『万博延期』意見に催事検討会議は「復興の妨げにならないよう進めたい」松本人志氏について元マネージャーでもある大崎洋氏「僕にできるのは遠くから寄り添うしかない」

 
 
 2025年の大阪・関西万博について『延期論』についての見解が示されました。

 1月29日に開かれた、大阪・関西万博の関連イベントについて検討する会議。能登半島地震の復旧優先のため『万博延期』という意見が出ていることについて、会議として「復興の妨げにならないよう進めていきたい」との見解を示しました。そのうえで吉本興業ホールディングスの元会長である大阪・関西万博催事検討会議・大崎洋共同座長は「状況を見ながら万博の催事を通して何ができるか考える」としました。

 (大阪・関西万博催事検討会議 大崎洋共同座長)「どういう形でエールを送るか、みんなで連携するのかというのは、日々刻々の状況を見ながら、何ができるんだということを念頭に置いてできればと思います」

 一方でダウンタウンの元マネージャーでもある大崎さん。芸能活動を休止している松本人志さんは、万博アンバサダーの活動についても休止すると発表されていますが、これについては「係争中でコメントは控える」としたうえで次のように話しました。

 (大阪・関西万博催事検討会議 大崎洋共同座長)「高校卒業した時から知っているものですから。マネージャーもしていましたから。今の僕にできることは遠くから寄り添うというか、それしかないかなと思っています」
 
 

万博準備「被災地に支障出ない」と発言した十倉雅和・経団連会長 記者の問いに「心外ですね」と語気強め

 
 
 「私の発言がそのように受け取られるのはすごく心外ですね」。経団連の十倉雅和会長が29日の記者会見で、トップを務める大阪・関西万博の準備と、能登半島地震の震災復興を巡る質問に対し、珍しく強い口調で反論する場面があった。

◆万博の土木工事は「ほぼ終わってるから支障なし」
 発端は今月、万博準備により被災地で建設人員や資材が不足するとして、経済安全保障相の高市早苗氏が岸田文雄首相に万博の延期を進言したことで、十倉氏は会見で「万博建設地の土木工事はほぼ終わっている。被災地はこれから土木工事が必要なので、支障は出ない」との見解を示した。
 記者から「被災地で必要なのは土木だけではない。仮設住宅やビル復旧など建設工事もあるはずだが」と問われると、十倉氏は「心外だ」と語気を強めた。その上で「岸田首相も、資材調達に支障が出ないよう指示した。被災地を後回しにしていいと思っている人はいない」と述べた。

 万博準備と震災復興を巡っては、万博推進派は道路や橋などの土木工事と、家屋やビルなどの建設工事は必要な人員や資材が異なり、悪影響を回避できると主張。これに対し立憲民主党や共産党などでは、被災地の復旧工事にしわ寄せがいくことを懸念する声も出ている。(久原穏)
 
 

松本人志への接待は将軍様以上か!? 上納システムの歴史を暴く

 

松本人志とよく似ていますよ。ヤクザ維新幹事長「藤田」!

 

維新の藤田議員(維新幹事長)ですね。「ええ加減にせえよ。いらんこと言うなよ」ですか。飲み屋でくだ巻いた時の発言かと思いきや、国会での発言でしたか。維新の人らって、そんな感じの人が多いですね。

 

完璧に…党内でもやってるであろう威圧…マジでコエェ…何が起こったのか?と思ったら…「親分のことを言いやがったのか、コラァ!!!」軸足がどこに向いているか?がよくわかる…田舎のヤンキーかと思ったよ…いや完全に「ヤクザ」!

 

経済政策、憲法改正、Z世代の困窮etc. 日本人が抱えている大問題の解決策を、歴史から紐解いていく「呉座式・日本史フルネス」。 著書『応仁の乱―戦国時代を生んだ大乱』(中公新書)が48万部の大ベストセラーとなった歴史学者・呉座勇一氏が、現代と過去を結びつける“未来志向の日本史”を丁寧に解説。今の日本の突破口とは? 気鋭の学者が読み解く重厚な歴史の流れから、現代日本を考える。

◆松本人志への接待は将軍様以上か!? 上納システムの歴史を暴く

今、芸能界に大激震が走っている。『週刊文春』が、大御所お笑い芸人の松本人志の性加害疑惑を報じたのである。これに対し松本は、事実無根と主張し、『週刊文春』を名誉毀損で訴えた。

 

松本人志

さすがにイジられ過ぎやろ〜

何かで当たるらしいよ💦



『週刊文春』の記事の真偽はさておき、記事の内容が大きな反響を呼んだのは、松本人志が女性をモノのように扱っているというだけでなく、後輩芸人が松本の歓心を買うために、女性を献上しているという告発があったからだろう。『週刊文春』は「恐怖のS E X上納システム」という煽情的な見出しをつけている。

記事が事実だとしたら、令和の日本での出来事とはとても思えない。むしろ、私の専門である中世日本でしばしば見る光景である。

◆親王になるため、お気に入りの妾を将軍に差し出す皇族も

金閣を建てたことで知られる室町幕府の3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)は、たいへんな女好きであった。なにしろ弟の満詮(みつあきら)の妻まで寝取っているのである。義満は『源氏物語』の光源氏を気取っていたという説すらある。このため、女性を使って義満に近づこうとする者もいた。

永徳元年(1381)12月、常盤井宮満仁王(ときわいのみやみつひとおう)が親王宣下(しんのうせんげ)を受け、満仁親王になった。公家の三条公忠(さんじょうきんただ)の日記『後愚昧記(ごくまいき)』によれば、満仁は愛妾の小少将(こしょうしょう)を義満に差し出したので、義満が天皇に満仁を推薦したという。

公忠は日記に「比興々々(ひきょうひきょう)」と感想を記している。愛妾を義満に差し出すような低俗、卑屈な人物が親王宣下を受けるなんてひどい話だ、とんでもない事だ、という意味だろう。

現代人の目から見ると、義満や満仁は何とも破廉恥な男、女性の敵ということになるだろう。だが、この時代、家臣が主君に妻妾を差し出すのは、さほど珍しくもなかったようである。

応永27年(1420)、朝鮮から日本への使節として漢城(ソウル)・京都間を往復した宋希璟(そうきけい)が記した日本紀行文『老松堂日本行録(ろうしょうどうにほんこうろく)』に以下のような興味深い記述がある。宋希璟が日本側通訳の魏天(ぎてん・中国人)から聞いた話のようである。

6月13日、4代将軍足利義持(よしもち・義満の長男)が重臣を引き連れて甲斐氏(朝鮮使節の日本側警備担当)の家を訪れた。甲斐は妻と共に庭で義持らを出迎え、甲斐は義持の御付きの人々を接待し、甲斐の妻だけが義持を酒食でもてなした。酔った義持は甲斐夫人と共に浴室に入り、夫人が義持の垢を落としたという。『老松堂日本行録』によれば、このように家臣の妻が主君をもてなす時に主君のお手がつき、その女性を後宮に入れて妃にすることはしばしばあったらしい。

むろん、儒教国家である朝鮮から来た外国人の宋希璟が日本に対して「性的に乱れている」という偏見を持っており、話を誇張している可能性はある。だが鎌倉幕府の準公式歴史書『吾妻鏡(あづまかがみ)』にも、源頼朝が御家人の葛西清重(かさいきよしげ)の屋敷に訪れた際、清重は妻に頼朝の一夜の相手をさせたという記事があり、『老松堂日本行録』のエピソードはおおむね事実と見てよいだろう。

先述の三条公忠も、「妻妾を差し出す」ことそのものを倫理的に批判しているというより、皇族ともあろう者が義満にそこまでするとは何事だ(本来ならば皇族の満仁の方が身分は上であって、義満は満仁の主君ではない)、と憤っているように見える。

ともあれこれは中世での話である。仮に女性側に同意があったとしても、女性を権力者に紹介して出世しようとする手法は、現代の価値観に照らすと醜悪でしかない。これを機に芸能界の悪習が前近代的であることを認識し、見直されるべきだろう。

【呉座勇一】

1980年、東京都生まれ。日本中世史を専門とする歴史学者。’16年に刊行された『応仁の乱‐戦国時代を生んだ大乱』(中公新書)は、48万部を超えるベストセラーとなり、歴史学ブームの火つけ役に

 

松本人志「文春裁判」でフジに“松本色”一掃の動き…「人志松本の酒のツマミの話」も番組名変更か

 
性的トラブルを報じた「週刊文春」発行の文藝春秋を訴えたダウンタウン・松本人志(60)。松本の5.5億円裁判で、松本のレギュラー番組を巡る対応に民放各局は難儀している。動きを見せたのが、松本と中居正広(51)の2人がMCを務めるトークバラエティー番組「まつもtoなかい」(フジテレビ系)で、28日放送回の最後に次回から「だれかtoなかい」に番組名が変更されると発表された。

「松本不在で初めて中居が単独MCを務めましたが、その日のゲストが、昨年旧ジャニーズ事務所から独立した二宮和也と、放送作家で音楽プロデューサーの秋元康氏。二宮は、一昨年12月に『中居正広の金スマスペシャル』を中居が体調不良で欠席した際、中居の指名で代役MCを務めていたことで、その日の松本の代役として名前が浮上していました。しかし、中居が『松本さんの穴は誰も埋められないから、その穴は僕が埋めます』と言ったことで、単独MCで続行となりました」(スポーツ紙記者)

「まつもtoなかい」は「だれかtoなかい」に番組名を変更してリニューアルされるが、さらに、「人志松本の酒のツマミの話」にも番組名変更の噂があがっているという。
 
「ツマミの話は、26日放送で松本の出演シーンがオンエアされましたが、収録済みの松本出演回は2月2日の放送が最後と見られています。それ以降は、番組名から人志松本の名前を消して、松本の代わりに吉本の芸人で番組を回していくなんて話もあるようです。これが事実であれば、フジテレビは松本色を一掃することになりますが、ツマミの話に限っては松本の代役は立てづらいのではという声もあがっています」(番組制作会社幹部)

■すぐに打ち切れない理由とは

松本の性的トラブル報道に沈黙を守っていた相方の浜田雅功(60)は、26日深夜放送の自身のラジオ番組「ごぶごぶラジオ」(MBSラジオ)で、「とりあえず、あの人の代わりはおらんやから戻って来るまで、自分のできることがやろうかなという感じです」と宣言。

松本は現在、先に触れたフジテレビ系「まつもとtoなかい」「人志松本の酒のツマミになる話」のほか、日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「ダウンタウンDX」、TBS系「クレイジージャーニー」「水曜日のダウンタウン」、朝日放送の「探偵ナイトスクープ」と、キー局、準キー局で多数のレギュラー番組を持っている。そのほかに、テレビ朝日系「Ⅿ-1グランプリ」、フジ系「人志松本のすべらない話」「IPPONグランプリ」など、多くのスペシャル番組にもかかわっている。

「ダウンタウンDX」や「水曜日のダウンタウン」など、コンビのレギュラーに関しては、松本の不在を浜田が守っていくとしているが、その他の番組については、松本の急な芸能活動休止によって、各局は対応に難儀している状態だという。

「松本の裁判が長引く見通しの中、問題がどう展開するかのか予測がつかない状態でスポンサーの顔色をうかがっている状態で、打ち切るにしても3月いっぱいは物理的に難しいでしょう」(前出・制作会社幹部)

お笑い関係者はこう言う。

「年末の『Ⅿ-1グランプリ』に関しては今回の騒動と関係なく、5年前に『とろサーモン』の久保田かずのぶと『スーパーマラドーナ』の武智正綱が暴言を吐かれたことで、上沼恵美子が審査員を辞退した際、後輩の不始末を謝罪した松本自身が審査員辞退をほのめかす発言をしていたことから、松本の後釜探しは水面下で始まっていました」

松本の活動休止は、テレビ各局に相当の打撃を与えている。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)