石川県アンテナショップオープンに馳浩知事、森元首相、岸田首相そろい踏みで募る国民のイライラ

 

 

「被災者が1日も早く元の生活を取り戻せるよう、政府としてやれることはすべてやる姿勢で取り組みます」

 

 3月9日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県が、東京・八重洲にオープンさせたアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」のオープン記念式典に、岸田文雄首相が出席。式辞で上のように述べ、石川県の馳浩知事と、同県選出だった森喜朗元首相らとテープカットをした。

「ほかに、輪島市出身の漫画家・永井豪氏、県観光大使の元プロレスラー・武藤敬司氏も参加しましたが、世の批判の矢面に立っている3人がそろい踏みしたので、現場スタッフの空気感はピリピリしていました」と、政治担当記者は苦笑する。

 発生から2カ月が経つが、珠洲(すず)市では3月10日にやっと市内の水道の一部が復旧するなど、県内の復興への歩みは遅い。仮設住宅も、3月4日までに完成した戸数は372戸にとどまり、今後は3月末までに約4600戸の着工を目指し、6月末の完成を目標にしているが、仮設住宅入居希望は約7800件あり、全員の入居は夏ごろになるとみられる。

「いまなお石川県内では、1万1000人以上の被災者が避難生活を余儀なくされています。そのため、馳知事に対する批判は根強いです。今回の上京も、SNSには『馳知事、地元離れて大丈夫かな? 副知事ではいけなかったか』『被災地にはなかなか行かないのに東京にはすぐ来るんだな』などの書き込みが目立ちました」(永田町関係者)

 森元首相も、世間の風当たりは強い。国会は衆参において自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で紛糾している。

「その中心にいるのが清和会(安倍派)です。3月1日には、安倍派の幹部だった西村康稔前経済産業大臣、松野博一前官房長官、塩谷立(しおのや・りゅう)元文部科学大臣、高木毅前国会対策委員長が、衆院の政治倫理審査会(政倫審)に出席しましたが、国民がもっとも知りたい『いつ、誰の指示で裏金作りが始まったのか』については真相究明に至りませんでした。

 その核心に近づくために、野党は清和会の会長を務めた森元首相の国会招致を求めています。しかし、岸田首相は3月6日の参院予算委員会で『関係者の聞き取り調査で、森氏の直接の関与を示す証言などは確認されていない』と野党の要求を突っぱねました。どこまで本気で聞き取りをしたのか、疑問視されています」(政治ジャーナリスト)

 その2人が式典でそろうということで、マスコミも注目したが、首相は式典前、森氏に会釈しただけで、式典後も握手をかわしたあとは話し込むこともなかった。

 SNSには《ほら、すぐ隣にいるんだから確認しろよ》《横に森がいるなら裏金のことを聞けばいいじゃん。解決なんてする気がない証拠だよね》《森も出てくる場所間違ってるんじゃないの?》など、裏金問題解明の本気度が見えない態度に、業を煮やすコメントが目立った。

 石川県民だけでなく、全国民のイライラが最高潮に達している。

 

 

裏金トリオですよね……
森喜朗が東京に開所した石川県アンテナショップのセレモニーに出席して岸田首相らとご満悦。にわかに信じられないが、間違いなくきょう9日の出来事である。三者とも、もう裏金事件も能登半島地震も終わったかのような表情だ。集まった記者たちもなぜ森を問い詰めないのか。

 

森喜朗が東京に開所した石川県アンテナショップのセレモニーに出席して岸田首相らとご満悦。にわかに信じられないが、間違いなくきょう9日の出来事である。三者とも、もう裏金事件も能登半島地震も終わったかのような表情だ。集まった記者たちもなぜ森を問い詰めないのか。

 

岸田岸田

 

 

森喜朗元首相「超法規的な尽力を」
 

「超法規的な尽力」…これでまた復興にも利権で労働もしないでマージン取ってぼろ儲けするんだよな。東京オリンピックでは高橋容疑者に全責任を押し付けて済んだのは「超法規的な尽力」で検察に働きかけたからではないのか?!

 

 森喜朗元首相は9日、東京都内で開かれた石川県のアンテナショップのオープン記念式典に岸田文雄首相らと共に出席した。あいさつで能登半島地震の復旧・復興を巡り「首相におかれても内閣を挙げて超法規的に能登の再生、復興にご尽力いただくようお願い申し上げる」と語った。

 

 

石川県アンテナショップのオープニングセレモニーに集った森、岸田、馳・・・裏金事件を質すことなく、それを黙って見ている新聞・TV!!

 
 東京大空襲から79年。東京の下町で生活しながら、この空襲で亡くなった親族が一人もいないのはなんと奇跡的なことだと改めて思う。東京大空襲で亡くなった方々に合掌。

 ところで、東京で石川県アンテナショップのオープニングセレモニーがありまして、そこに鮫の脳みそ・シンキロー森とヘタレ総理、そして石川県知事の想い出アルバム作戦・馳君が出席しましたとさ。

 でもって、ヘタレ総理は式典後に「森氏らと握手を交わし、足早に会場を去った」んだとか。おいおい、それを記者たちは指を咥えて見ていたのか。

 「関係者の聞き取り調査で、森氏の直接の関与を示す証言などは確認されていない」からシンキロー森への裏金聴取はしないってヘタレ総理は言ってたけど、こんな絶好の機会はないんだよね。「なぜ裏金について事実関係を糺さないのか」ってヘタレ総理に言ってやる記者はいなかったのかねえ。

 それは、鮫の脳みそに対しても言えることで、このセレモニーに集まった記者たちは、いったい何をしに行ったんだろう。こんなんだもの、記者会見の場で、ロクに質問もしないで、パソコンをカチャカチャ叩いているだけで平然としていられるのだ。

 遠くから野次を飛ばしても、権力者と面と向かうと何も言えなくなっちゃうんだったら、もうジャーナリズムを名乗るのは止めにした方がいい。もっとも、ジャーナリズムとしての自覚があればの話だけれど。

 ちなみに、鮫の脳みそに何も言えなかったヘタレ総理は、夜にはひょっとこ麻生と会食しましたとさ・・・嗚呼。