塩村文夏氏「きわどいサービス」自民懇親会 ラサール石井が警鐘「責任をダンサーのせいにするな」

 
〝論点のすり替え〟が起きかねない状況に警鐘を鳴らしている。ここまで自民党の退廃がすすんでいることにアングリ、愕然とする。ニヤニヤ会見するこの馬鹿面議員の資格無し!
 
 
 自民党青年局の若手議員による〝過激ダンスショー〟問題で、派遣されたダンサーにも注目が集まっている。
 
 立憲民主党の塩村文夏参院議員は13日の参院予算委員会で、一部ネットメディアの報道に言及し「このダンサーが所属しているところは『地元飲食店の間ではサービスがきわどいということで有名です』とのことです。バニーガールや透けた下着など、過激なコスチュームでサービスしてくれるそうです」と説明。

 続けて「チップの口移しも、ダンサーが男性の顔を触れながら、お互いの唇が接触するまでしてくれるのは知られた話ですということだ」と指摘。

 塩村氏は「ダンサーの方に全く落ち度はない」と前置きした上で「こうした声にきちんと応える必要があるのではないか」と岸田文雄首相を追及した。

 塩村氏の国会質疑はネット上でも話題となっており「ダンサーの方に責任はない」という声が大多数な一方「そんなサービスまであるとは」「風営法的に大丈夫なのか」など、ダンサーに注目する意見もあった。

 タレントのラサール石井は14日までにX(旧ツイッター)を更新し、一連の問題に「このダンサーの方々をオファーした人間は、このショーを体験しているはず。『チップ出すからあれやってよね』と言われなきゃ、彼女たちから勝手にやる訳がない」と持論を展開。

 その上で「知らなかったでは済まない。責任をダンサーの方々のせいにするな」と、〝論点のすり替え〟が起きかねない状況に警鐘を鳴らしている。

 

《「触ってない」とニヤニヤ》自民党過激パーティー参加の議員は「反省しているように見えない」 中曽根康隆氏が守れなかった偉大な祖父の教え

 
 とても令和とは思えない、不適切にもほどがある会合だ。昨年11月に和歌山市内のホテルで行われた自民党の若手議員らによる“過激パーティー”が波紋を広げている。自民党県連が主催した会議の後に開かれたもので、露出度の高い衣装を着た女性ダンサーを呼んでパフォーマンスを楽しんだほか、一部の参加者が口移しでダンサーにチップを渡すなどの行為もあったという。
 
 批判を受けて、ダンスショーを企画した県連青年局長の川畑哲哉県議(45)は3月11日付けで離党届を出した。また、懇親会に出席した藤原崇衆院議員(40)は青年局長、中曽根康隆衆院議員(42)は青年局長代理をどちらも3月8日に辞任した。

 問題の懇親会に招かれたのは、大阪や京都を中心に活躍するダンスチームだ。

「50名前後の女性が所属し、大阪ミナミのクラブで毎晩のようにステージに上がっています。懇親会で着ていた下着のような衣装はまだおとなしいほうで、時には透けた下着にニップレスだけなんて服装でパフォーマンスすることもあります。

 康隆氏は青年局長代理という立場である以上、その場で冷静にストップをかけるべきだったとは思いますが……」(前出・政治記者)

 責任を取る形で青年局の役職を辞任した藤原崇氏と中曽根康隆氏。辞任直後のふたりを目撃したという全国紙の政治部記者が担当する。

「ふたりは軽口を叩きあうような雰囲気で、少し笑みもこぼしていました。藤原議員は会見で『触っているのか』と聞かれて『触ってないです』と答えたときにもテレビカメラの前でニヤニヤしていたことが批判されていましたが、自民党のベテラン議員の中には、そんな様子を見て“党にどれだけダメージを与えているのかわかっているのか”“反省しているように見えない”と怒り心頭です」(全国紙の政治部記者)

 中曽根康隆氏は、2019年11月に亡くなった中曽根康弘元総理(享年101)を祖父、現職の参議院議員である中曽根弘文氏(78)を父に持つサラブレッドとして知られる。

「康隆氏は180センチ近い高身長で、イケメン議員と評判です。おまけに、慶應義塾大学法学部を卒業後は米コロンビア大の大学院で学んだというインテリでもあります。生粋の慶應ボーイで、嵐の櫻井翔さんとも親しい関係だとか。小泉進次郎氏と並び、“自民党のプリンス”や“未来のエース候補”と期待される存在です」(政治記者)

 そんな康隆氏は、祖父の康弘氏から多くのことを学んだと公言している。大学時代には、祖父から「ゼミのメンバーを集めてほしい」と言われたという。若者が日本に対してどんな意見を持っているか、生の声を聞いて政策に活かそうというのだ。

 祖父は、外交・安全保障・教育などに関連する書籍を読んでは、付箋を貼って線を引いていた。それを家の中の目立つところに置いて、若き康隆氏に読むことを促していた。そうした偉大な祖父の姿勢を受けて、康隆氏は「頭の中で常に国のことを考えている。その姿は強く印象に残っています」と語ったこともある。

 露出度が高い女性たちが踊っていた過激パーティーの最中も、康隆氏は祖父の教え通り頭の中では「国のこと」を考えていたのだろうか。
 
 

「過激パーティー」参加した中曽根康隆議員のパリピ半生「国際線CAらと西麻布でエステサロン経営」華麗なる人脈も支援者は落胆

 
 
「歴史を勉強しなさい。浮かれている場合ではない」──かつて、こうした言葉を偉大な祖父から聞いた“孫”は今、何を思うのだろうか。昨年11月、自民党議員らが行った懇親会での過激パーティーが問題になっている。懇親会は和歌山市内のホテルで同県連主催の「自民党青年局近畿ブロック会議」後に開かれ、自民党の藤原崇衆院議員(40)、中曽根康隆衆院議員(42)や地方議員らが参加。関係者によると会合後の懇親会において、露出度の高い衣装を着た女性ダンサーによるダンスショーが行われたという。また、一部の参加者が口移しでチップを渡したことなども報じられている。
 
 自民党はこれを受けて3月8日、会合および懇親会に出席していた藤原、中曽根両議員が同党青年局の役職(それぞれ局長と局長代理)を辞任することを発表。2人はダンサーの体に接触していないと発言しているが、問題となっている懇親会に不適切な内容があったとして、責任をとる形となった。

「慶應ボーイ」から「政界のプリンス」へ
 今回、青年局のポストを降りることとなった中曽根氏といえば、第71~73代総理大臣だった中曽根康弘氏の孫としてその名が知られている。父にあたる中曽根弘文氏(78)も現職で参議院議員を務めており、康隆氏は若くして自民党のホープと期待されてきた。

 「政治一家」に生まれた康隆氏だが、その経歴も華々しい。幼少期に慶應義塾幼稚舎に入ると付属の中高を経て、慶應義塾大学法学部を卒業。同級生に人気グループ「嵐」の櫻井翔がいることでも知られ、生粋の「慶應ボーイ」として育ってきた。高校、大学時代にはゴルフ部に所属し、大学では副将を務めた過去もある。

 大学卒業後は米コロンビア大大学院に進学し、国際関係学を専門に学んだ康隆氏。大学院を修了するとJPモルガン証券に勤務した。父・弘文氏の私設秘書を4年間務めた後に、2017年の総選挙に自民党から比例北関東ブロック単独で出馬し初当選。その後2021年に群馬1区から再選を果たした。
 
プライベートでも“やんごとなき”議員
 元首相の“イケメン孫”として脚光を浴び、2021年の第2次岸田内閣では防衛大臣政務官として政権を支えた。しかし、とある支援者は「康隆氏には前々からプライベートに不安要素があった」と語る。

「以前ガーシーこと東谷義和さんによって、康隆氏が女性を肩で抱いている写真がネット上で拡散されたことは記憶に新しいと思います。この話が本当かどうかはわかりませんが、彼の周りでは『火のないところに煙は立たないだろう』と囁かれていて、今回の過激パーティーでの一件も『またか』といった印象を持つ方も多いのではないでしょうか」

 証券会社時代の康隆氏を知る知人も、彼についてこう話す。

「勤務していた外銀を辞めてお父さんの私設秘書になるくらいの頃でしょうか、ノリのいい彼は同僚の友達と西麻布でエステサロンを経営していました。そのサロンは当時、国際線CAが代表を務めていて、康隆さんは取締役としてそれを支援する形で経営に加わったと聞いています。

 仕事柄もあってか、彼の周りには大手の商社マンやCA、起業家などハデめな友人が常にいて、パリピな印象です。弁がたつし、男女関係なくモテるタイプなので政治家になってからも噂が立つのはしょうがないと思っていました。奥さんも社長令嬢ですし、公私問わずまさに“やんごとなき一族”といった感じですね」

 冒頭にある「浮かれるな」という言葉は祖父・康弘元首相が、初当選した康隆氏に戒めとして言い放った一言だ。地に足をつけて政治をしなければ、天国にいる祖父も浮かばれないことだろう。