自民党・麻生副総裁 アメリカ訪問に出発 岸田首相の国賓訪米の検討ふまえ地ならしか

 
国際情勢を踏まえて麻生が講演?台湾問題「私らに任せなさい。戦う覚悟を持っています」なんて言い出しかねない…。国内でもバカ発言連の発なのに。こんな奴行かせる????アメリか属国根性しかない岸田政権が国賓訪米?笑わせちゃいかん。アメリカ産業の不良在庫を押し付けられ「はいはい」と買っているだけ。アメリカにとってはお得意さん。だけど腹の底では「バカだなあ~」と思われているはず。国賓なんてねえ~!
 
 
自民党の麻生副総裁が、アメリカに向けて出発した。

麻生氏は、9日昼ごろ羽田空港を出発し、5日間の日程でワシントンとニューヨークを訪問する。

現地では、国際情勢などをテーマに講演するほか、アメリカ政府の要人や連邦議会の議員らとの会談を調整している。

岸田首相が国賓待遇でのアメリカ訪問を検討していることをふまえ、日米両国の結束を確認し、地ならしをしたい考え。
また、ことし11月に行われる予定のアメリカ大統領選を見据え、幅広い人脈を構築することで、政府の外交を後押しする狙いもある。
 
 

西村前経済産業相ら安倍派幹部を再聴取 特捜部が近く立件の可否を判断 =読売新聞報道

 
待っていたものが来たぞ~~!
 
 
自民党安倍派の政治資金パーティーを悪用した裏金事件で、東京地検特捜部は派閥の実務を取り仕切る事務総長経験者である西村前経済産業相や下村元文部科学相ら複数の派閥幹部から任意で再度の事情聴取を行った。10日の読売新聞が報じた。

 安倍派は2022年5月の派閥パーティーに先立ち、安倍元首相の提案でパー券販売ノルマ超過分のキックバック中止を通達。しかし同年7月に安倍氏が銃撃事件で死亡した後、派閥幹部が継続的に協議した結果、8月に中止の方針を撤回しキックバック継続を決めた。

 この協議を主導したのが当時、事務総長だった西村氏である可能性が浮上しており、特捜部は、再聴取で協議の経緯や発言内容などを改めて確認したものとみられ、近く派閥幹部立件の可否を判断する見通しだ。
 
 
主張
安倍派議員の逮捕
裏金の全容 徹底的に解明せよ

 
 自民党最大派閥・安倍派の政治資金パーティー収入を巡る裏金事件で、池田佳隆衆院議員と会計責任者の政策秘書が7日、東京地検特捜部に逮捕されました。政治資金規正法違反(虚偽記載)の容疑です。裏金事件での逮捕者は初めてです。自民党は池田議員を除名処分にしましたが、議員辞職は求めていません。安倍派中枢幹部もすでに事情聴取されています。二階派に対しても捜査が進んでおり、事件は拡大の一途です。岸田文雄首相は「信頼回復に努める」と強調するものの、全容を解明する姿勢を示しません。国民の岸田政権への批判は高まる一方です。

約4800万円を不記載
 安倍派は毎年開く政治資金パーティーの際、ノルマを超えてパーティー券を売った議員にその代金をキックバック(還流)していました。還流分は政治資金収支報告書に記載されず、裏金となっており、総額は直近の5年間だけで約5億円に上るとされます。

 池田議員には安倍派から5年間に約4800万円が還流され、その金額を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いが持たれています。裏金づくりは誰からの指示だったのか。何に使われたのかなどの解明はこれからです。池田議員には証拠データなどの隠滅を図った疑いも浮上しました。

 池田議員は問題発覚後、政治資金収支報告書を訂正したものの、国民に説明せず、「雲隠れ」しました。国会議員としての資格自体が問われています。

 安倍派では所属議員の大半が還流分を裏金にしていたとされます。松野博一前官房長官ら事務総長経験者など「5人衆」と呼ばれる幹部や複数議員も事情聴取されています。不記載額は大野泰正参院議員が5000万円を超え、谷川弥一衆院議員も4000万円超とされます。他の所属議員の不記載額は1000万~数百万円規模とされ、安倍派ではシステムとして常態化していたとみられます。

 二階派会長の二階俊博元幹事長や同派事務総長を経験した平沢勝栄元復興相も事情聴取されました。同派でもノルマを超えて販売したパーティー券の収入を議員側に還流し、超過分を派閥の収支報告書に記載していなかった疑いなどが持たれています。パーティー収入を巡る不記載は安倍派、二階派だけでなく、岸田派、麻生派、茂木派でも明らかになっており、自民党全体の体質の問題です。

 岸田首相は4日の年頭記者会見で、自身が本部長になる「政治刷新本部」を党内につくると表明し、今週にも初会合を開くとしています。最高顧問には安倍政治を支えてきた麻生太郎元首相、菅義偉元首相が就任するとされます。JNNが6、7日に実施した世論調査では「政治刷新本部」に「期待しない」は59%にのぼり、国民の不信は払拭されません。

企業・団体献金の禁止を
 岸田首相は、政治資金パーティーに国民の疑念を持たれていると言う一方、本格的にメスを入れる対策を示しません。パーティー収入を監査するとか、銀行振り込みを原則にするなど小手先の話ばかりです。そもそも政治資金規正法を踏みにじったことへの反省がありません。金権政治を一掃するには、パーティー収入を含め企業・団体献金を全面禁止し、癒着の根を断つ以外にありません。
 
 

裏金事件で逮捕の池田佳隆容疑者“データ破壊”証拠隠滅で墓穴の不可解…何を隠したかった?

 
 
 自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、自身の資金管理団体の会計責任者を務める政策秘書とともに逮捕された池田佳隆容疑者(自民除名)。
 
 安倍派内で2番目に多い4826万円のキックバックを受け取っていたが、政治資金収支報告書の虚偽記載で国会議員が逮捕されるのは異例だ。データや資料を故意に破壊するという証拠隠滅が墓穴を掘った。

 どうやらカネは池田容疑者本人が直接、派閥側から現金で受け取っていたようだ。事務所ではエクセルファイルでパーティー券の売り上げを管理。パー券購入企業のリストや派閥側とのやりとりの記録もまとめており、これらを廃棄するよう池田容疑者が秘書らに指示していたという。

 秘書らは還流されたカネを「裏金」と認識。事務所内では池田容疑者が絶対的な存在で、池田容疑者が主体的に裏金を管理していたとみられている。

裏金の使途を隠したかったのか?
 
事務所では池田容疑者は絶対的存在、秘書らも「裏金」と認識し指示を受けた(同じく逮捕された政策秘書の柿沼和宏容疑者)

「解せないのは、なぜデータを破壊してまで証拠隠滅を図ったのかということです。派閥側からの還流スキームには、金額の多寡はあれど所属議員のほとんどが手を染めている。今さら隠しても仕方ないのに、裏金のスキーム以上に知られたくないことがあったのか。裏金の使途を隠したかったのか」(安倍派関係者)

 5000万円超の還流を受け取ったとされる大野泰正参院議員や4000万円超の谷川弥一衆院議員は、規正法違反の容疑を認め立件されるものの、在宅での略式起訴となる公算だ。

 一方、池田容疑者は「悪質」だとして身柄拘束。確かに、なぜそこまで強硬に証拠隠滅を図って自らを追い込んだのか、首をひねりたくなる。

 一部報道によれば、池田容疑者は裏金を事務所費だけでなく、飲食費にも使ったとみられる。銀座の高級クラブに頻繁に通っていたとも一部で報じられている。

「裏金の使途として、先輩議員に上納していたのではないか、といった見方まで出ています。選挙に弱い池田さんは、3回連続で比例復活。次は党の公認も危うい状況でした。先輩議員にいろいろ頼み事はあったでしょう」(前出の安倍派関係者)

 事務所がガサ入れされた直後に、複数の同僚議員が池田容疑者に自民党離党を勧めたものの、かたくなに拒否したという。だが結局、逮捕され除名。除名されると簡単には復党できない。逃げ回って雲隠れしたり、証拠隠滅を図ったり、池田容疑者の行動は不可解なことばかりだ。