「ミャクミャクを傷つけたのは万博反対派」吉村知事「イソジン」思い出す府民から「発言は慎重に」の声

 
余りのも卑しい姿勢。万博が次から次へと問題が噴出してやり場のない後悔と「利権は手放さない」という維新のイライラが感じ取られる。万博は失敗します。これ間違いなし!
 
 刃物のようなもので傷つけられたのだろうか。2023年11月、万博開幕500日前に合わせ、大阪市役所(大阪市北区)の玄関前に設置された2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の巨大モニュメントの「顔」が3カ所えぐられ、赤い塗装がはがれてしまっていた。
 
「高さ約2m、幅約3.3m、奥行き約1.5mの大きなモニュメントで、設置費用はおよそ623万円だということです。13日午前6時ごろ、巡回中の警備員が発見したということで、万博推進局は大阪府警天満署に器物損壊容疑で被害届を提出しました。いまは、赤いテープで応急処置をされています」(地元記者)

 大阪府の吉村洋文知事は13日、自身のXに《ミャクミャクのモニュメント(市役所前)が何者かによって破損されました。どんな理由があったとしても、これは暴力行為であり、犯罪行為です。許されるものではありません。残念です》と書き込み、記者団の取材にも「いたずらじゃなくて犯罪。犯人がわかれば賠償請求する」「犯人とおぼしき人が防犯カメラに映っている。こんな犯罪はスルーできない。ばれないと思ったら大間違い」と、強い口調で語った。

 万博を推進してきた日本維新の会の音喜多駿参院議員も、怒りを隠さない。自身のXに《これは酷い。どれだけ万博に反対意見をもっていたとしても、暴力・破壊行為に及んではならない。警察には徹底捜査をしていただきたい》と投稿した。

 しかし、この発言が物議を醸すことになる。

「まだ犯人が特定されていない段階で『万博反対派』が犯人だと決めつけるような書き込みに、異論が出ています。SNSには《器物破損の犯人が万博を反対しているという証拠をお示しください》《反対意見をもった人物による犯行と断定してますけど、音喜多さんはどうやってそれを知ったのですか?》などの書き込みが目立っていました」(ジャーナリスト)

 また、3月13日の毎日新聞電子版は《吉村洋文知事は13日、記者団に対し「ミャクミャクは万博の象徴だから、万博に対してよく思っていない人がやった可能性は高い」と私見を述べ「動機は分からないが、犯罪行為はやめてもらいたい」と述べた》と報じた。

「3月14日の記者会見でも、この発言について記者から質問がありました。吉村知事は『断定はしていません。(犯人は万博反対派である)可能性が高いと指摘しました』と答えていますが、知事は弁護士でもあるので、軽々に犯人像の印象を語るべきではなかったという声も聞こえます。

 吉村知事は20220年8月、うがい薬の『イソジン』などが新型コロナウイルス対策に有効かのように発表して使用を推奨し、社会が混乱しましたが、あのときも『知事の思い込み』が原因でした。府民からは慎重な発言を求める意見が多いんです」(週刊誌記者)

 かわいそうなのは、危害を被ったミャクミャクだ。

 

設置費用623万円「ミャクミャク」像に傷発見で俄然騒ぎ出す維新。“万博反対派=犯罪者”との印象操作を目論む姑息な行為だと批判が噴出

 
「まだ反対してる方がやったかわからない」と記者から言われても、決めつける吉村
これ問題あるんじゃないかな
「修繕費用なんていうのは当然損害ですから犯人がわかれば賠償請求する」
杜撰な管理で3128万円もかかる修繕が必要となった府民の財産である美術品の修繕費用、賠償請求してやりたい気分だ吉村に!
 
余りのも卑しい姿勢。万博が次から次へと問題が噴出してやり場のない後悔と「利権は手放さない」という維新のイライラが感じ取られる。万博は失敗します。これ間違いなし!
 
 
ほんと、マジ勘弁してほしい!
気色悪さが更にパワーアップ!
大阪万博のキャラやデザインはまさに病理的だ。
あの ”ミャクミャク” ですら気持ち悪くてウンザリなのに、なんだこのイベントのデザインは!?
さすがにこんなイベントに行きたいとは思わんけど・・・
 
 
大阪市役所の前に設置されていた万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の像に、複数の傷が付けられているのが発見されたことが物議を醸しているようだ。

報道によれば、傷はモニュメントの顔の側面に数か所あり、傷の大きさは最大で14~15cm。12日午後11時ごろ、警備員が巡回した際に異常はなかったが、13日の午前6時ごろに傷がつけられているのを警備員が発見したとのこと。
 
これに対して、大阪府の吉村洋文知事は自身のX(旧ツイッター)で「どんな理由があったとしても、これは暴力行為であり、犯罪行為です。許されるものではありません。残念です。」と反応。大阪府と市は、モニュメントが故意に傷つけられたとして、警察に器物損壊容疑で被害届を提出し、受理されたという。

維新議員らが“犯人は万博反対派”と決めつけ?
昨年11月末に、万博開催500日前を記念したイベントでお披露目されたというミャクミャクのモニュメント。

涅槃仏のように寝ころんだ体勢のこの像は、高さ約2m×幅約3mの大きさで総重量は1170kgというビッグサイズで、イベント後は大阪市役所の正面玄関前の野外エリアに設置。このように屋外に設置されることを見越して、素材は風や紫外線などに対して耐久性のある強化プラスチックを使用していたということだ。

しかしながら、設置からわずか3か月半でこのような事態が発生し、ある意味で“万博の顔”といった存在に傷を付けられたとして、大阪府や市は怒り心頭……ということで、早々と器物損壊容疑で被害届を提出といった流れとなったようだが、それと並行してこの件の犯人を“万博反対派”だと早々と決めつける発言が、日本維新の会の所属する複数の議員から発信されたことも、大いに物議を醸しているところである。
 
おときた駿(日本維新の会 政調会長・衆議院東京1区支部長)
@otokita
これは酷い。どれだけ万博に反対意見をもっていたとしても、暴力・破壊行為に及んではならない。警察には徹底捜査をしていただきたい。
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吉村洋文(大阪府知事)
@hiroyoshimura
·
Mar 13
ミャクミャクのモニュメント(市役所前)が何者かによって破損されました。どんな理由があったとしても、これは暴力行為であり、犯罪行為です。許されるものではありません。残念です。
 

 
 
パビリオン建設の大幅な遅れに参加国の激減や規模の縮小、さらに膨張し続ける開催費用も、かねてから問題視されていた大阪万博だが、今年早々には能登半島地震が発生したことで、被災地復興と万博との両立は現実的に可能なのかという声もあがることに。
 
さらに最近では、万博会場のシンボルとされる「大屋根(リング)」の存在が邪魔して、リングの内側にあるパビリオン等の建設が遅れてしまう可能性があるという、まさかの懸念まで取沙汰されるなど、開幕までそろそろ1年に迫ろうかというこのタイミングでも、万博の開催に反対する意見が絶えないといった状況だ。

維新サイドとしても、そんな“反対派”の声に大いに憂慮しているであろうタイミングで起きた今回の事件なわけだが、仮にその犯人が万博に対して批判的姿勢の者だったとすれば、そういった立場の人間らが“無法の輩”だとする、いわゆる“万博反対派=犯罪者”といったレッテルを貼ることができ、今後の万博への批判的意見を封じる、ある種のカードにもなり得るといったところ。

……そう考えての、先の維新議員らによる“犯人決めつけ”のようだったのだが、さすがにまだ被害届を出したばかりの段階での決めつけには「先走りがすぎる」との声が多数あがることに。さらには「反対派と犯罪を結びつける印象操作の姑息」「市民の分断を煽るやり方」などと、維新の姿勢に対しての批判の声がかえって渦巻く展開となっているようだ。
 

 

 

巨大モニュメントの設置費用も知れ渡ることに
いっぽうで、今回傷を付けられてしかったミャクミャクの巨大モニュメントの製作や設置なのだが、いわゆる万博の機運醸成事業の一環として、大阪市内の沿道におけるバナーフラッグの掲出などとともに、大日本印刷が総事業費約9,471万円で請け負ったものだという。

ちなみにミャクミャクの巨大モニュメントに関しては、製作費にくわえ運搬費や設置費も含めて623万3,700万円の予算がかかっているようだ。

 

この情報公開自体は、すでに昨年12月の段階で行われていたようで、その当時はさほど関心は持たれなかったものの、今回の事件を受けて一部のメディアが“設置費用623万円”と報じたことで広く知れ渡ることに。SNS上からは「そっちに驚くわ」「血税のムダ使い」「623万円もするのに公園の遊具よりも塗装が弱過ぎる」といった批判の声があがっているようだ。

 

先述の通り、万博の機運醸成のために作られたというミャクミャクの巨大モニュメントだが、623万円という費用に見合う効果があったかどうかは、評価は分かれるところ。とはいえ少なくとも今回の件で、その存在が期せずして広く知れ渡ることとなったことは、間違いがなさそうだ。

 

ツイッターの反応
器物損壊させたのは悪い事だけど
万博反対派と決めつけるのは問題でしょ!
それよりも今回の件でミャクミャク人形が600万円する事に普通にニュース見ている皆さんが驚いて「税金の無駄」と言う声が溢れてて
その声を真摯に受け止めるべき?‍♀️ https://t.co/fbuMqgVgtA

— テレヤン ? (@orog9) March 14, 2024

ミャクミャクを傷つけた者が違法行為を犯したのは間違いない。だが、政治家の不用意な言葉も、あらぬ方向へと世間を扇動する危険性がある。「万博に反対する人」は公共物を破壊する良からぬ人物だと十把一絡げにされかねない。 https://t.co/BtTP5IuALJ

— 吉富有治 (@yujiyoshitomi) March 13, 2024

バンコクから関空へと帰国し、そのまま西天満の打合せ先へ。
ついでに(いたずらされた)ミャクミャク像を視察するも、傷ついた部分は赤テープで修復されていて目を凝らさない限りは分からない程度。
あたかも大犯罪のごとく「犯人は反万博派」と大騒ぎし、市民を分断する #吉村洋文 や #音喜多駿… pic.twitter.com/f1BaMF4gZE

— Shoji Kaoru ?? (@Shoji_Kaoru) March 14, 2024

僕は大阪万博の開催に反対だが、ミャクミャクを傷つけようと考えた事などない。誰だってそうだろう。
でも吉村知事は「反対派は器物損壊も辞さない危険な輩だ」と世論を誘導する。賛成派の中にも遅延状況を鑑みて延期を望む人は多い。賛成派と反対派を画一的に分断する、こんな危険な発言は慎むべきだ https://t.co/HEMLQtItgB

— 盛田隆二 ?™ (@product1954) March 14, 2024

末っ子にミャクミャクの傷ニュース見せたら

傷つけた人がおるなら、その人が悪いけど、
こんな場所に無防備で置いてるのもあかんやろ。
夜中は柵みたいなんでガードするとかしてないのもなんでなん?
税金使って作ってんやろ?
市民の財産やん!

その通りですね。

— yu-k (@yuk291224) March 13, 2024

今回の巨大ミャクミャクモニュメント器物損壊事件。
犯人も気になるところだが、モニュメント制作費用623万円ということが、世間に知れ渡ったことが開示請求した者にとって違う意味で嬉しい(笑)#巨大ミャクミャクは623万円 https://t.co/mo2MQI5Bdl

— ポストマン #開示請求クラスタ (@postmankaiji) March 13, 2024

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