昨日の中で少し触れたキャンサーギフト

という言葉は自分には違和感がある。

どちらかというと嫌いな言葉だ真顔

癌に罹患しサバイブした方が 自分の

人生を見つめる良い機会になったとか

今生かされている意味が分かった。

などと語っている場面を見ると

私は少し違っていて、癌に罹患し

抗がん剤やら手術等を乗り越えた今

癌になって与えられたものは1つも無く

ただただ日々、淡々と生きている。

生きる意味など考えたことはない。

もちろんステージ4で生きている限り

抗がん剤とか放射線などの治療を

しなければならない方たちにとって

生きる=苦悩の日々なのだと思う。

なのでキャンサーギフトという言葉は

使いたくない真顔

 

ただ癌以降の自分の生活様式は癌以前

と比べて違って来た事がある。

 

私の車の運転は人に言わせると「乱暴」

だったらしいニヤニヤ

それが癌以降は運転が慎重になった。

何故なら癌で大変な手術をして痛い思い

をたくさん経験してきた今、車で事故って

死にたくはないからだ。

せっかく病気を乗り越えたのに他の原因で

死にたくはない。

生活自体も規則正しくなり自分が今何を

したいかと自問する時間が多くなった。

1日1日何事もなく生きているのに

感謝している。

 

自動車事故や災害などでいきなり亡くなって

しまったら周りの人たちに「サヨナラ」

とあいさつできないし、自分の終活も

できないまま突然の死が訪れるよりも

癌の再発は怖いがそれでも余命の時間が

あるはずだ。

「サヨナラ」も言えるしさまざまなことを

整理する時間があるはず。

私にとって「キャンサーギフト」といえば

死ぬまで少し時間をもらえることなのかも

しれない。

 

日々、能天気に夜のお酒を楽しみにして

暮らしている赤ワイン白ワイン

 

昨日の食事

朝:みそ汁、水分

昼:雑穀米1杯、マグロ、味玉

夜:あじフライ2口、トマト、メロン

酒:ワイン1本

  (夜中に覚醒しグラス1杯追加)