、このミスは由々しき問題であります。しかし、その状況は伏せられ、機内では『搭乗、出発準備に時間を要している』とのアナウンスだけでありました。すべてを開示できないまでも、搭乗名簿と搭乗者数が異なった状況であり、本来ならばその確認に時間がかかっていることが航空会社の開示するべき情報であり、その場で発言をさせていただきました」と説明した。

3つ目の「正しい見立てを立てるかどうか」についても説明。実際の体験として「出発が大幅に遅れ、そのアナウンスが入りました。『10分ほど遅延をする』とのことで、乗客の方お一人が、突如飛行機を降りることとなったことが原因でありました。しかし、その方の荷物を貨物室から取り出し、そしてさらには離陸許可を得るには50分以上の時間がかかるはずです。実際は60分近くの遅延となりました。本来、地上業務と客室と貨物室とが十分な連絡をとっていれば、1時間近く遅延が見込まれる時間を乗客に伝えることができたはずであります」として、意見を述べたとした。

長谷川氏は「私自身も、航空行政に関わる以上、民間の事業者の皆さんの努力にあわせて、空港側、行政側の努力も最大限求めて行くことに変わりはありません」とした。

長谷川氏は22年の参院選北海道選挙区で3選。「参議院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会」委員長などを務めている。
 
 

自民広瀬めぐみ氏「幽霊秘書疑惑」報道に抗議 相手はラブホ不倫報じられた「週刊新潮」

 
 
「週刊新潮」に外国人サックス奏者男性との「ラブホ不倫」を報じられた自民党の広瀬めぐみ参院議員(57=参院岩手選挙区)は21日、自身のホームページに、広瀬氏が勤務実態のない「幽霊秘書」を事務所で抱えていた疑惑があると20日発売の「週刊新潮」が報じたことを受け、代理人弁護士名の抗議文を掲載した。

抗議文では、同報道を「真実に反する報道によって通知人の名誉を著しく毀損する報道」とした上で「そもそも、疑惑として報じるに値せず、また、疑惑と報じることができる合理的根拠に欠けるもの」「真実に反する疑惑報道として、名誉毀損の不法行為にあたりますので、被通知人に対し、本件記事について本書をもって厳重なる抗議を申し入れます」と指摘。また「幽霊秘書」「幽霊秘書疑惑」を指摘している人物の記載がなく「疑惑を裏付ける合理的根拠が示されていない」とした上で「名誉毀損に基づく損害賠償請求訴訟の提起も辞さない考えである旨、あわせて申し添えます」とも指摘している。

広瀬氏は、21日に更新したX(旧ツイッター)にもこの抗議文を掲載。自身の後援会長による「本件記事の内容は真実と異なる」などと記された声明文も掲載した。

広瀬氏は、不倫に関する記事を新潮に報じられた際には、地元の岩手県盛岡市で取材対応し、報道内容を「事実でございます」と認めて、謝罪している。
 
 

岸田首相が読売の渡辺恒雄氏と会談 政治全般で意見交換か 開成高校の先輩後輩

 
読売新聞のドンと??壁の黒幕ってこいつ??渡辺恒夫
 
 
岸田首相は21日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆と会談した。

滞在時間は約40分で政治全般について意見交換したとみられる。渡辺氏は、岸田首相にとって出身の開成高校の先輩にあたる。