森喜朗氏は身を隠し、麻生太郎氏は弔辞で「もうすぐ行きます」…裏金問題の真っ只中に重鎮が集結した「自民党葬」仰天場面

 
インチキ爺が好き勝手な政治資金で遊び回っていた時代が悪の根源だった。アベに代表される駄菓子から始まって高級料亭での会食。そのような事が自民党内では慣例のようになっていて政治資金が使われていた。国民は急速に貧困に陥っている時に…💢選挙になると統一教会の選挙運動員を駆り出し、「そんな時代もあったよね」という終わり方をさせなかった国民にも責任がある。だから今でもヨレヨレになっても政治に口を出し、ドンとして居座っているのである。2万円の会費のパーティーで水だけという事もあった言うパーティー、ボロ儲けした事だけは確かだ。
 
 
車椅子を押されて、合同葬の会場に向かう森喜朗元首相

12月20日の午前11時から、東京・中央区の築地本願寺で、自民党と保利家の合同葬がおこなわれた。11月4日に死去した元文部大臣・保利耕輔氏(享年89)の葬儀だ。

「1979年に死去した父の地盤を継いで政治家になった保利氏は、岸田文雄首相の父である岸田文武氏や麻生太郎氏が当選同期です。

海部俊樹内閣に文部大臣で初入閣したほか、小渕恵三内閣、森喜朗内閣では自治大臣に任命されています。
また、自民党政調会長なども歴任し、2014年の解散総選挙で政界を引退するまで、自民党の重鎮の一人でした」(政治部記者)

それらの功績を称えて、自民党としても保利氏の「党葬」を決めたのだが、まさか党を揺るがす大問題のさなかに開催されることになるとは――。
 
「連日報道されている政治資金パーティーの裏金問題ですが、最初に大きく報じられたのは11月初旬でした。その時点では、自民党としては『そこまで大きな問題にならない』と思っていたのかもしれません。

しかし、合同葬の前日となる19日には、東京地検特捜部が安倍派と二階派の事務所を強制捜査しました。

そのためか、この日に参列した大物議員たちは、単に葬儀というだけでなく、暗いムードだったように感じました」(前出・政治部記者)

岸田首相を始め、300人以上が参列した合同葬だったが、他の参列者に先だって会場に現れれた大物がいた。

焦点の「安倍派」で6代目会長を務めた森喜朗元首相だ。

高級車から降りた森氏はすぐに車椅子に腰掛ける。お付きの人物に車椅子を押されながら合同葬の会場に入ると、一人だけ焼香を済ませ帰宅していったのだ。

「かなり脚が悪いようでしたから『迷惑がかからないように』と先に済ませたのかもしれませんが…。

車椅子を使っている様子をほかの議員に見られたくないのか、隠れるように焼香を済ませたようにも感じました」(取材したカメラマン)

福田康夫元首相、河野洋平元自民党総裁、大島理森元衆議院議長らすでに政界引退した面々も続々と姿を見せていた。

「合同葬で弔辞を読んだのは、保利氏と当選同期でもある麻生氏でした。

甘党だった保利氏との思い出を振り返り、『私ももうすぐそちらに行きます。保利先生の故郷(地盤の佐賀県)の銘菓である松露饅頭を持っていきますよ』と語る場面があり、驚きました。

次の選挙では政界引退すると噂されてきた麻生氏ですが『老い先短い』と考えているなら、本当に次は出馬しないつもりかもしれません」(前出・政治部記者)

時期が時期だけに、さまざまな思惑が交差する葬儀となった。

写真・長谷川 新
 
 

「首相に意欲」捜査前取材で 安倍派の西村、世耕氏

 
金には汚い、ジエンダー問題だって理解できていない、己の権力志向だけで国会議員となって、阿呆丸出しの姿勢で目立つことばかり考えてきた、全身共に汚いにしむら
世襲のバカの代表。「オレより賢い奴はいない」錯覚で生抜いてきた手のつけられない低脳。
 
こんな奴が『総理』?へそで茶を沸かすわ!
 
 
 
 自民党安倍派の実力者「5人組」の西村康稔前経済産業相、世耕弘成前参院幹事長は月刊誌「Hanada」2024年2月号のインタビューで、それぞれ将来の首相就任に意欲を示した。インタビューを実施したのは政治資金パーティー裏金事件で東京地検特捜部が安倍派を強制捜査する前。世耕氏が11月下旬、西村氏が今月上旬だった。
 
 西村氏は、首相に就任したら取り組みたい政策を聞かれ「第1に積極財政、第2に中東の平和と安定」を掲げた。岸田首相にない強みは何か問われると、世襲議員でない点や官僚経験を挙げた。裏金疑惑については確認作業中と述べるにとどめた。
 
 世耕氏は「いずれは国のかじ取りをしてみたい。それだけの経験を積んできた自負はある」と強調した。
 
 萩生田光一政調会長も今月上旬インタビューに応じ、次期衆院選について「局面を変えるという意味で、多少議席を減らしてでも、やる意味はある」と語った。裏金疑惑を巡っては、安倍派幹部に就いたのが安倍元首相が亡くなった後だとして「正直、会計のことはよく分かっていない」と語った。
 
 

安倍派「裏金」、複数議員側がノルマ超過分を派閥に届けず事務所にプールか…不記載額が増える可能性

 
 
自民党の「清和政策研究会」(安倍派)を巡る政治資金規正法違反事件で、複数の議員側が東京地検特捜部の事情聴取に対し、パーティー券販売のノルマ超過分について「事務所でプールし、派閥側に届け出ないことがあった」と説明していることがわかった。特捜部は派閥側のキックバック(還流)分に加え、議員側のプール分も派閥の収入として計上されるべきだったとみており、同派の政治資金収支報告書への不記載総額は膨らむ可能性がある。
 
 安倍派ではノルマ超過分を議員側に現金で還流していたが、派閥側、議員側双方の収支報告書に記載せず、直近5年間で約5億円が裏金化されていた疑いがある。特捜部は19日、同法違反(不記載、虚偽記入)容疑で派閥事務所を捜索し、多数の資料を押収した。

 関係者によると、複数の議員の事務所関係者が特捜部に対し、ノルマ分を派閥側に支払ったが、超過分は金額などを派閥側に知らせないまま事務所でプールし、収支報告書にも記載していなかったと説明。中にはプール分が5年で数百万円に上る議員もおり、特捜部は所属議員への事情聴取でプール分の有無を確認し、ある場合は使途について聞いているとみられる。

 プール分は還流分と違い派閥の会計書類に記載はないものの、特捜部は、いずれも派閥パーティーに対する支払いであり、派閥側の収入として記載するべきだったとみている。安倍派の不記載額は収支合わせて10億円規模に上るとされるが、派閥主導の還流分に、個々の議員側が行っていたプール分を上乗せして膨らむ可能性があるという。

 超過分をプールしたことがあるという議員の関係者は、取材に「翌年以降のパーティーでノルマに達しない場合に補填(ほてん)する資金として管理していた」と証言している。

 

自民福岡9区問題が麻生派内にも波風 転身反対の麻生氏VS「応援団」の山東前参院議長

 
いつからこのわけの分からん低脳おばちゃん力をつけてきたの?今井絵理子も将来こうなるの???恐いわ!
 
 
次期衆院選福岡9区を巡る自民党支部長選定問題が、志公会(麻生派)内に波紋を呼んでいる。派閥領袖(りょうしゅう)である麻生太郎副総裁が大家敏志参院議員に距離を置く一方、同派重鎮の山東昭子前参院議長が大家氏の「応援団」に回っているためだ。麻生派は複数の政策集団で結成された経緯があり、実力者同士の足並みの乱れは将来に禍根を残しそうだ。(千田恒弥)

12月3日、北九州市内のホテルで開かれた大家氏の政治資金パーティー。麻生氏の地元・福岡県での開催だったが、その姿はなく、檀上で存在感を放っていたのが山東氏だった。

「大家さんのことは何が何でもしっかりと応援しなければならない。なんか格好いいことばかり言う、どこの党かよくわからない人や新人には任せられない」
 
山東氏はこうあいさつし、衆院くら替えを目指す大家氏を支持する立場を強調した。大家氏の動きを快く思わず、ひそかに北九州市議の三原朝利市議を推す麻生氏の意向を知っての牽制(けんせい)だった。
また「中央では『どうも大家敏志じゃ勝てないんじゃないか』という人もいるようだが、皆さんのためにも大家さんという政治家が必要だ」とも訴え、支部長不在を容認した党本部の決定をあてこすった。

福岡9区の公認候補を巡り、県連は7月に大家氏と三原氏を候補者とする党員投票を行い、大家氏が1703票で362票の三原氏を上回った。しかし、党本部は公認候補予定者となる支部長を置かない方針を決定、三原氏も無所属で出馬する意向を示している。

この問題が浮上して以降、麻生氏は側近の1人としてかわいがってきた大家氏と表舞台で会うことを避けてきた。11月14日には大家氏と今井絵理子参院議員のパーティーが東京都内でそれぞれ同時に開かれていたが、麻生氏は今井氏の会合のみ出席。山東氏は大家氏の会合にも顔を出した。麻生氏周辺は「大家氏と表で並ぶと、いろいろと憶測を呼んでしまう」と話す。

派内の多くの国会議員が麻生氏への気遣いから大家氏と距離をとろうとする中、大家氏に肩入れする山東氏。大家氏は福岡県議時代から山東氏の選挙を支援する一方、山東氏が率いた番町政策研究所(山東派)と旧麻生派の合流後、参院側で両派の宥和に汗をかいてきた。ただ、麻生氏は参院側が結束し、力を持ちすぎることを警戒していたという。

山東氏の動きについて同派中堅議員は「行き詰まった大家氏を何とか助けたいという親心だろう。人事も含めた麻生氏の動きに抗議する意味もある」と解説した。図らずも浮き彫りになった実力者同士の〝対立〟は、それぞれの政策集団が秘めていた闘争心を呼び起こす引き金になるかもしれない。
 
 

「現在は夫婦で介護施設暮らし」 森喜朗氏の近況とは? 「裏金問題の“諸悪の根源”」の声も

 
 
 引退後も清和会(安倍派)の後見人として振る舞い、政界に隠然たる力を誇示してきた森喜朗元総理(86)。出身派閥における指導体制崩壊の危機にもかかわらず、どうしたわけかその姿が見えない。身内からは今般の有事を招いた元凶だと、非難が巻き起こっている。
 
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 故・福田赳夫元総理が1979年に発足させた「清和会」は中国の故事成語「政清人和」に由来する。派閥のHPによると、清廉な政治は人民を穏やかにするという意味が込められているのだという。

 森元総理が98年、第4代会長に就任した際に「清和政策研究会」と名称を改めて現在に至る。その清和会が今、裏金疑惑の震源地と化し、未曾有の混乱状態に陥っている。

「派閥は空中分解寸前」
「なにしろ派閥を率いる立場の5人衆に加えて、塩谷立座長(73)までが疑惑の渦中にあるわけですから」

 そう語るのは清和会関係者だ。

「もはや、5人衆による集団指導体制の維持が困難なのは自明。派閥は空中分解寸前です。派閥のうまみはカネと人事。ですが、岸田総理によって政治資金パーティーは中止にされ、当面の間は、人事面でも冷や飯を食う。派閥にとどまる意味などありません」

 こうした惨状を招いてしまったことについて、派閥内からは森元総理の責任を追及する声が上がっているという。

「誰かが今後の方向性を示すべきですが、今の5人衆にはそれができない。その5人衆の跋扈(ばっこ)を容認してきたのが、他ならぬ森元総理です。口先では早く会長を決めるべきだ、などと言っていたものの、5人を操って清和会を集団指導体制に仕立てた。一人に権力を集中させないことで、自身が影響力を行使しやすい環境を作ったわけです」(同)

 さらにこう続ける。

「そもそも、この裏金作りだって森元総理の時代から連綿と続いてきたもの。本来は5人衆同様、捜査対象になってしかるべき人物なのです」

 森元総理は東京五輪組織委員会の会長を務めた際に、大会スポンサーから200万円の“見舞金”を受領していたことが明るみに出たが、立件は免れた。本件についても、裏金作りの共犯に問うのは難しいだろう。

 一方で、

「12月5日夜に森元総理と西村康稔経産相(61)、それに世耕弘成参院幹事長(61)が会食したことが分かっています。その会食の席で口裏合わせを行ったのでは、と国会で指摘される場面もありました」(政治部デスク)
 
突然の連載終了
 森元総理を巡っては、他にも気になる話がある。森元総理は地元・石川県の北國新聞の連載「総理が語る」で、時に清和会所属議員をぼろ糞にけなして、一定の存在感を保ってきた。ところが、

「さる11月26日付の記事をもって突如、連載が終了に。捜査との関連がささやかれています」(同)

 そこで、北國新聞に連載が中止になった理由を聞くと、

「編集方針についてはお伝えできないことになっております」

「介護施設にいながら…」
 そんな森元総理であるが、現在は夫婦で老人介護施設に入居しているといわれている。

「森元総理は昨年8月末、尻もちをついた際に、背骨を圧迫骨折し車椅子生活を余儀なくされています。奥さんも高齢のため、二人で介護施設に入居しているのです」(清和会関係者)

 続けて言うには、

「現在、水面下では、無記名投票の方式で新会長を選ぼうという動きがあります。そうした空気を察知してか、森元総理は今、自身の子飼いの萩生田光一政調会長(60)を新会長に推そうと躍起です。介護施設にいながらにして、未だに清和会に影響力を行使しようとしているのです」

 森元総理に聞くと、代理人を通じて、

「清和政策研究会は刑事告発されているとのことですから、コメントは差し控えます」

 森元総理が、清和会の言葉の意味を思い起こすことはなさそうなのである。

「週刊新潮」2023年12月21日号 掲載