ふざけんなって言う話だ💢 理事会後、記者会見した十倉雅和会長は、能登半島地震の万博への影響について「復旧、復興に支障を来さないよう万博も予定通り進める」と述べた。能登半島地震被災地の人たちを愚弄するのか💢

 

 

【大阪万博】協会が運営費チェック会議を発足「何をやっても後手後手」「同じ穴のムジナが調べても」集まる不信感

 
 
「開いた口がふさがらない」とは、まさにこのことではないだろうか。2月2日、2025年大阪・関西万博の運営主体である日本国際博覧会協会が、いまごろになって「運営費」をチェックする「運営費執行管理会議」なる部署を設置することを決めたことがわかった。
 
「運営費は広告宣伝費や警備費、人件費などのことです。当初計画から4割増えた1160億円を予算計上して、2月6日の理事会で諮られます。この増額発表のタイミングで、りそな銀行から最大360億円を借り入れることも報道されました。

 運営費は入場券の販売収入で賄いますが、販売目標の2300万枚に対して、1月24日の時点で41万9784枚しか売れていないことがわかり、『万博は赤字になるんじゃないか?』と不安する声が、日に日に多くなっています」(週刊誌記者)

 これまでも万博は、会場建設費を2018年は約1250億円、2020年には1850億円、2023年10月には最大2350億円と、後出しジャンケンのように増額して国民の怒りを買っていた。チェック機能が働いているとは到底、思えず、万博協会の会長を務める十倉雅和経団連会長は建設費のアップに「いまのような人手不足がこんなに激しくなり、インフレがここまであがるということは、なかなか予想しにくい部分があった」と言い出す始末である。

「協会も相当な危機感を持っているのでしょう。新設する会議は、チケット販売の状況や支出が適正かどうかの報告を受け、運営費が赤字にならないようにするとのことです。メンバーは協会役員で、会議の内容は万博協会の理事とも共有するということです」(前出・週刊誌記者)

 それにしても「いまごろになって?」感は否めない。このニュースを報じたサイトにも《何をやっても後手後手だよな。かたちだけでもやっている感を出したいんじゃないか》《赤字心配する位ならやめれば?》《で? 多額の赤字は避けられないとなったらどうするの?》《同じ穴の狢が身内を調べても、適正に処理されてますと報告書を出すに決まっている》など、万博協会に対する怒りと不信の書き込みが目立った。

 現在、万博が赤字になったときの補填方法は決まっていない。万博協会、国、大阪府・市が互いになすり合っている状況だ。しかし京都大学大学院教授の藤井聡氏は、出演番組などで「公的な税金でやるしか仕方ないですよ」と、すでに予測している。

「どんぶり勘定」のツケが国民に回されるとしたら、とんでもないことである。
 
 

万博運営費、1160億円への引き上げを決定 協会内に執行管理会議

 
 
 2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は6日、東京都内で理事会を開き、運営費を当初の約1・4倍となる1160億円に引き上げることを決めた。これに合わせ、役員をメンバーにした「運営費執行管理会議」を協会内に新設すると発表。赤字になった場合の補塡(ほてん)方法は未定で、収入の大半をまかなう入場券の販売状況や支出内容を精査し、コスト管理を徹底する。

 運営費は、国、大阪府・市、経済界が3分の1ずつ負担する会場建設費と異なり、協会が自ら財源を確保する。関係者によると、入場券の売り上げがまとまって入金されるまでの間、資金が一時的に不足する恐れがあるとして、りそな銀行から最大360億円を借り入れることも決めた。

 協会は20年に運営費を809億円とする基本計画をまとめた。だが、運営スタッフの人件費高騰や万博会場周辺の雑踏警備の強化などが必要となり、23年12月、1160億円に増額する案を発表していた。
 入場券収入は、目標入場者数2820万人の約8割(2200万人)で計算し、969億円と見積もる。1400万枚を前売りでさばく計画だが、24年1月末までの販売実績は約45万枚にとどまっている。

 理事会後、記者会見した十倉雅和会長は、能登半島地震の万博への影響について「復旧、復興に支障を来さないよう万博も予定通り進める」と述べた。

 2度の増額を経て最大2350億円に膨らんだ会場建設費など、万博関連費用の相次ぐ上振れを受け、政府も「予算執行監視委員会」を発足。公認会計士らが3カ月に1度のペースで、会場建設費や運営費などの執行状況をチェックする。【古屋敷尚子、野田樹、東久保逸夫】
 
 

延期論に「万博も大事」「予定通り進めたい」協会の十倉会長繰り返す

 
 
 2025年の大阪・関西万博の準備を進めている日本国際博覧会協会(万博協会)の十倉雅和会長(経団連会長、住友化学会長)は6日、能登半島地震の復旧・復興の作業を優先させるために、万博を延期する声が上がっていることに対し、「(被災地の方々が)一日も早く日常を取り戻していただくことを最優先にして、(復旧・復興に)支障をきたさないように、万博も予定通り進めていきたい」と話し、延期は考えていないと繰り返した。
 
 万博協会はこの日、東京都内で臨時の理事会を開き、その後、十倉会長が会見した。

 十倉会長は「(被災地の)復旧・復興にあらゆる資源を最優先でつぎ込むということは、みなさんと同じ意識で、ただ、万博も大事なので、(復旧・復興に)支障をきたさないように努める」と話した。万博会場の工事で、能登半島地震の被災地の復旧や復興で必要な人手や資材が不足しないように、事前に双方の工事の情報を集め、支障が出ないようにすると説明した。
 
 

大阪・関西万博の広告塔ミャクミャク、ぬいぐるみは数分で品切れに! 当初のネガティブな声に変化が! ? 

 
これはフェイクニュースでは??閑古鳥が鳴いていたグッツ売り場だったはず!
 
 
2025年4月13日から184日間開催される大阪・関西万博。そのシンボルとして活動中のミャクミャクは、細胞と水が一体となって生まれたふしぎな生物で、太陽の光が元気の源で雨の日が大好き。赤い部分の細胞が分裂したり、増加したり。青い部分は水のように形を変えることができ、人間を真似たのが今の姿。…というのがミャクミャクの生態で、大部分はベールに包まれている。話すこともできないため、博覧会協会の野田幸男さんと山城成広さんにお話を伺った。

キモかわいい! ? 大阪・関西万博の広告塔。

「決まった形がないのは、大阪・関西万博のテーマにも含まれている多様性ともリンクしています」 (野田さん) 

’22年にデザインが発表された当初は、“不気味”“怖い”とネガティブな声もあり、運営サイドにはデザイン変更を迫る電話もかかってきたと振り返る。

「デザインが発表されたその日、X (旧Twitter) で3500万インプレッションというとんでもない数字を記録しました。世界中で関心が高く、日本のアニメーションの影響が強い海外では“ユニーク”といった賛の声も多かった一方で、日本では否の意見も多かった。それがだんだんと賛の声が増えて、ぬいぐるみを販売すると、数分で品切れに!」 (山城さん) 

「イベントでも『実物を見るとかわいい』『親しみがある』と、記念撮影の列が途切れないんですよ」 (野田さん) 

ただ、おっちょこちょいなところもあり、ポカをすることも。

「見ての通り頭がかなり大きいので (笑) 、テレビ番組に出演した際、注意していたのにもかかわらず、隣のキャスターさんにうっかり当たってしまったことがありました」 (野田さん) 

そんなお茶目な一面もあるミャクミャクは、公的なキャラクターには珍しく、二次創作が認められている。

「メリットとリスク、どちらもあります。その中で、知ってもらえるメリットのほうが結果的に多かったと思っています。反響も大きかったですね。二次創作を行う際はガイドラインのルールを守っていただきながら、どんどん楽しんでください!」 (山城さん) 

ミャクミャクに質問! 

Q、長所&短所は? 

A、…。

Q、最近幸せに感じた瞬間は? 

A、「イベントでたくさんの方と撮影できたことだと思います」 (野田さん) 

Q、好きな言葉は? 

A、「ミャクミャクは1年3か月後に迫った万博開幕にワクワクと胸を躍らせつつ“くるぞ、万博。”と言っているように思います (笑)」 (山城さん) 

Q、今年の抱負を教えて! 

A、「開幕まで約1年。万博を盛り上げるためミャクミャクと共に、日本全国のイベントに登場します!」 (山城さん) 

※『anan』2024年2月7日号より。写真・岩澤高雄 (The VOICE) 取材、文・小泉咲子

 (by anan編集部)