岸田首相、政治資金パーティーで1億4800万円ゲット…「大規模パーティーは自粛」閣議決定も知らぬ存ぜぬの厚顔

 
私達の税金で豪華会食、セキュリティ対策だって擁護するインチキ野郎がいるが、会食しないで時間内で会議をしてそれでも終らないなら、事務所で弁当でもとって実施するべき。国会議員は特権階級じゃない!
 
 
 11月24日、総務省が2022年分の政治資金収支報告書(総務相所管分)を公開した。
 
 直前に、自民党の5派閥で一昨年までの4年間に総額4000万円の記載漏れがあったことが発覚。大学教授らが東京地検に告発状を提出して受理されたことから、例年以上に注目されることになった。

 自民党6派閥の収入総額は約12億円。そのうちパーティー収入が8割弱の約9億円になる。

 収入が多かった順に麻生派(2億3511万円)、二階派(1億8845万円)、岸田派(1億8329万円)、茂木派(1億8142万円)、安倍派(9480万円)、森山派(4016万円)だった。

 岸田文雄首相の資金管理団体「新政治経済研究会」もパーティー収入が1億4872万円になり、林芳正外務大臣(当時)の8150万円、加藤勝信厚生労働大臣(当時)の5884万円などを大きく引き離し、永田町を驚かせた。

「岸田首相の団体は、1回の収入が1000万円を超える政治資金パーティーが6回あり、もっとも多かったのは2022年12月19日に『ANAインターコンチネンタル』(東京・港区)で開催されたパーティーです。参加者は1200人。収入は約3654万円でした。

『赤旗』の計算では、2022年度の合計収入から経費を引いた利益率は89%だったといいます。なんとも効率がいい “集金” です」(政治担当記者)

 しかし、「これらのパーティー収入には問題がある」という。

「2001年1月、内閣は『国務大臣、副大臣、及び大臣政務官規範』を閣議決定しています。そのなかに『パーティーの開催自粛』という項目があり、『政治資金の調達を目的とするパーティーで国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する』と明記されています。

 これは今も踏襲されていますが、金額が書いていないことから線引きが難しく、時の政権が都合よく勝手に解釈していました。しかし、国民感情からすると、年間1億円を超えるパーティー収入は大規模ですよね」(同)

 形骸化されている規範だが、パーティー収入は裏金の温床になりやすい。

「政治資金は非課税なので、税金はかかりません。これだけ不透明だと、裏金を作るのが目的ではないか、選挙の買収資金になっているのではないかとの疑惑を持たれかねません」(同)

 ニュースサイトのコメント欄にも、

《12億円もの収入は、係る経費を除いても超優良団体(企業)である。これが腐敗堕落自民党の金権政治ですね》

《政治資金規正法に記載漏れした政治献金は全て没収で良いのでは「指摘されたら修正申告でOK!」なんて、一般社会では通用しない》

 など批判のコメントが多く書き込まれていた。「閣議決定」さえも都合よく解釈する岸田首相のようである。

 

ついに「懐石メガネ」呼びも…岸田首相「懐石93万円、水炊き58万円」は高いのか論争「会議室でやれ」「居酒屋で会食はおかしい」

 
 
 11月24日、総務省が2022年分の政治資金収支報告書を公表した。閣僚らの「高額会食」が報じられているが、なかでも注目が高いのが岸田文雄首相だ。
 
 岸田首相が代表をつとめる政治団体「新政治経済研究会」の収支報告書をみると、2022年の1年間で66回の「会合費」が記載されており、その合計額は1923万にもなる。66回のうち、支払額が10万円以上だったのは47回だった。

 会合をおこなった場所で多いのはホテルだが、なかには「名店」と名高い店の名前も。東京・中央区明石町にある、水炊きが有名な料亭「つきじ治作」では1月と10月の2回会合があり、支払額は20万6945円、58万5548円となっている。

 ほかでは、日本橋人形町にある料亭「玄冶店 濱田家」に93万7992円、高級中華の「日比谷聘珍楼」に51万6340円などが目立つ。

 ちなみに「玄冶店 濱田家」の女将は、元フジテレビ三田友梨佳アナウンサーの母親。大正元年創業の老舗で、ミシュランガイド東京版で三ツ星店となったこともある。2021年には、菅義偉前首相の長男らによる総務省幹部接待問題の舞台となったことでも注目を集めた。ホームページをみると、夕食のコースは3万3000円~(税込・サービス料20%別)となっており、まさに高級懐石だ。

 こうした、岸田首相の「高額会食」について、SNSでは論争となっている。

《会合をなぜ高級店でする必要があるのか? 大事な話なら会議室でやりゃいいし、高級会食しなきゃ政策出ない人達なんていらん》

《日本国民の貧困化が進んでいるのに、岸田首相本人は増税を推進して後援団体も高級料亭で贅沢三昧って酷過ぎる。フランス革命寸前の王侯貴族かよ》

《増税バラマキ懐石メガネ》

 などの批判の嵐が吹き荒れるなか、作家の乙武洋匡氏は11月25日、自身の「X」に

《日本国の総理に居酒屋やファミレスで会食をしろとでも言うのでしょうか。個室があり、警備もしやすい店となれば、ある程度の金額が行く店になるでしょう》

 と投稿している。ほかにも

《総理がマックとか鳥貴族とかで会合してたら流石に日本脱出するわ》

《一国の首相が会食しないとかありえないし、会食場所を「市民感覚」に則ってそこらの居酒屋で一食5000円とかにしてたらおかしいやろ?しっかりした個室で、聞き耳たてる記者を排除しようと思ったらそら高額になるよ》

 などの意見がある。この件を「閣僚ら『高額会食』120件 岸田首相の団体、懐石料理店に90万円」の見出しで報じた毎日新聞の公式「X」の投稿には、以下のようなコミュニティノートがついている。

《総理や大臣等には警備がつくため、通常のファミリーレストランや居酒屋などでは会食は困難で、逆に警備費の方が高くつく場合があります。私的な懇親会には税金は使われておらず、逆に公費で賄われる警備費が抑えられるというメリットがあります》

 SNSではほかにも

《一国の首相ですからね…ただ『金額に見合った仕事』をしてくれれば良いんですよ》

 との意見も。確かに――。