政治資金パーティーめぐり野党グダグダ…維新は内部対立、立憲は泉代表が派閥解散論も足並み揃わず

 
維新はパーティーやり放題。「身を切る改革」なんて言うが、維新は政党助成金を受取り使い切れなかった金は国庫へ返金する仕組みさえも守らずに維新の金庫へ入れてしまう。万博は中止どころか「能登半島地震被災地の人たち」に心は馳せるより「利権」に走る維新。このインチキ組織「維新」は絶対に「野党」ではない。チンピラヤクザ集団だ。上納金を維新議員から親分は強制している。
 
立憲は泉や野田、岡田が幅を効かせている限り期待できない。労働者の味方であるはずの政党が「パーティー」なんて…。全くもって薄汚い立憲民主党である。
 
 
 今国会の焦点になる政治資金パーティー問題。野党はこぞって「廃止」を掲げているが、ひとり日本維新の会だけがグズグズしている。大阪維新の会は禁止を主張しているが、国会議員グループが「存続」を主張しているからだ。

 吉村洋文大阪府知事(維新共同代表)は「民間、納税者の感覚に合わせた制度が必要」と禁止派。ところが「存続派」の国会議員が言う。

「大阪はいいよな。府議も市議も大勢いてカネもある。しかし、われわれはこれから党勢を拡大して総選挙も戦わなければいけない。パーティー禁止で減った収入を誰が見てくれるのか」

 困っているのが馬場伸幸代表だ。大阪府選出で党を束ねる立場だから、パーティー存続なら大阪から裏切り者呼ばわりされる。一方、パーティー禁止だと党が金欠になり、選挙が戦えない。

「身を切る改革」が信条の維新も「自分の身を切られる」のは嫌らしい。

■立憲民主党は「新政権研究会」解散準備をするも…
 
 26日からの国会で「政治とカネ」の徹底追及を決めている立憲民主党。なかでも自民党の派閥解散をターゲットにしているが、あんばいが悪いのは立憲の党内にも派閥グループがあり、代表選挙など、ことあるごとにゴチャゴチャしていることだ。

「立憲の泉代表は自分の党内グループ『新政権研究会』の解散の準備をしています。国会論戦で岸田首相や自民党から『オタクにも派閥があるじゃないか』と言われたらみっともないですからね」(立憲関係者)

 問題は党内に泉代表の派閥解散論に同調するグループがほとんどいないことだ。ざっと見渡しても、菅直人氏、野田佳彦氏、赤松広隆氏、小沢一郎氏、重徳和彦氏らが中心のグループがあり、人事や政策で、牽制したり足をひっぱったり。もっとも野党だからパーティーを開いても裏金をつくるほどの集金力がないので目立たない。

 徹底しない泉代表の党内派閥解散方針。なんだか岸田首相に似てきた。
 
 
真相解明なし 献金禁止なし 派閥全廃なし
裏金事件 自民「刷新」中間まとめ

 
 自民党は25日、臨時総務会を党本部で開き、政治資金パーティー収入を巡る裏金事件を受け設置した政治刷新本部の中間とりまとめを了承しました。岸田文雄首相は、同会で「政治は国民のもの、との立党の精神に立ち戻るため、自民党自身が変わらなければならない」と述べました。

 政治改革の中間とりまとめは、国民の批判を踏まえ、「派閥から脱却し、本来の政策集団に生まれ変わる」と宣言。「お金と人事から完全に決別する」として、所属議員に冬と夏に配る「餅代」「氷代」の廃止、人事の際の推薦の禁止、法令に違反した派閥への活動休止・解散要求を盛り込みました。

 政治資金の透明化を図るため、派閥の政治資金収支報告書に対する外部監査の義務化や議員の内部処分を容易にするための党則改正を明記。政治資金規正法などの改正に向け、必要な法整備を行うとしています。政治刷新本部で今後、選挙制度、国会運営などの見直しを進める方針も明記しました。

 中間とりまとめでは、裏金事件の真相解明や企業・団体献金の全面禁止には一切触れていません。また、派閥の全廃には踏み込まず、「政策集団」としての存続を容認しました。国民の信頼回復に全力を挙げるのであれば、説明責任を果たし、真相解明を行うことが必要です。