橋下徹氏 松本人志の女性問題報道を否定する証言に「事実なら週刊文春の取材不足」

 
何でもかんでもまあ~良く口を挟む卑しい人間橋下徹、どんな生き方してきたんねん?と疑いたくなる。一貫性のない都合の良いことだけをペラペラと…。「詐欺師」にも似た姿勢。こんな舌先三寸の人間を使うマスメディアにも責任がある。松本人志とは昵懇の仲だったはずだ橋下は。吉本興業=維新であるから。
 
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が4日「X」(旧ツイッター)を更新。ダウンタウンの松本人志の女性問題報道について、その内容を否定するセクシー女優の発言に言及した。

週刊文春で報道されたホテルでの飲み会に参加したというセクシー女優の霜月るなが3日、Xに報道にあった人物は自分であると明かした上で「嘘だらけの記事」「携帯を没収なんて言われてもない」「たむけんタイムなんてありませんでした。笑笑」などとつづった。さらに自身について「私はお酒が全然飲めないですがお酒を勧められる事もなくソフトドリンクでも充分楽しめた普通にむっちゃ楽しい飲み会でした」と飲み会を振り返っている。

橋下氏はこの投稿について「これが事実なら週刊文春の取材不足、すなわち真実相当性を否定する重要な証拠になる」と指摘。重要な証言になる可能性があるとの見解を示している。
 
 
 
 
 株式会社文芸春秋の新谷学総局長が、2日に公開されたYouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」の動画企画「あつまれ!経済の森」に出演。同社が発行する週刊誌「週刊文春」がダウンタウン・松本人志の女性への加害報道を行った経緯などを明かした。
 
 新谷氏は番組内で、松本からの被害を訴えた女性・A子さんに警察への相談を促したかを問われ「『何で被害を受けたのなら、警察に行かないで週刊誌に行ったんだ』という方がいますけど、これを刑事事件として立件するのははっきり言って不可能だと思うんですよ」と回答。その理由を「彼女の証言だけで、客観的なそれを裏付ける証拠もないわけですよね。それで被害届を出して警察で事件にできるかと言うと、不可能」と話した。

 さらに、警察の幹部クラスと話したことも明かし、「『うちのこの記事に書いてるこれ、事件化できますか?』って聞いてみましたが、『100%無理ですよ。絶対ならないよ』って、やっぱり言われてしまうんですよ」とも明らかに。「刑事事件として立件しようと思うと、本当に強制したと、合意じゃないのに無理やりやったということを裏付けるような客観的な証拠、音声なのか、写真なのか、しかも性行為をされてしまったということを裏付けるような証拠が必要なわけで、それをそろえるというのは基本的には非常に難しい」と主張した。

 一方で、週刊文春で報じた事情については「事件にはなかなかしづらいけれど、われわれからしてみると、警察に事件にすることができないならば、彼女は泣き寝入りしなければいけないのか?と言えば、そのことはないよなと思っていて」とコメント。「われわれは捜査機関でもなんでもありませんから、警察と同じような、条件が全て整わなければ記事にならないわけではないので」と、掲載に踏み切った経緯も口にした。
 
 

大手メーカー令息の不倫騒動、旧ジャニーズのマネージャーに閉口… 「電通マンの日記」が暴露した有名人の素顔

 
〈本書の内容はすべて私が実際に体験した事実である〉
 
 先ごろ上梓された『電通マンぼろぼろ日記』(三五館シンシャ)は、そんなまえがきから始まる。著者の福永耕太郎氏(ペンネーム)は営業の第一線で働いていた元エリート電通マンだ。1960年代生まれの福永氏は、有名国立大学を卒業してコネなしで入社。そう前置きしたのは、120~130人いた同期の約3分の2が有力者の子弟か、何らかのコネで入ってきたからだ。

 で、さっそく自民党の大物元政治家の長男「鶴井君」(後輩)が登場する。父親似のぶ厚いレンズの眼鏡をかけた青年で、大学卒業直前の3月に父親から社長への恫喝電話で入社が決まったVIPだ。ところが客先で仰天の行動を取り、最後は途中退職してしまう。次に登場するのは大手電機メーカー・N社のドンの息子「本関君」。妻子がいるのにテレビ局の元女性アナウンサーと不倫。まだ離婚が成立していないのに結婚式を挙げようとして話題になった御仁といえばピンとくる方もいるだろう。

「日本のメディアを支配」は本当? 
 また、自民党の中西啓介元防衛庁長官の息子とも同期だった。本書のどこに出てくるかは彼が電通を大麻所持でクビになった事件をたどれば、これまたすぐに分かる。

 そして旧ジャニーズ。福永氏はある時、スポンサーから求められて、国民的アイドルグループのリーダー「N君」のCM起用を決める。が、その後、チーフマネージャー「I」の振る舞いに閉口することになる。

 同僚から取引先まで有名人(あるいはその家族)がぞろぞろ出てくる一方で、電通マンとして忙しく飛び回った福永氏は退社後、大きな代償を払うことに。有名人やその子弟が集まるのは、同社もそのコネを最大限に利用していたからだろう。そうやって、かつて喧伝されたように日本のメディアをも支配していたというのは本当なのか、当の福永氏に聞くと、

「半分は本当だと思います。特に地方紙や地方テレビ局は、電通が持ってくる広告に頼り切っていました。だから不祥事など電通に都合の悪いニュースが止まったこともある。しかし、インターネット優勢の今、過去のパワーはありません」

 一方、当の電通に聞いてみると、

「著者名の人物が当社に在籍していたことはございません。当該書籍は当社の発信物ではありませんので、回答は致しかねます」(広報担当者)

 就職サイトには一行も出てこない仕事体験記である。

「週刊新潮」2024年2月29日号 掲載