笠井あきらさん(核禁会議会場から)

「ベルギー政府は開幕20分前にオブザーバー参加決定」の同国議員の速報に国会議員会議が大拍手でも、今度もいない日本政府、 核戦争の危機を乗り越え「核兵器のない世界」へ前進の瞬間も、米国の顔色みて取り残され逆行の岸田政権には退場あるのみ

 

 

 核兵器禁止条約の第2回締約国会議に日本政府が参加しないことを受け、長崎の被爆者らは27日、岸田文雄首相宛てに抗議文を郵送した。記者会見した長崎の被爆者、川野浩一さん(83)は「会議に背を向け、ものを言わない我が国の姿勢は明確に間違っている」と非難した。

 

 核兵器の保有や使用、威嚇を禁じる核禁条約の第2回締約国会議は27日(日本時間28日午前0時)から、米ニューヨークの国連本部で始まる。12月1日までの間、昨年の第1回会議で採択した50項目の「行動計画」の進み具合などを議論する。

 

会議には非締約国でも参加でき、日本と同じ米国の「核の傘」にいるオーストラリアやドイツ、ノルウェーは、オブザーバー(傍聴者)として出席する意向だ。一方、日本は「核兵器国が一カ国も参加しておらず、核兵器のない世界への出口に至る道筋はたっていない」(松野博一官房長官)として参加しない。

 抗議文は長崎の被爆者団体などでつくる「核兵器禁止条約の会・長崎」の名前で首相官邸に郵送。同会はこれまでに面会や文書を通じて、日本政府に条約の署名・批准や締約国会議へのオブザーバー参加を求めてきた。

 この日の会見で、同会の田中重光共同代表(83)は「日本政府は『唯一の戦争被爆国』という言葉をよく使うが、何もしない政府にこの言葉を使う資格はありません」と語気を強めた。(岡田真実)

 

 

笠井晃さん奮闘記

 

#核兵器禁止条約第2回締約国会議 日本原水協代表団チームが、開幕直前26日夜、宿舎に到着しました❣️一足先に着き、ICAN関係者・各国国会議員の懇談会から戻った私が、「ようこそNYへ!」とスマホの後ろにいる多くのみなさんにも声かけて、お出迎え🤝明朝から力合わせて頑張ります🌟

 

 

1年3ヵ月ぶり、昨夏NPT再検討会議以来のNY国連🇺🇳本部に入り、いま会場です。#核兵器禁止条約 #第2回締約国会議 15分後の午前10開幕を待っています。

 

 

開幕しました!
#核兵器禁止条約
#第2回締約国会議
フアン・ラモン・デ・ラ・フエンテ議長(メキシコ🇲🇽)が開会演説を行なっています!

 

 

開会セッション終了後、壇上のフアン・ラモン・デ・ラ・フエンテ議長(メキシコ🇲🇽)に要請文を手渡して、「議長就任おめでとうございます。会議の成功を心から願っています」と挨拶。「ありがとう。読ませてもらいます」と応じた議長と固い握手🤝交わしました。
#核兵器禁止条約
#第2回締約国会議

 

 

「ベルギー政府は開幕20分前にオブザーバー参加決定」の同国議員の速報に国会議員会議が大拍手👏でも、今度もいない日本政府 😡核戦争の危機を乗り越え「核兵器のない世界」へ前進🌈の瞬間も、米国の顔色みて取り残され逆行の岸田政権には退場あるのみ

 

 

 

核兵器禁止条約締約国会議 参加しない日本政府に道理なし

小池氏が会見で批判

 
 
 日本共産党の小池晃書記局長は27日、国会内で記者会見し、米ニューヨークで開かれる核兵器禁止条約の第2回締約国会議に日本政府がオブザーバー参加すらしないことについて「唯一の戦争被爆国として参加すべきだ」「日本政府が参加しないことには道理がない」と主張しました。

 小池氏は、核兵器禁止条約について岸田文雄首相が「核兵器のない世界への出口とも言える重要な条約」としながら、締約国会議に参加しないことを批判し「入り口に入らなければ永遠に出口はない」と指摘しました。

 同条約について小池氏は、世界97カ国が署名・批准している重要な条約だと指摘。ロシアが核を振りかざし、アメリカはじめ核保有国が核抑止力論にしがみつき、イスラエルの閣僚が核攻撃も選択肢の一つと述べるなど「現実の核の危機が強まるなか、核兵器禁止条約が確実に核使用の手を抑えている」と強調しました。

 さらに、同条約が被爆者や核実験被害者の支援と、国際協力をうたっていると指摘。被爆者も自らの被爆体験を語るなど、この作業に参加しているとして「日本政府は条約に参加する以前でも、被爆者、核実験被害者への支援の活動に協力すべきだ。そのためにもオブザーバー参加をすべきだ」と述べました。

 小池氏は、日本共産党から笠井亮衆院議員が現地入りし、締約国会議のフアン・デラフエンテ議長や中満泉・国連軍縮担当上級代表などに要請文を提出したと紹介。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の会合にも出席して各国代表との意見交換を始めたと述べ「核兵器使用の非人道性を確認し、被爆者、被害者への支援と国際協力、核抑止からの脱却がしっかり会議の中にすわるよう主張していく」と表明しました。