令和に「これ放送してええんか」 『水ダウ』で“不適切発言”連発…スタジオもネットも騒然「言うた!」

 
お笑いが下品・下劣…こんなことが今の若者に支持されていルのが怖い。
 
 
1966年、ビートルズの日本公演時の説を放送
 
ダウンタウンの松本人志(左)と浜田雅功【写真:ENCOUNT編集部】

 TBS系バラエティー番組『水曜日のダウンタウン』(水曜午後10時)が10日放送され、“不適切発言”が飛び交う、昭和のテレビ番組にスタジオは騒然となった。
 
 この日のテーマは「ビートルズの日本公演で失神した人 今でもビートルズ聴き続けてなきゃウソ説」。1966年のビートルズ日本武道館公演で失神した人が本当にいるのかを調査した。

 取材に応じた中の一人、公演当時は15歳だったという岡本備さん(73)。当時ビートルズは不良のレッテルを貼られ、周りの大人からは「絶対にビートルズのコンサートに行くなよ。退学になるからと」と当時を回想していた。

 スタジオにも驚きが広がったのは当時の討論番組『話題をつく』(1966年6月27日放送)でビートルズを扱った際のトーク内容だ。3人の識者が言いたい放題。「下等なヤツが集まる。静かな音楽だけが音楽ではないけどね。『ギャー』ってのはね。あれは●●みたいなもんでね」とコメントが流れると、スタジオメンバーは「言うた!」「思い切りいってましたね」と騒然となっていた。

 テロップで、「こちらの映像には一部現代では不適切な表現が含まれますが当時の表現と時代背景を尊重しそのまま放送いたします」とおことわりが表示された。

 この後も討論番組内では不適切なワードが連発されたが、これに岡本さんは「あれは大人が怖がったんだなと。若者がね、一つの思想、ビートルズという塊に心入れちゃって心奪われたら社会秩序が壊れるんじゃないかって」と説明を加えていた。

 この日の放送がダウンタウン松本人志が活動休止を発表後初。ネット上では「ホントに神回だった。めちゃくちゃ面白かった。これだけはなくさないで~」「さすがワイらの水ダウやね」「攻めててよかったよ」「松ちゃんがいる水ダウをあと何回観られるか…」「これ放送してええんかwww」などの声が上がった。
 
 

松本人志が局長を務める「ナイトスクープ」昨年内の収録分を通常通り放送 2月以降は代行で

 
 ABCテレビ(大阪市)は11日、芸能活動を休止したダウンタウンの松本人志(60)が局長を務める「探偵!ナイトスクープ」について、12日から26日放送分までは、松本が出演する昨年内の収録分を通常通り放送すると発表した。

 2月以降の放送分は、19日に収録を予定し、出演タレントから、代行で局長を務める形で放送する。