自民「政治刷新本部」が初会合、派閥のあり方など議論着手…首相「自民党自ら変わらなければ」

 
アベ派が10人…。岸田は「自由にものが言える人を集めた」と。もうこの時点でやる気無しという事だ。総理経験者が3人。泥にまみれた真っ黒ケッケの…歯がゆいねえ~~!
 
 
 自民党は11日、岸田首相(党総裁)を本部長とする総裁直属機関「政治刷新本部」の初会合を党本部で開き、政治改革の議論に着手した。自民党派閥による政治資金規正法違反事件を受けた対応で、派閥のあり方や政治資金の透明性を高める方策を検討し、月内に中間取りまとめを公表する。

 首相は「国民の信頼を回復し、民主主義を守るために自民党自ら変わらなければならない」と述べた。
 
 同本部で最高顧問を務める無派閥の菅前首相は「スタートラインとして派閥解消を進めていく必要がある」と訴えた。ただ、党執行部内では、議員教育や政策作りなどで派閥には意義があるとする意見が大勢で、合意形成は難航が予想される。

 政治資金規正法の改正も議題となる。今後、法律や会計の専門家、自治体の首長などの外部有識者を招いて議論を進める。16日には、党所属の全国会議員を対象にした会合も開く予定だ。
 
 

「ブラックジョーク」派閥トップ3人、党改革主張の石破茂氏外れる 自民「政治刷新本部」/一覧

 
自民党は11日、安倍派政治資金パーティー裏金事件を受けた再発防止策や派閥のあり方などを協議するための「政治刷新本部」の初会合を党本部で開いた。本部長を務める岸田文雄首相(党総裁)をはじめ、執行部メンバーやベテランから中堅、若手まで計38人が出席。約1時間、議論をかわした。

政治刷新会議メンバーの顔ぶれは次の通り(敬称略、カッコ内は所属派閥)。

◆  ◆  ◆

◆最高顧問 麻生太郎(麻生派会長)、菅義偉(無派閥)

◆本部長 岸田文雄(岸田派離脱中)

◆本部長代行 茂木敏充(茂木派会長)

◆本部長代理 森山裕(森山派会長)、渡海紀三朗(無派閥)、小渕優子(茂木派)、関口昌一(茂木派)、岡田直樹(安倍派)
 
◆副本部長 逢沢一郎(無派閥)、浜田靖一(無派閥)、梶山弘志(無派閥)、金子恭之(岸田派)、平井卓也(岸田派)、野上浩太郎(安倍派)、牧野京夫(茂木派)

◆幹事長 木原誠二(岸田派)

◆幹事長代理 福岡資麿(茂木派)

◆幹事 小泉進次郎(無派閥)、佐々木紀(安倍派)、鈴木馨祐(麻生派)、牧原秀樹(無派閥)、松本洋平(二階派)、島尻安伊子(茂木派)、高階恵美子(安倍派)、堀内詔子(岸田派)、上野通子(安倍派)、太田房江(安倍派)、松川るい(安倍派)、三原じゅん子(無派閥)、吉川有美(安倍派)
◆事務局長 小倉将信(二階派)

◆事務局長代理 小林史明(岸田派)、牧島かれん(麻生派)

◆事務局次長 鈴木貴子(茂木派)、藤原崇(安倍派)、三谷英弘(無派閥)、高橋はるみ(安倍派)

◆  ◆  ◆

今回の人選をめぐっては、野党だけでなく自民党内からも「ブラックジョークとしか思えない」(関係者)と疑問視する声が出ている。存続か解消かを含めた派閥のあり方が1つのテーマとなるにもかかわらず、最高顧問には、麻生派会長の麻生太郎副総裁が就任。同じく最高顧問の無派閥の菅義偉前首相との間でバランスを取ったとみられるが、麻生氏は派閥解消には否定的とみられ、最高顧問2人の間でも意見が割れるとみられる。

本部長は岸田文雄首相(岸田派会長離脱中)が務めるが、本部長代行は茂木派会長の茂木敏充幹事長、本部長代理には森山派会長の森山裕総務会長と、麻生氏を含め、派閥の領袖(りょうしゅう)3人がメンバー入りした。

36年前のリクルート事件を受け、当時若手議員として党改革を訴えた渡海紀三朗政調会長が入った一方、渡海氏とともに行動し、昨年来、政治改革について議論する場が必要と繰り返し提案してきた石破茂元幹事長は、メンバーから外れた。一方、2014年に自身の政治団体の不明朗な政治資金支出問題が表面化した小渕優子選対委員長は、メンバーに加わっている。
 
 
 
「正気を失った人事」エッフェル姉さんが「政治刷新本部」入りで驚き呆れる声…前明石市長は「始める前から終わっている」
 
 
 1月11日、自民党は派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受け、党本部で「政治刷新本部」の初会合を開いた。
 
 冒頭、岸田文雄首相は「自民党をめぐる現在の状況はきわめて深刻であるという強い危機感のもと、一致結束して事態に対応していかなければならない」とし、「国民の信頼を回復するため、日本の民主主義を守るためには、自民党がみずから変わらなければならない」と述べた。

 だが、会議のメンバーが発表されると、SNSでは早くも「この面々で刷新できるのか」という声があがっている。

 前明石市長の泉房穂氏も、同日、自身の「X」で、《『政治刷新本部』の“メンバーの顔ぶれ”を見て、「これって“刷新されてしかるべき方々”を集めたってこと?」と一瞬そう思ってしまった。“安倍派が10人”も入っているなんて、ブラックユーモアにすらなっていない。本日スタートとのことだが、始める前から終わっている・・・》とつぶやいていた。

「なかでも『なにかの冗談だろう』と言われているのが、2023年7月の自民党女性局のフランス視察で、おどけたポーズ写真をアップしたことから “エッフェル姉さん” のあだ名がついてしまった松川るい氏が幹事として起用されたことです。

 視察における疑惑の数々に答えることなく、記者会見も開かず『私はマスコミの被害者です』と言い放った態度に、地元大阪の府議や市議は『なにが正しくて何が間違っているのか、議員なら自分で説明せい!』と激怒していました。

 その後、松川氏は女性局長を辞任しましたが、9月の人事で党副幹事長に起用され、さらに今回の起用です。説明責任を果たすことなく、逃げまくった松川氏が刷新を議論することに、自民党の議員ですら呆れかえっています」(自民党関係者)

 SNSにも、

《正気を失っているからこそできる人事》

《刷新される側の人達!》

《何を刷新するのでしょうか??笑笑 しっかりと報告してもらわないと… とくに…松川さんでしたっけ。。。》

《こうまでして、エッフェル起用しないといけない理由って何なのだろうね。 普通の感覚持ってれば、絶対起用しないと思うんだけど》

 と、評価する書き込みはほぼなかった。

 通常国会が始まる1月26日までに「収支報告書への記載の厳密化」「支払いを銀行振込にする」「不正処理が起きた際の議員本人の責任」などを話し合い、中間的な取りまとめをするという。

 はたしてどんな内容になるのか、国民は注視している。