鈴木宗男議員 ウクライナの挑発が侵攻原因に同国作家「強盗は家主が悪いと」ネット身代わり謝罪

「維新」の鈴木宗男氏が、プーチン政権のウクライナ侵略について「ウクライナ側にも責任がある」と述べた件について、同党代表の松井氏が擁護して済ませた結果、鈴木氏はロシア軍の病院攻撃を「ウクライナは400人と発表したがロシアが本気になったら被害者はこんな数では済まない」と。余りに酷い。
 
 
 日本在住のウクライナ人ジャーナリストのグレンコ・アンドリー氏が24日、ツイッターを新規投稿。日本維新の会の鈴木宗男衆院議員のインタビュー記事に対して、痛烈なツッコミを入れた。

 アンドリー氏が取り上げたのはこの日、現代ビジネスが掲載した田原総一朗氏による鈴木氏のインタビュー。その中で、鈴木氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領が21年にウクライナ東部に自爆ドローンを飛ばすという形で、ロシアを挑発しなければ、今回のような事態にはならなかったと指摘している。

 それに対して、アンドリー氏は、「強盗は、強盗犯が悪いのではなく、外壁を綺麗にして、強盗犯を挑発した家主が悪いのですね」と怒りを込めてツッコんだ。

 フォロワーからは鈴木氏の意見を批判する声が集まり、さらに「日本人として申し訳ない気持ちでいっぱい」「申し訳ありません」「日本人として恥ずかしい限り」と謝罪する声が多く上がった。
 
 

安倍晋三元首相「私たち日本はウクライナ国民とともにある」ゼレンスキー大統領演説受け支援訴え

あれ?
同じ未来を見て、共に駆けて駆けて駆け抜ける友達のウラジミールの立場は……?
 
 
自民党の安倍晋三元首相は24日、安倍派の会合冒頭でウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン国会演説(23日)について「改めて私たち日本はウクライナ国民とともにある。武力による侵略、武力による一方的な現状変更の試みは断固として許さないという決意をするとともに表明したい」と述べた。

ゼレンスキー大統領とは2019年に夫妻で来日した際に首脳会談を行い、ポロシェンコ前大統領とは5度の首脳会談を行ったとした安倍氏は「他人ごとではございません。しっかりとウクライナを支援していくことで、こうした蛮行は許さないということを示しながら新たな国際秩序を確固たるものにしていきたい」と語った。