岸田首相は「長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」と米誌タイム。
「軍事大国にならない」「専守防衛は変えない」「憲法の範囲内」ーー岸田氏がどれだけ取り繕っても、ごまかしようはない。
これを「日本の選択」にさせてはならない。

 

タイム誌に書かれていた表紙の言葉。「岸田文雄首相は数十年も保ったままの平和主義の日本を軍事大国に変えようとしている」というから、インパクトがあり過ぎた。こういう事実をハッキリと書いた日本国内のメディアが少なかったというか、いつも「サヨク」だけで片付けられているから深読みはない。

 

 

 米誌タイム(電子版)は9日、岸田文雄首相を表紙とする5月22・29日号の内容を掲載した。同誌は表紙で「日本の選択」と題し「岸田氏は数十年にわたる平和主義を放棄し、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と指摘した。

 岸田氏を特集した記事では、影響力を増す中国抑止を目指す米国の求めを受け、「世界第3位の経済大国を軍事力のある大国にしようとしている」と分析した。一方、日本の平和憲法や「核兵器のない世界」を目指す岸田氏の理念と、防衛力増強が相いれないという見方があることも紹介した。