相模原市 人権尊重条例案 差別的言動に罰則設けず 市議会提出へ 人権団体の要請見送り

 
「共生社会をつくるため、今の市民の生活の実態に合った条例にした」と説明。骨子に対する人権関連団体の抗議や要請を反映しなかったのは、市内で現在起きている事案を基に策定したためだと指摘し、表現の自由に配慮したことを明らかにした。条例には施行後3年を目途に見直す規定を設けたが、それを待たず重大な事案が起きれば「改正しなければならない」と明言した。
 
 
 相模原市は6日、市人権尊重のまちづくり条例案を発表した。昨年11月に公表した骨子からの変更点は、前文で津久井やまゆり園事件を「障害者に対する不当な差別的思考に基づく犯罪」と明記▽市長による不当な差別的言動の拡散防止措置の対象者に「障害者」を追記-の2点。人権団体などが繰り返し求めていた罰則導入などは見送った。13日開会の市議会定例会に提出し、4月1日の施行を目指す。(古川雅和)

 条例案はやまゆり園事件について、前文で「許しがたい事件」「断じて容認できず、決して風化させてはならない」と、骨子案になかった表現を用いて非難。市長が拡散防止措置を行う対象となる「不当な差別的言動」は、代表的に例示していた本邦外出身者に加え、障害者も含まれると分かる規定に改めた。

 一方、禁止する差別的言動の対象は引き続き本邦外出身者に限定し、罰則も盛り込まなかった。被害者を救済する人権委員会は市長の下に置く形態を維持し、独立した組織にはしなかった。
 
 本村賢太郎市長は6日の記者会見で「共生社会をつくるため、今の市民の生活の実態に合った条例にした」と説明。骨子に対する人権関連団体の抗議や要請を反映しなかったのは、市内で現在起きている事案を基に策定したためだと指摘し、表現の自由に配慮したことを明らかにした。条例には施行後3年を目途に見直す規定を設けたが、それを待たず重大な事案が起きれば「改正しなければならない」と明言した。条例案を巡っては、市人権施策審議会が昨年3月の答申で、罰則導入などを求めたが、市が受け入れず、骨子公表後に障害者や外国人を支援する団体、県弁護士会などが見直しを求めていた。

◆24年度予算案 少子化、雇用に重点 3年連続過去最大規模
 相模原市は6日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計総額は前年度当初比3・9%増の3415億円と、3年連続で過去最大規模になった。人件費や社会保障関連の扶助費など、支出が義務付けられている義務的経費が歳出の60%超を占め、新たな政策を積極的に打ち出すことが難しくなっている中、「選択と集中で予算を配分」(本村賢太郎市長)。教育や出産・子育てなどの少子化対策、市内の雇用促進対策、旧津久井郡の観光振興など中山間地域対策に重点を置いた。
 
 
 歳入のうち市税は1342億円。国の定額減税の影響で個人市民税が前年度比4・1%減の597億円だった一方、法人市民税が景気回復で同17・0%増の59億円となった。定額減税分の43億円は国の地方特例交付金で全額補われる。

 歳出は障害者福祉や高齢者福祉、子育て支援などの民生費に5・0%増の1473億円を計上した。

 性質別では扶助費、人件費といった義務的経費が62・3%を占めた。将来に資産などとして残る投資的経費は252億円で37・0%増の大幅な伸び。ただ、新規の建設などはほとんどなく、小中学校の校舎や文化センター、消防庁舎など公共施設の長寿命化には100億円超を充てる。1月の能登半島地震を踏まえ、防災関連経費とも位置付けた。(古川雅和)
 
 
 

三浦瑠麗氏 文春に皮肉てんこ盛り「ミス日本」不倫記事「身持ちの固さは大和なでしこ」に「編集会議で女子は何も言わず?」

 
ジエンダー理解者のような姿勢を取って…三浦瑠璃の気持ち悪い正体。己の人権侵害発言の多くを棚の上に置いて良く言えるよ~と愕然とする。この姿勢は「維新」とソックリ。まあ~維新の顧問のようなことをしていた卑しい人間だからこうなる。国際政治学者と自ら称するならもっと高尚なことを言いましょうよ。これなら淘汰されないとみると、いかにも正義ぶっての発言。ゲンナリする。
 
米山隆一氏に一気に糾弾される!
「文春の性差別的態度には賛同しませんが」とした上で、「文春は許せないけど麻生氏は許せるという矛盾が、如何にも三浦氏だよなと思います。麻生氏がOKなら文春もOKだし、文春がダメなら麻生氏もダメでしょうに」と。
 
麻生氏が上川陽子外相についての発言には三浦瑠璃は容認発言をしている。言葉遊びを延々と綴り、最後は麻生さん大好き発言だ。三浦瑠璃という人間は権力者に媚びを売りまくって甘い汁を吸ってきた最も汚い人間。あの夢を再びと夫の詐欺事件からの急転落下から復活したい思いがありありと見える。
 
 
 国際政治学者の三浦瑠麗氏が6日、X(旧ツイッター)に新規投稿。ウクライナ人の両親を持ち、昨年12月にミス日本グランプリに選ばれた、モデルの椎野カロリーナさんと美容外科医の不倫疑惑を報じた週刊文春の記事について、チクリと皮肉った。

 1日発売の文春では、椎野さんと札幌市の美容クリニック院長、前田拓摩氏の手つなぎデートを報道。5日に椎野さんがSNSに謝罪文を投稿し、ミス日本グランプリを辞退することを発表した。

 三浦氏が、Xで指摘したのは、文春記事の最終段落。椎野さんの所属事務所による不倫を否定するコメントを載せ、「身持ちの固さは大和なでしこの美質のひとつ。けだし、ミス日本にふさわしい。」と揶揄した。

 三浦氏は「『身持ちの固さは大和なでしこの美質』って誰が書いたの?編集会議に女子がいて、誰も何も言わなかったんだ。へえ、『日本の女』は身持ちが良いのが美質、あ、そう。」と皮肉たっぷりにつづった。
 続けて「不倫してまっせ、で止めときゃよかったのに。性差別的な記述に謝罪するなら早めにした方がよいんじゃないかな。だって週刊文春は『身持ちの良い』人々が書いてる『権威ある雑誌』になっちゃったんだから。」と皮肉をてんこ盛りにしながら、謝罪をうながした。

 さらに「皆さん、ひとまずカロリーナさんと付き合えて羨ましいとか、こんな綺麗なスタイル許せないとか、ミスコンに出るなんて外見差別の助長だとか、そういうことは脇に置いて、週刊文春編集部の性差別的態度に反対しましょう。」と呼びかけた。
 
 

米山隆一氏、三浦瑠麗氏の「ミス日本」関連投稿の矛盾指摘「文春は許せないけど麻生氏は許せる」

 
立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)が7日、X(旧ツイッター)を更新。自民党の麻生太郎副総裁の発言などに対する国際政治学者の三浦瑠麗氏(43)の発言に異を唱えた。

三浦氏は6日、自身のXで、「ミス日本2024」に出場したウクライナ出身モデル椎野カロリーナさん(26)の不倫を報じた「週刊文春」の記事を貼り付け、「『身持ちの固さは大和なでしこの美質』って誰が書いたの?編集会議に女子がいて、誰も何も言わなかったんだ。へえ、『日本の女』は身持ちが良いのが美質、あ、そう」と言及。「不倫してまっせ、で止めときゃよかったのに。性差別的な記述に謝罪するなら早めにした方がよいんじゃないかな」とつづり、「週刊文春編集部の性差別的態度に反対しましょう」と呼びかけた。

米山氏はこの投稿に、「文春の性差別的態度には賛同しませんが」とした上で、「文春は許せないけど麻生氏は許せるという矛盾が、如何にも三浦氏だよなと思います。麻生氏がOKなら文春もOKだし、文春がダメなら麻生氏もダメでしょうに」と指摘した。

三浦氏は1月30日の投稿で、麻生氏が上川陽子外相について「そんなに美しい方とは言わんけれど」と容姿に言及したことについて「麻生氏発言は彼女を推すため、身内的に『下げて』みせて『オレたち男からみても大したタマだよ』と言いたかったんだろう」と真意を推察。「相当失礼だけど」と批判しつつも、「女性記者に飲み会で囲まれたり意味なくちやほやされるのが嫌いで、頭のいい女性をリスペクトするのが麻生流」と同氏の人となりについて記していた。

米山氏はこの投稿に対しても「麻生氏が、男女問わず頭のいい人物をリスペクトする事も、悪気はなかっただろう事も認めます」とした上で、「でも問題は、麻生氏に認めるなら、例えば私にも認めるべきで、私に認めるなら世の全てのおじさんにも認めるべきだという事です。恐らくそれは、多数の女性にとって、余り居心地のいい社会ではありません」と私見を述べていた