警察ノワール小説系が好きだ
日本の小説も外国の小説も。
潔癖過ぎる警察官よりもアル中とか
薬物中毒とかの刑事が悪人すれすれで
犯人を追っていくのが好きだ
この前図書館で偶然出会った本で
ジョセフ・ノックスというイギリス人
作家の「堕落刑事」があり読んで
みると主人公エイダン・ウェイツが
押収品のドラッグをくすねて停職に
なり刑事でいる唯一の選択肢は
麻薬組織への潜入捜査という
まあよくある設定なのだが翻訳小説で
なんだか途中で読まなくなる原因に
登場人物がいろいろなあだ名や
呼び名で誰だか分からなくなって
しまい面倒くさくなることや翻訳風の
文章でスッと頭に入ってこないので
図書館で借りた本だしとそのまま
返してしまうことがある。
しかしこの人の警察ノワール小説は
一気読みだ
全部で3部作となっているが3部とも
全部いい
そして何より外国の本に良くある作者の
プロフィールや近影が本の後ろに
あるのだが作者があまりに「男前」。
この言葉の選択が良いかわからないが
すんごくハンサムでこの主人公の
エイダン・ウェイツがそのまま作者の
顔になってしまい読書中ドラマを
観ている気分にしてくれる。
好き嫌いはあるかもだが私のツボに
ぴったりとハマった
マンチェスターの街並みと暴力と
ドラッグと事件と脇役の強烈な
キャラクターと全部良かった
訳者が「検視官」や「リンカーン
・ライム」シリーズなどの池田真紀子
さんで最後までカッコいい文章だった。
ところで新潮社だけ文庫本に栞がついて
いてとても便利で良いがブラブラさせて
猫が食べてしまうので図書館の本は
用心しながら読んでいる
またたまに図書館の本に書き込みを
発見して本を丁寧に扱ってない気がして
ちょっとイヤな気持ちになる。
本が好きならそれなりの扱いをしてほしい
と思う
昨日の食事
朝:みそ汁、水分
昼:細麺うどん(おあげ、卵)
夜:まぐろ、ボイル甘えび(言い訳ではないが
甘えびの殻をむいて食べるので早食い防止
になっていいのだ。一途にまだ好き)、キウイ
酒:ワイン1本