「あんたたちは無茶苦茶」谷川弥一議員 記者会見でまた逆ギレ!謎のニコニコポーズも飛び出しSNSドン引き

 
“ノーコメント”をアピールするかのように、突然「ニコニコ、ニコニコね。ニコニコ。ニコニコ」と言いながら両手掌を顔に添えるポーズをとったのだった。報道陣もあ然とした谷川氏の“激ヤバ会見”に、SNSでは辛辣な声が相次いでいる。

《ウーパールーパーの真似?》
《長崎県民は恥ずかしいだろうな》
《自暴自棄とかヤケクソという言葉の例みたい》
《何も反省してない。すごいね》
 
 
自民党最大派閥・安倍派の政治資金パーティー事件で、1月19日に政治資金規正法違反の罪で略式起訴された谷川弥一衆院議員(82)。’18年から’22年まで合計4355万円のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかに。

谷川氏は22日に議員辞職願を提出し、地元・長崎県大村市で記者会見を開いた。谷川氏をめぐっては昨年12月に、4000万円超のキックバックを受け取っていた疑いが浮上。それだけでなく、長崎市内での囲み取材で記者に「頭悪いね」と“逆ギレ”したことも大炎上した。

わずか1カ月で議員辞職に追い込まれたが、会見ではベテラン議員らしからぬ態度がまたも物議を醸している。

「このような事態に至ったことについて、自身の認識の甘さがあったと深く反省しております」

冒頭では支援者や国民に向けて謝罪し、立ち上がって深々と頭を下げた谷川氏。

質疑応答で「私は力をつけたかった。長崎県が抱えた課題を色々処理してきたかった。それなら大臣並みの金を集めてやろうと思いました」と語り、「全て私が悪いんです」と反省の弁を繰り返した。しかしキックバックに関する詳細や不記載が派閥からの指示だったかどうかなど、具体的なことは明言を避けた。

会見が長引くにつれ、疲れも出てきたのだろうか。次第に感情的な態度が増え、大きなため息をついたり、記者に噛みついたりする場面も見受けられるように……。

記者から「言いたい思いは山ほどあるように見える」と向けられると、谷川氏は「あります」と即答。「悔いがいっぱい残ってます」「生き方が一番間違ったよな。それが悔いだね」などと、自分語りを始めた。

記者が詳しく聞こうとするも「あなたに言う必要ないよ」と遮り、突如として大手家具・インテリア「ニトリ」を讃える一幕も。その上で「馬鹿な人生だ、俺。本当に死んでも死にきれない馬鹿な人生でした。すいません」などと、後悔の念を漏らしていた。

独壇場が続くなか、ある記者が「確信についてはお話しされていない」と指摘すると、谷川氏はヒートアップ。

派閥の指示があったかどうかについても、「俺、言わないつってんだから。それは、その人の見識の問題だから」と“逆ギレ”。報道陣に対して、「あんたたちは無茶苦茶言ってるよ、俺から見たら。世界が違うね」「生き様が違うんだな」とまで言い放っていた。

また別の記者から「説明していない部分もある」と投げられると、「説明する責任はあるけど言わない」と頑なに反発。追求する記者と押し問答になり、記者を指差して「長崎県のためにならないことは言わないんだと言ってんだ。それ以上言うんなら、俺を叩けばいいじゃないか! 君が!」と激昂。

そして“ノーコメント”をアピールするかのように、突然「ニコニコ、ニコニコね。ニコニコ。ニコニコ」と言いながら両手掌を顔に添えるポーズをとったのだった。報道陣もあ然とした谷川氏の“激ヤバ会見”に、SNSでは辛辣な声が相次いでいる。

《ウーパールーパーの真似?》
《長崎県民は恥ずかしいだろうな》
《自暴自棄とかヤケクソという言葉の例みたい》
《何も反省してない。すごいね》
 
 

谷川弥一議員「俺が悪い」連呼会見で逆に際立つ…裏金「秘書任せ」安倍派幹部の厚顔無恥

 
 
「私が悪かった。全て私の責任」と100回ほど繰り返し、ダメな男気を発揮だ。裏金事件で略式起訴された安倍派の谷川弥一衆院議員が22日、議員辞職願を出し、地元の長崎県大村市で会見。「頭悪いね」発言を浴びせた記者に、直接「配慮が足りなかった」と頭を下げた。

 谷川氏は約4300万円を裏金化。多額のパーティー券を売った動機について、「力をつけたかった。大臣並みのカネを集めてやろうと。カネを集める力は偉くなるのに必要だと思った。勘違いしていた」と打ち明けた。

 使い道は「政治活動」「飲みに行ったり、食べに行ったり、いわば人間関係づくり」と説明したが、歯切れが良いのは、この程度。長崎と派閥に「マイナスになることは答えない」と一方的に宣言し、何を聞かれても「俺が悪いんだよ」「すみません」と平謝り。


 それでも「派閥には言いたいことが山ほどある」「大臣になれなかったんだから、大事にされていない」とボヤキ節。「違法性の認識はなかった。あったらするもんですか」「相手がこう言った、アア言ったは言わない」とし、派閥の「記載しなくてよい」との指示をほのめかしたが、核心部分は「アンタが調べて」「アンタが考えて」と記者に丸投げだ。
 
■萩生田氏も世耕氏も「秘書任せ」

 説明責任を求められると「これ以上、責任を取れっていうなら、家に帰って死ぬしかないよ」と逆ギレ。怒りながら謝る“珍芸”と開き直った態度は反省ゼロだが、自らの責任を認めただけ、安倍派幹部たちの「秘書に任せていた」との弁明に比べれば、よっぽど潔い。

 22日に会見した萩生田前政調会長も「事務所スタッフが(萩生田を)お金や雑務には極力、携わらせないようにしており、詳細を把握していなかった」と、やはり「秘書任せ」。「中抜き」と報じられた裏金を「留保金」と言い換え、“印象操作”する始末だ。

 とりわけ、世耕前参院幹事長は2010年に小沢一郎衆院議員の「陸山会」事件を巡り、自身について〈会計システムまで構築し、収支報告時には、貴重な限られた時間を犠牲にして、担当秘書にひとつひとつ質問しながらじっくりと確認した上で書類を提出していることが、空しくなってきます〉とツイートしていたことが判明。「秘書任せ」と矛盾した「時空を超えた特大ブーメラン」で炎上中だ。

 先がないから責任を取り、先を見据えれば他人のせい──。とにかく安倍派の議員は厚顔無恥だ。